海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』第3話【36時間】(原題:36 Hours)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター2第2話【嘘の練習】
グッドドクター2第3話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第3話【36時間】
聖ボナベントゥラ病院では、新しい試みを行っています。それが、定期的に36時間の勤務をするという変則シフトです。丸々1日半ぶっ通しで医療行為って、かなり無茶な気がしますよね。
もちろん、誰もやりたくありませんから、メレンデス(ニコラス・ゴンザレス)は「1から5の間の数字を選べ」という、一種のくじで決めています。これに対するショーン(フレディ・ハイモア)の答えは「2.5」。まあ、一応、真ん中ではありますけど・・・。
ショーン、それって”0と5の中間”じゃないのかな・・・。とにかく、ショーンにこういった遊びをさせる場合、メレンデスが言うべき言葉は”1以上5以下の整数から好きな数を選べ”でしたね。
36時間シフトになったのは、ショーンとモーガン(フィオナ・グーベルマン)。メレンデスと一緒に通常勤務するのは、クレア(アントニア・トーマス)とアレックス(ウィル・ユン・リー)になりました。
36時間チームは指導医のオードリー(クリスティーナ・チャン)が休むので、助言を求めることもできません。通常勤務が圧倒的に楽そうですよね。でも、それは手術が始まるまでの話でした・・・。
では、まず面白いシーンから行きましょう。
36時間チームは”おさまらなくなった”男性の治療をします。原因は後々、ショーンが見つけることになりますけれど、応急処置として海綿体から血液を抜き取るんですよね。男性諸氏は想像してください。冷血女が容赦なく針を刺し込み、血液を抜き取る様子を。
男は激痛で叫びをあげます。かと言って暴れると大変なことになりますから、体を押さえているショーンの手首を思いっきり握るしかありません。体を触られたことと痛みとで、叫び出すショーン。
これって、ある意味、共感ですよね。ショーンがようやく他人の痛みを理解したのかと思いきや、彼は結局、10センチもありそうな長い針を男の前で準備することになります。
真面目な方は、大体が”対等に意見を言うべきか否か”というテーマに基づいています。
以前、”もっと自己主張しろ”と言われたクレアは、36時間勤務に関してアンドリュース(ヒル・ハーパー)に意見しました。言われたとおりに自己主張したのに、結果は門前払いです。一見、モンスター上司のアンドリュースですが、彼の立場が病院のトップであることも考えてみましょう。
アンドリュースが何か決めると、病院全体が動くことになります。それゆえに、彼のところまで上がってくる意見はあらゆる面から精査されたものでなくてはなりません。クレアは個人でよく調べたと思いますが、彼女が持ってきた資料はとっくの昔に検討済みなのです。
メレンデスのチームが始めた手術はどんどん難しくなり、そのぶん時間もかかってしまいます。バタバタ動き回ることがない分、閉塞感が募っていますね。
メレンデスがクレアのアイディアに異議を唱えると、フローレス看護師(ライザ・ラピラ)がそれを”女の意見だから突っぱねた”と男女間の問題にしてしまいました。さらにメレンデスが苛々のあまり女性特有の問題に触れたせいで、一気にギスギスし始める手術室。
ここは、アンドリュースが見事に納めていますね。やはり彼は有能な上司です。
最後を締めるのは、やはりリア(ペイジ・スパーラ)でしょう。
前回は泣くまで責められ、今回は何とか関係を修復しようとメッセージを送ったり電話をしたり。最初はショーンを傷つけたことに対する後悔もあったはずです。それでも無視を続けるショーンに対して、リアの中で意見が形成されていきました。
彼女の意見は、生のまま、ぶつけられて正解です。モーガンの言うとおり、リアはショーンをペットとして扱っていたわけじゃなかったのですから。
気になる次回は
⇒ グッドドクター2第4話【愛するがゆえに…】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』の第3話【36時間】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第4話【愛するがゆえに…】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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