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ヒューマンドラマ

911 LA救命最前線シーズン2第2話のあらすじネタバレや感想とBGM【海外ドラマ】

海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2第2話【マグニチュード7.1】(原題:7.1)のあらすじネタバレや感想をご紹介します。

また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめました。

前回の話はこちら
9-1-1:LA救命最前線シーズン2第1話【プレッシャー】

911 LA救命最前線シーズン2第2話のあらすじネタバレや感想【海外ドラマ】

第2話【マグニチュード7.1】

今回のストーリーは、前半後半の2話構成です。大地震という内容なだけあって、かなり力を入れていますね。

また、前回とは違い、レスキュー自体に焦点を当てています。そのため、人間関係を描く内容は、かなり控え目です。しかし、物足りなさを全く感じません。逆に、救命ものらしさがアップしたように思いました。

911 LA救命最前線シーズン2第2話のあらすじネタバレ

大地震で半倒壊したホテルと高速道路が、今回の主なストーリーとなります。また、地震の起こる前の出来事も前半に描かれていました。そのため、被災者たちの心情も良く読み取れ、現実味を感じる内容です。

ロスに家族旅行にやってきた仲の良い幸せそうな家族

家族4人がホテルのレストランで被災し、娘キャットだけが行方不明となります。彼女の行方を心配する両親の姿が、あまりにも辛く目に焼き付きました。きっと彼女の安否は、次回のストーリーで描かれると思います。

バスケットボールの試合のため、ホテルに訪れていた高校生とコーチの団体

レストランでの食事中に地震に見舞われました。そして、チームの中のスター選手だけが、柱に足を挟まれ動けなくなります。その後、ボビーたち救命隊が、駆け付けます。

しかし、瓦礫が天井を支えているため、下手な手出しができません。そのため、この選手に2つの選択技が課されます。一つ目の方法は、足の切断です。この方法が、命を救うには一番の方法ですが、彼の選手生命は断たれます。

そして、二つ目の策は、危険承知で柱を持ち上げます。これだと、選手生命は断たれません。しかし、命の保証は出来ないのです。なぜなら、柱を動かすことで瓦礫が崩れ、天井が落ち来るかもしれません。

また、時間も掛かるため、もし余震が起きれば、同じように天井が落ちる可能性がありました。結局、この選手は2番目を選択します。どうしても、可能性にかけたいとのここでした。

また、もし足を切断し生きのこれても、後悔したくないとの想いもありました。凄い決断力だと思います。私なら、どちらを選ぶだろうと考えさせられました。

とはいえ、彼は無事に救出されます。彼には今後、手術と過酷なリハビリが待ち構えています。しかし、彼ならきっと、それを乗り越え、将来有望な選手になるような気がしました。

犬を連れた、お金持ち風の高齢の婦人

お金持ちだからなのか、歳のせいなのか、とにかく、我がままな女性です。皿の上のパンと玉子がくっ付いているため、食べれないと文句を言います。こうなれば、ほぼクレーマーですね。

そして、彼女もまた他の被災者と同じように、レストランで地震に巻き込まれます。彼女も犬も生死は不明です。しかし、犬のほうは、行方不明の少女キャットと一緒にいました。犬は体も小さいので、ひょっとすれば無事かもしれませんね。

スイートルームで打ち合わせ中の上司と部下

この上司というのが、絵に描いたようなセクハラおやじです。打ち合わせなのに彼がバスローブ姿という点で、怪しさ満点です。そして案の定、部下の女性を一緒にシャワーを浴びようと誘います。こうなるとは思っていました。

その後、この女性が怒って帰ろうとしたとき、地震が起きます。ここで重要なのは、スイートルームはホテルの上層階にあることです。そのため、ホテルが半倒壊で傾いたため、この部屋は斜めになります。つまり、そこにいた人間は、滑り落ちそうな状態なのです。

彼女のほうは、なんとか柱にしがみ付き、無事を保っています。しかし、セクハラ上司の方は窓のところで、滑り落ちてきた家具との間に挟まれます。簡単に言えば、二人とも全く身動きの取れない状態です。そして、彼らの救出には、バックとエディが向いました。

なんとか部屋に到着した彼らは、まず女性にロープを投げます。そして、そのロープを体に巻き付けるように指示しました。その後、男性を救出ししようとした時、余震が起こります。

彼にとっては、今までのツケでしょうか?運悪く窓ガラスが割れ、彼は落下し亡くなってしまいます。正直なところ、当然の報いと感じてしまいました。なぜなら、「逝って良し」と言いたくなるほど、嫌な上司だったからです。

そして、彼女の方はというと、ロープがハズレ窓へ滑り落ちます。しかし、一瞬のところで、エディが彼女の手を掴み、落下せずに済みました。とはいえ、彼女は宙ぶらりんの状態です。ここから、どう彼女を助け出すのかは、次回へと持ち越しになりました。

橋桁の崩落した高速道路

アシーナは護送中の青年と共に高速道路で被災します。彼女の車が数秒早ければ、橋桁から落下していたでしょう。本当に、危機一髪のところでの命拾いです。

その後、彼女は車の中に取り残された男性を救出しようと奮闘します。しかし、車が発火してしまいます。また、偶然そばにあったガス管も破裂し、火を消すことが出来ません。そこで、彼女は護送中の青年に近くにあるミキサー車を運転するよう指図します。

じつは、この青年は車泥棒でした。つまり、彼は鍵なしの直結でエンジンをかける方法を知っています。また、色んな車種の運転にも慣れているのです。そして、彼は見事にミキサー車を動かします。

炎上中の車に隣接させ、コンクリートを流し火を止めました。この方法には、かなり驚きました。水や消火剤の代わりがコンクリートとは、凄い発想力ですね。また、アシーナの機転の早さにも、感心させられました。

911 LA救命最前線の人間模様

救命士たちは地震前の消防署内での、和気あいあいとした雰囲気が描かれています。また、地震発生後は、チームの結束力を表現していました。

オペレーターたちについては、実習を受ける新人マディたちと、彼らを指導するベテランの姿が描かれています。彼らは現場には行かないものの、とても大変な仕事だと実感しました。

911 LA救命最前線シーズン2の登場人物

大地震という、あまり遭遇しない事故に対する、それぞれの対応が見ごたえありました。

ボビー・ナッシュ(Bobby Nash)/ピーター・クラウス-救命隊のリーダー

彼の料理をする姿が、板についてきましたね。また、料理を誉められ、嬉しそうな彼の姿も、なかなか魅力的です。もし、このような友人がいれば、毎週でもホームパーティーを開きたくなります。きっと、美味しいい料理を毎回、喜んで作ってくれるはずです。

とはいえ、彼の性格の変化によりチームの雰囲気がガラッと変わりました。チームの絆やアットホーム感がかなり高まったように感じます。彼が心を開いたことで、きっと隊員からの信頼度もアップしたのでしょう。

前シーズンとは違い、安心して見守れるようになりました。これからも楽しみです。

アシーナ・グラント(Athena Grant)/アンジェラ・バセット-警察官

どれだけ彼女が優秀な警官なのかが、とても良く分かる内容だったと思います。目の前で高速道路の橋桁が落ちたというのに、彼女は人命救助や交通整理を行いました。私なら、職務や責務を忘れ、自分の命優先の行動をする気がします。

また、彼女の人間性の良さも、改めて感じさせられました。彼女が車泥棒の青年を逮捕する際、彼は逃げることをしませんでした。自ら腕を差し出し、手錠をはめられます。

また大地震後、何度も逃走するチャンスがあったにも関わらず、彼は逃げようとしませんでした。彼女の指図通り、人命救助の手助けをします。これは、彼女が信頼されている証拠だと思いました。

とはいえ、この青年にかけた彼女の言葉は、胸にジーンと響きました。「助けてくれてありがとう。悪事を働く前に思い出して、今の悔しさと、正しい行いをした時の喜びを。」

この言葉によって、きっと彼は立ち直れるだろうと感じました。また、アシーナは彼のために、判事宛に手紙を書いてくれるそうです。彼の罪が、少しは軽くなると良いですね。

エヴァン・“バック”・バックリー(Evan “Buck” Buckley)/オリヴァー・スターク-新人消防士

チムニーに、「ここで働いていなかったら、何をしてた?」と聞かれ、バックは、「わからない、おれクビに?」と答えます。一瞬ですが、彼は真剣に焦っていました。意外なところで、真剣に受け取るところが、子供っぽく面白いですね。思わず笑ってしまいました。

これこそが、彼の憎めない部分だと思います。とはいえ、彼とエディの関係が良好で、ホッとしました。仕事上の、良いパートナーになりそうですね。

しかし、水を差すようですが、平穏すぎて物足りません。個人的には、もう少し前回のような、二人の見栄の張り合いを見たかった気がします。

ヘンリエッタ・“ヘン”・ウィルソン(Henrietta “Hen” Wilson)/アイシャ・ハインズ-救命士・消防士

半倒壊したホテルの中へ入る際、ボビーは隊員たちに、「中に入らなくてもいい、自分で決めてくれ」と言います。その時、チムニーは、「ヘンには子供がいるから」と、彼女の参加を止めようとしました。

しかし、彼女は、「人を救う職に就いた以上、全うするわ、なにがあっても」と突っぱねます。これには、彼女の救命士としての意識の強さや、使命感の大きさを強く感じますね。

しかし、本当にそれだけでしょうか?

私には、「女性ということで、特別扱いをされたくない」という、ささやかな彼女の抵抗だとも感じました。それは前回、彼女が男性優位の職場に対する不満を漏らしていたからです。

とはいえ、彼女の言葉は、他の隊員たちの士気を高める結果となりました。彼女は本当に、頼もしい存在ですね。

ホーウィー・“チムニー”・ハン(Howie “Chimney” Han)/ケネス・チョイ-救命士・消防士

ボビーの「もし、この仕事をしていなかったら?」という問いに、彼は戦闘機の操縦士と答えます。夢を感じますが、救命士と似た仕事ですね。なぜなら、軍隊というのも、国や人を守る仕事です。また、仲間意識の高い職業でもあります。

私なら、ヘンが風刺漫画家と答えたように、今とは全く違う分野を選ぶでしょう。とはいえ、チムニーは根っからの、スポーツ会系の人間なのかもしれません。どちらかと言えば、インドア風にも思えていたので、少し驚きました。人は見かけによらないものですね。

エディ・ディアス(Eddie Diaz)/ライアン・ガスマン(Ryan Guzman)-新人消防士(元衛生兵)

彼には障害を持つ息子がいると、今回わかりました。また、奥さんはいないとのことなので、父子家庭のようです。なにやら、かなり複雑な理由がありそうですね。

ここで一つ、不思議に思ったことがあります。それは、彼が救命士という危険な仕事を、なぜ選んだのか?ということです。つまり、もし彼に何かあれば、息子は一人残されることとなります。

私なら、もっと楽な仕事を選ぶような気がします。それなら、息子と過ごす時間も多く取れます。しかし、彼の今の仕事ではどうでしょう?かなり難しいのでは?と、心配になりました。

マディ・ケンドール(Maddie Kendall)/ジェニファー・ラブ・ヒューイット(Jennifer Love Hewitt)-オペレーター(バックの姉)

仕事の初日に大地震が起こるとは、ついていませんね。しかし、逆に考えると、オペレターの資質を試される良いチャンスかもしれません。

また、緊急時であるため、先輩から仕事を教わる暇はありません。いきなり実践となることで、慣れも早く、スキルも磨けると思います。

そして、彼女には元看護士という他の新人とは違うアドバンテージがあります。きっと、今までとは違うタイプのオペレーターになれるでしょうね。彼女の今後の活躍が楽しみです。

ドラマ『911 LA救命最前線』シーズン2第2話で使われている音楽(BGM)

今回は、2曲が使われていました。

Dammit(1997年) – ブリンク 182/BLINK-182

アメリカのポップ・パンク・バンドのヒット曲です。自動車泥棒の青年が、逃走するシーンで使われていました。

Under the Pressure(2014年) – ザ・ウォー・オン・ドラッグス/THE WAR ON DRUGS

アメリカのインディー・ロックの曲です。瓦礫に足を挟まれた高校生を、救出するシーンで使われていました。

911 LA救命最前線シーズン2第2話を観終わった感想

カルフォルニア州は日本と似ており、地震の多い地域です。その中でも、ロサンゼルスは断層の真上にあります。

そして、今回のストーリーの中で何度か、ノースリッジ地震という言葉を耳にされたのではないでしょうか?

この大地震は、1994年1月17日に発生しました。

この日付を見て、あれ?っと、思われたかたがいるのではないでしょうか?

1年の違いはありますが、阪神大震災と全く同じ日なのです。なにやら、不思議な因縁を感じますね。とはいえ、今回のストーリーは、緊迫感や緊張感、衝撃度など、かなりのものです。自然災害の恐ろしさを、身をもって感じました。

人災ではないだけに、誰にも文句は言えません。しかし、そんな中で、人命救助にあたるレスキュー隊は凄いですね。自らの危険も顧みません。そんな彼らには頭が下がります。

今回、オペレータの仕事内容をくわしく知ることができました。彼らは耳だけで状況判断しなければなりません。特に重要なのは、救助を求める人が、どこにいるのかです。

屋外か屋外?車内?などの、判断が必要となります。つまり、意識を失えば、居所がわからないのです。そうなると、探しようがありません。

また、通報者の声から、要請の緊急度の見極めも必要です。それによって、優先度も変わります。あと、多少の医療知識も必要となります。

今回、手にナイフの刺さった男性が、抜いてよい?と、尋ねる場面がありました。抜くのは絶対にダメですね。ナイフが血を止める役目をしているのです。そのため、抜けば血管から血が溢れ出ます。

このような知識を知っていても、いざとなれば忘れてしまいます。そのため、オペレータのアドバイスと言うものが、とても重要になるのです。

とはいえ、ベテランオペレーターの男性が、『グレイズ・アナトミー』を観てない、と言ったのには笑いました。医療ドラマは緊急時に、意外と役に立つのかも知れません。今度から、もっと真剣に観ようと思いました。

911のオペレータは、本当に重要な仕事ですね。デスクワークということもあり、楽だと思われがちですが、全くそうではありません。彼らが通報を受け、指示しなければ、救助へは向かえないのです。オペレーターの重要性を、今回、改めて感じさせられました。

ところで、ヘンは余震が起きた時、運悪く落下したように描かれています。いきなり画面から消え、本当に驚きました。彼女の生死の行方が気になります。無事であることを祈るしかありませんね。

気になる次回は
9-1-1:LA救命最前線シーズン2第3話【届かぬ叫び】

まとめ

海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』シーズン2第2話【マグニチュード7.1】のあらすじネタバレや感想をご紹介しました。

また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめてあります。

ドラちゃん
ドラちゃん
1話目のラストで地震が起きたのがわかったので、今回までが長かったです。どうして、アシーナがあそこを走っていたのかもわかって、スッキリしました。
カバ吉くん
カバ吉くん
キャットとヘンの消息が気になって仕方がないぞ。ふたりとも無事に救出させることを願っているぜ。

ひきつづき、第3話【届かぬ叫び】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

動画に関する情報は、こちらにまとめてあります。
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