海外ドラマ『コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ(Whiskey Cavalier)』第3話【ローマの災難】(原題:When in Rome)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ウイスキー・キャバリエ第2話【ハニートラップの行方】
ウイスキー・キャバリエ第3話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第3話【ローマの災難】
のっけからアクションシーンで始まる第3話。
テロリストに捕らえられているのは首相夫妻。タイムリミットは迫っており、そんな中でもボートの操縦をどうして自分に任せなかったのかと突っかかるフランキー(ローレン・コーハン)。
フランキーは乗り物の達人ですから、ウィル(スコット・フォーリー)の操縦はもどかしいのでしょう。切羽詰まった状況ですら、彼らはちょっとしたことで衝突します。
首相が捕らえられているビルに入ろうとした時に、また、問題発生。エドガー(タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ)がテロリストに捕まって、盾にされているのです。
一刻も早く首相を救出するために、フランキーはエドガーを撃って、この場をしのぐつもりです。当然、ウィルとしてはそんなことさせられません。
ウィルにとって、チームは家族。でも、フランキーにとっては、あくまで同僚以上ではないのです。任務のためならば犠牲も払いますし、そこに甘ったるい感情など入り込む隙間はありません。
監禁場所へと走る2人。無情に時を刻む腕時計。ウィルとフランキーがドアを開けたときに、すでに首相夫妻は床に倒れていたのです。残念ながら救出は失敗・・・という訓練でした。この訓練の何が恐ろしいって、絶対クリア不可能に設定してあることですよね。
とは言え、フランキーがボートを操縦し、人質のエドガーを撃っていれば間に合った可能性もあります。かなり惜しいところまで来てましたから、もしかすると、そのうち初のクリアを成し遂げるかもしれません。
このチームはにわか仕立ての割によくやってますけど、ちょこちょこ問題も出てきました。
まず、エドガーは武器を渡してもらえません。彼自身は銃が欲しくてたまらないのですけど、何の訓練も受けていない人間に武器を渡すわけにも行かないんですよ。
特にジェイ(ヴィール・ダース)が用意する銃は普通じゃない可能性がありますから、危険度も増してしまいます。仕方なく渡した銃は、拳の中に入ってしまうような小さなサイズ。
銃の小ささもさることながら、それを入れるためにわざわざしつらえたミニチュア武器ケースが笑えます。
ジェイ自身もチームでの仕事が初めてなので、今一つ溶け込むことができません。とりわけ、プロファイラーであるスーザン(アナ・オルティス)には心を開こうとしませんね。何かにつけて分析されたら堪ったものじゃないという気持ちは、何となく理解できますけど。
まだ、一体になれないチーム全員に嫌われているのが、連絡係のレイ(ジョシュ・ホプキンス)です。まったく気のない「イエーイ」とか、電話の途中で「もう切るね」と切られるシーンとか、見ていて可哀想になってきます。
ウィルの恋人を寝取ったんですから仕方ありませんけど、悲しいかな、彼を嫌うという意味ではチームが一体になっているのも事実です。
そんなチームを率いる2人のリーダーも、問題を抱えていますね。
フランキーはタフガイが好き。というより、良い子ちゃん(ボーイスカウト)とか軟弱者(レディ)が嫌いです。もちろん、ミスター・センチメンタルもヘタレも好きになれません。タフの権化みたいなCIAの女エージェントと、失恋ソングで泣き出す軟派なFBIの捜査官。
ところが、命の危険が迫った時、この立場が逆転するのです。第1話の”緊急手術”でもフランキーの方がビビってましたし、今回の”手術ゲーム”でも先にヘタレそうになったのはフランキーでした。
危険を前にして、ウィルは仲間に絶対の信頼を置き、命を預けることができます。でも、フランキーは、まだ、そういうことに慣れていないのでしょう。彼らが本当の意味でチームになるまでには、もう少し時間がかかりそうですね。
気になる次回はこちら
⇒ ウイスキー・キャバリエ第4話【Mrs. & Mr.トロウブリッジ】
まとめ
海外ドラマ『コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ』第3話【ローマの災難】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第4話【Mrs. & Mr.トロウブリッジ】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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