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サスペンス

ジャックライアン2のネタバレ感想と評価!トムクランシー原作ドラマ

ジョン・クラシンスキー主演海外ドラマ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』シーズン2のネタバレ感想と評価がまとめてあります。

シーズン1については、こちらにまとめました。
ジャックライアンのネタバレ感想と評価

ジャックライアン2のネタバレ感想と評価|トムクランシー原作のアマゾンオリジナルドラマ

ベネズエラの大統領レイエス(ジョルディ・モリャ)による数々の犯罪をジャック・ライアン(ジョン・クラシンスキー)が暴き出していくのが本シリーズの核となる物語です。

アメリカ上院議員の暗殺、政敵の弾圧、謎の物資搬入といった様々な出来事がベネズエラでは起きます。シリーズ前半の4話は、こうした事件や疑惑の発生、そして、事件解決のための伏線が散りばめられた展開となります。

後半の第5話以降は、ライアンが一連の事件の背後にある陰謀を解き明かし、すべての事件を一気に解決していく流れになります。

そのため、4話までは若干の難解さやもどかしさを感じても、5話以降はスピーディーで痛快さを感じさせる展開が多く、最終話まで一瞬も見逃すことができない構成になっていました。

海外ドラマ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』におけるジャック・ライアン像は、従来のそれより大きく変更されているように感じます。

家族と妻を愛し、優れた頭脳と行動力を兼ね備えた清廉潔白のヒーローというのがこれまでのジャック・ライアン像です。

ところが、本シリーズではバーで出会った女性ハリエット・バウマン(ノオミ・ラパス)と一夜をともにする、あるいは、度を越した個人プレーをしたためにCIAのベネズエラ支局長から強制帰国を命じられるなど、ライアンのやんちゃな部分が強調されています。

若いときのライアンを描いたシリーズであることを意識しているのかもしれません。

しかし、従来の完全無欠の清廉潔白なヒーローというライアン像は、ジャック・ライアンシリーズの大きな魅力の一つであったため、本作でのライアンの描かれ方には若干の違和感も感じてしまいます。

情報分析官と現場工作員の2つの役割を併せ持つライアンですが、本シリーズではデスクワークを中心とする情報分析官としてよりも、現場工作員としての活躍を描くことに重点が置かれています。

現場での機転の利いた行動など、熟達したスパイを思わせるライアンの冷静さが目立つのです。

本職は情報分析官でありながらも、銃撃戦もいとわずに現場に飛び込んでいくライアンに不自然さを感じないのは、こうしたスパイとしての能力の高さが十分に描かれているからだといえます。

ヴァラエティに富んだアクションがバランス良く配置されているのも本シリーズの魅力です。

暗殺者マックス(トム・ヴラシア)とライアンの対決ではベネズエラやイギリスの都市部での銃撃戦が、ベネズエラの政治犯収容所キャンプをめぐる戦いは、密林や山岳などを舞台にした戦闘が描かれます。

前者では暗殺者とライアンの息詰まる駆け引きと都市部の群衆も巻き込んだ対決の持つ緊張感が楽しめました。後者では山岳における小部隊同士の近接戦闘の迫力を堪能することができます。

これらアクションが物語の合間に盛り込まれることは、作品全体を飽きさせないことに大きく貢献しているのです。

物語はレイエス政権の倒壊と民主化勢力による政権樹立など、シリーズに盛り込まれた、あらゆる物語が、ほぼこれ以上ないくらいのハッピーエンドで終わります。

この全てがハッピーエンドという終わり方は、シリーズのお約束のスタイルではあります。何も深く考えずにこうしたエンディングを楽しめばいいと感じる一方で、もう少しひねりのある終わり方があってもいいのではないかという気にもなりました。

従来の作品とは少し異なるジャック・ライアン像を提示したのなら、本シリーズでは完全無欠の終わり方以外の何かを描いてもよかったのではないかという気もします。

まとめ

ジョン・クラシンスキー主演海外ドラマ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』シーズン2のネタバレ感想と評価をまとめました。

ドラちゃん
ドラちゃん
暗殺者マックスを演じるのトム・ヴラシアは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のジャクェン・フ=ガー役が有名だよね。
カバ吉くん
カバ吉くん
ドラマ『クロッシング・ライン』のセバスチャン・ベルガー役も良いキャラで好きだぞ。

シーズン1からシーズン2まで見放題で見られます。
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