海外ドラマ『キリング・イヴ(Killing Eve)』シーズン2第3話【私ははらぺこあおむし】(原題:The Hungry Caterpillar)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
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⇒ キリング・イヴ2第2話【キレイだね】
キリング・イヴ2第3話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第3話【私ははらぺこあおむし】
やはり、ヴィラネル(ジョディー・カマー)はバリバリに決め込んでいる姿が似合いますよね。あのメタリックなパンツを履きこなせる人は、一体どれだけいるんでしょうか。一歩、間違えばキテレツな格好になりかねないファッションすらねじ伏せる、あの強烈なキャラクターがあればこそです。
さて、シーズン2になってから、ゴーストと呼ばれる新しい殺し屋が活動を始めています。今はまだ、その正体が見えていませんけれど、やたらと目立ちたがるヴィラネルと正反対の殺し屋であることは間違いありません。
コンスタンティン(キム・ボドゥニア)を撃って姿をくらましたヴィラネルに代わり、今ではトゥエルヴのナンバーワン暗殺者。キャロリン(フィオナ・ショウ)率いるマンダレイ作戦が現在、追いかけているのもゴーストであり、イヴ(サンドラ・オー)だってそのために働いています。
でも、イヴとしてはヴィラネルを意識せざるを得ません。何と言っても、ヴィラネルが自分を追いかけていると知っていますからね。「死ぬほど愛される」は普通ならば嬉しいのですが、相手がイカレた殺し屋ならば話は別です。”死ぬほど”という言葉がこれほど真に迫っている相手は中々いないでしょう。
今回は、イヴとヴィラネルが何度もギリギリの距離まで接近します。
ヴィラネルはイヴをつけ回したり、バレないように後ろに張り付いたり、ドア越しに覗いたり。リンゴを置いたり、エレベーターの殺人が自分の仕事だと示すメッセージを鞄に仕込んだりして、イヴに自分を意識させることだって忘れません。
でも、絶対に触れたり姿を見せたりはしないのです。簡単に言ってしまえば、ストーキングを存分に楽しんでいますね。
特にドアの覗き穴からイヴを見るシーンでは、息遣いが荒くなっています。どうしても手に入れたい相手は、自分の腹にナイフを深々と突き刺した女。そして、自分を捕まえて刑務所に入れるか、どうしようもなければ殺すかもしれない女。
イヴとまた会いたいけれど、姿を見せれば二度と会えなくなるかもしれません。恋しさと緊張感がないまぜになり、ヴィラネルを興奮させているのでしょう。
こんな変質者に追われているイヴは当然、嫌がっているのかと思えば、そうでもありません。
“LOVE IN AN ELEVATOR”の口紅を証拠として提出することだってできたのですが、ずっと大事に持っているんですよね。そして、それを塗っている最中に、中に仕込まれたデザインナイフの刃に気付くのです。
すでに唇が切れているのに、イヴは怒ったり怖がったりしません。その代わりに、流れ出た血も化粧の一部だというようにうっとりと鏡を見つめています。イヴがヴィラネルを意識する理由は、本当に”追われているから”だけなのでしょうか。
イヴはヴィラネルの罠でニコ(オーウェン・マクドネル)と上手くいなかなくなり、自分の焦りが生んだミスでキャロリンやケニー(ショーン・ディレイニー)との間に溝ができてしまいました。
今、彼女が頼れる人物はどんどん減っています。このままでは、ヴィラネルだけがイヴの理解者になってしまうでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ キリング・イヴ2第4話【病める時も】
まとめ
海外ドラマ『キリング・イヴ』シーズン2第3話【私ははらぺこあおむし】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第4話【病める時も】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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