ミラ・クニス主演映画『ジュピター』【監督:ラナ・ウォシャウスキー/アンディ・ウォシャウスキー|原題:Jupiter Ascending】(2015年)の動画配信を無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
ジュピターの動画を無料視聴する安全な方法【映画】
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ジュピターの動画はパンドラなどで無料視聴できないの?【映画】
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ジュピターのネタバレ感想と評価【映画】
ロシアからアメリカに移民した主人公ジュピターが、実は全宇宙を支配する一族の女王の生まれ変わりであり、彼女自身も地球の支配権の継承者であったことにある日気付かされます。
そして、彼女は地球の支配権をめぐる王族3兄弟の間の争いに巻き込まれていくのです。
人は、日々、暮らしていくうちに、人生はこんなはずではなかったとか、自分にはもっと恵まれた人生があって当然だと心のどこかで考えることがあります。
映画『ジュピター』は、そうした人間の生まれ変わり願望を刺激しつつ、現在の生活を見直すことを人々に迫る物語であるように感じました。
ジュピター・ジョーンズ(ミラ・クニス)は、口うるさい親戚に囲まれ、ブルーカラーとして働く現在の生活を惨めで退屈なものととらえています。
それは彼女自身が移民の子で、アメリカでは社会的に底辺で暮らしているけれども、ロシアにいたころ、両親は大学教授でインテリ階級に所属していたことが大きく影響していました。
自分が生まれる前にロシアを離れてしまっているけれども、彼女の内心は、こんなはずではなかった、あるいは、自分が生きる社会に対して強い疎外意識がうずまきます。いわばリセット願望の塊のような精神状態です。
そんな彼女がある日突然、この世のものとは思えない力を持つ地球外生物から命を狙われ、逃亡生活に入ります。
その逃亡生活の中で、彼女は自分が全宇宙を支配するアブラサクス家の女王の生まれ変わりであることがわかったのです。
さらに、アブラサクス家内部で自分の身をめぐって内紛が起きていることを知ります。
逃亡を手伝う人間からは「陛下」と呼ばれるようになり、また地球を離れてアブラサクス家に連れて行かれた際には、まさに女王としての接遇を受けました。
社会の底辺で暮らしていた人間がある日を境に突然、女王として扱われ、想像を超えた豊かな文明の中での生活が提供されます。
強いリセット願望を持つジュピターにしてみれば願ったり叶ったりの状況です。
映画『ジュピター』は、このあたりに、ひょっとしたら現在の自分の姿はかりそめのものであり、どこかに別の人生が用意されているのではないかという、誰もが1度は考える変身願望のようなものが上手く刺激されます。
しかし、ジュピターは地球に帰るという選択をしたのです。
アブラサクス一族の内紛に巻き込まれ、自身の命が何度も狙われるようになりました。
さらに地球の支配権が指し示すものは、地球上の人間から若いまま命を永らえることのできる成分を抽出する権利であることを知り、そうした事業に携わることをジュピターが拒絶したことが大きな理由です。
たしかに女王という称号を与えられ、短い間ではあれ、それなりの接遇を受けました。
けれども、ジュピター自身は宇宙に出て以降、女王らしい夢のような生活を送ることは殆どなかったです。
もし、宇宙に出たときの生活が、よりシンデレラストーリー的な要素を強めていたのならば、ひょっとしたら彼女の意識も変わっていたのかもしれません。
たとえ「陛下」と呼ばれても、そのうまみが感じなければ、ウンザリしてしまうのは当然です。
結果としてアブラサクス一族の内紛をジュピターは勝ち抜き、地球に手を付けないという取引をして彼女は地球に帰ります。
彼女は以前と同じ日常に戻るのですが、そこには以前の彼女とは違う姿がありました。
仕事に積極的になり、共に暮らす親戚とも積極的に交流するようになります。
常に命を狙われるような境遇と比べれば、地球での生活は天国のような暮らしなのかもしれません。
また、自分のボディガードであったケイン(チャニング・テイタム)と恋に落ち、自由に空を飛べるようになったことも地球での生活に積極的な意味を見いだせたのかもしれないです。
人生に積極的な意味を見いだすか否かは、本人の心がけ次第であることがジュピターの物語から伝わります。
ジュピター役のミラ・クニスは、しゃべるテディベアとして話題になった映画『テッド』では主人公ジョンの恋人ロリーを演じています。思わず笑ってしまうブラックコメディ映画です。
⇒ テッドの動画情報とネタバレ感想
まとめ
ミラ・クニス主演映画『ジュピター』の動画を無料視聴できる方法をご紹介しました。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。