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ミステリー

ドクターモーガンのNY事件簿の第13話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第13話【運命の巡り合わせ】のあらすじネタバレと感想をまとめています。

ドラちゃん
ドラちゃん
いつもクールなマルティネス刑事の違う一面が見られて、良かったですね。ラストのモーガンと語り合うところはジーンときましたね。
カバ吉くん
カバ吉くん
あまり目立たないハンソン刑事(ドニー・ケシャワーズ)が活躍したぞ。あんな心遣いが出来るとは思わなかったわ。

前回はこちら
ドクターモーガンのNY事件簿の第12話【憧れのウォール街】

ドクターモーガンのNY事件簿の第13話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

第13話【運命の巡り合わせ】

ジョー・マルティネス刑事(アラナ・デ・ラ・ガーザ)の死別した夫ショーン・ムーア(アンディー・カール)は検事補でした。そんな彼が生前に担当していた事件の犯人が殺されるエピソードで物語は始まります。

マルティネス刑事の過去

マルティネス刑事の夫が担当していた事件が関係しているため、当然のことながら彼女に注目が集まりました。捜査資料に、たびたび登場する夫に動揺を隠せないマルティネス刑事や、そうした彼女に対してモーガン(ヨアン・グリフィズ)をはじめとする周囲の人間が気を遣う様子が描かれます。

犯罪捜査がメインの回ではあるけれども、どちらかというと、マルティネス刑事のキャラクターを深く掘り下げようとする意図が込められた回であるように感じました。

マルティネス刑事は、あまり自身のプライヴェートを周囲には明かさず、周囲に壁を作るタイプであることが、これまでのエピソードで分かっています。そして、モーガンも自分と同じタイプであることを理解し、彼の良き理解者であろうと心がけていたのです。

モーガンには多くのミステリアスな部分があります。けれども、あえて深くは知ろうとしない姿勢に、マルティネス刑事の同じ性格を持つ者ならではの配慮が見え隠れします。

そうした性格のマルティネス刑事にとって、夫の死という過去の傷がたびたび蒸し返されたのです。さらに、そのことが周囲の目にさらされる今回の事件は、相当なストレスになったと言えるでしょう。

尋問映像に映る生前の夫を目にした時、不覚にも彼女は涙を流してしまいます。こうした点に今回のケースで彼女が感じたストレスが表現されていました。

しかし、これまで描かれてきたマルティネス刑事の性格を考えると、捜査資料に夫が登場するだけで感傷的になるのは、やや過剰表現であるように感じます。たとえ夫の姿を見て、涙を流すほど感情が揺れ動いたとしても、それを周囲に悟られまいとするのが、これまで描かれてきたマルティネス刑事です。

夫と死別し悲嘆に暮れ、今でも喪失感から抜け出せないでいる妻を若干ステレオタイプ的に描きすぎているのかもしれません。

事件の裏に意外な人物

事件は、保険金詐欺を企む宝石商が、被害者の以前の仲間に頼み、自分の店で宝石を盗ませ、さらに犯行を被害者になすりつけようとする狙いであったことがわかります。さらに事件には、マルティネス刑事の警察学校の同僚であったダン刑事(シェイン・マクレー)が主犯格として背後で暗躍していたこともわかったのです。

終盤にはマルティネス刑事は、逮捕を逃れようとするこの刑事によって殺害されそうになるのですが、モーガンのアドヴァイスにより間一髪のところで窮地を脱します。主犯格に車内で脅され身の危険を感じながらも、臨機応変にどこまでも冷静に対処するマルティネス刑事は、これまでのマルティネス刑事とブレがありません。

そのため、今回は夫との死別により悲嘆に暮れる妻の面、そして、有能な刑事としての面の間のギャップがあることが目立ちました。

気になる次回は
ドクターモーガンのNY事件簿の第14話【血塗られたヴィーナス】

主な登場人物に関する情報は、こちらにまとめてあります。
ドクターモーガンのNY事件簿のキャストまとめ

まとめ

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第13話【運命の巡り合わせ】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、第14話【血塗られたヴィーナス】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。