海外ドラマ『TRUST/トラスト』第4話【誘拐ビジネス】のネタバレ感想とあらすじをまとめてあります。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。
前回の話はこちら
⇒ TRUST/トラスト第3話【甘い計画】
TRUST/トラスト第4話のネタバレ感想とあらすじ【海外ドラマ】
第4話【誘拐ビジネス】
“偽装のつもりで始めたのに本当の誘拐になった”がこの物語なのですが、フレッチャー(ブレンダン・フレイザー)が偽装だと報告しているので、誰も本当の誘拐だと信じません。
これは母親のゲイル(ヒラリー・スワンク)ですら同じで、彼女はいたずら電話に辟易していたのです。
おかげで、プリモのいとこが身代金要求の電話をしても、全く取り合っていませんよね。
さらに、いとこは新聞社に電話しますけど、ここでも軽くあしらわれてしまいます。
誘拐犯の一味に同情するのも変ですけど、これではキレるのも無理ありませんよ。
さて、今回の誘拐はマフィアのビジネスとして行われています。
ビジネスですから、身代金の金額が大き過ぎれば交渉は難航必死です。
逆に、小さければ機会損失と言える状態になってしまいます。
最初は資産の10分の1という話になりますけど、さすがに5億ドル用意するのは手間がかかり過ぎると思ったのでしょう。
1,000万、いや1,500万ドル……そこにちょっとだけ上乗せして、1,700万ドルを要求することにしました。
さて、これに対してポール・ゲティ1世(ドナルド・サザーランド)は何と答えたか。
600ドルです。
600万じゃなくて、600ドルですからね。
600ドルを超えた金額だと強要罪が成立するので、一応、犯人に気を使った金額だと言えるでしょう。
ここでのポイントは、イタリア式会計です。
イタリアの会計では、経費をいくら上乗せしてもいいらしいんですよ。
もしかして、身代金を経費として会社から出すつもりだったんでしょうか。
これならば”ゲティ家は払ってない”事になりますし。
そんな風にセコさを如何なく発揮しているポール・ゲティ1世ですが、今回は趣味の悪さも見せてくれますね。
庭師に犬をけしかけて笑うなど、にわかに信じがたい話です。
さぞかし庭師は落ち込んでいるのかと思ったら、ブリモア(サイラス・カーソン)が驚くほどの隠れ家を作っていたりしますので、したたかに暮らしているのでしょう。
ゲティを恨んだりしていないと言いたいところですが、彼がブリモアに見せた植物のリストは、すべて毒性のあるものでした。
水仙は、たまにニラと間違えた人が中毒を起こしていますし、夾竹桃の毒性は周辺の土壌まで汚染するほど強いそうです。
多分、ささやかなうっぷん晴らしとして毒草を育てているんだと思いますよ。
屋敷は、まだまだのんびりした雰囲気ですが、捕まっているポール・ゲティ3世(ハリス・ディキンソン)は、そうも言ってられません。
そうも言ってられないはずなのですが、持ち前の軽いノリで誘拐犯の一味と打ち解けてますね。
得意の影絵を披露し、みんなで川遊びを楽しみ、コカインまで吸うありさま。
しかし、それもプリモ(ルカ・マリネッリ)が身代金交渉の結果を聞くまででした。
手下に穴を掘らせ、自分はガソリンを取りに行くプリモ。
証拠は燃やすことにしている彼が居ない間に、通訳がポール3世に声を掛けます。
「ヒッピー、ここから出るぞ」
でも、ここで脱出に成功したら物語が終わってしまいますよね。
通訳の未来は、明るい物ではなさそうです。
気になる次回は
⇒ TRUST/トラスト第5話【淡い希望】
TRUST/トラストシーズン1第4話のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】
https://twitter.com/_Evergreen1955/status/1050734857880391681
まとめ
海外ドラマ『TRUST/トラスト』第4話【誘拐ビジネス】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
そして、記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しています。
ひきつづき、第5話【淡い希望】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
動画に関する情報は、こちらにまとめてあります。
>>海外ドラマ『TRUST/トラスト』の動画配信を視聴する方法<<