海外ドラマ『マーベル クローク&ダガー(原題:Cloak & Dagger)』第1話【ファーストコンタクト】のあらすじネタバレや感想をご紹介します。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめました。
クローク&ダガー第1話のあらすじネタバレや感想【マーベルドラマ】
第1話【ファーストコンタクト】
第一話が公開されるやいなや高評価を得て、シーズン途中でシーズン2への更新が決まった作品です。
じつは、このドラマのオリジナルはマーベルコミックです。『スペクタキュラー・スパイダーマン』に、最初は悪役として登場しました。
その後は、他のマーベル作品に、ヒーロ役として度々、登場します。
そのクロークとダガーをメインキャラとして、どのように描くのか?とても期待が持てると思いました。
クローク&ダガーの見どころ
主人公二人が、光と闇という違った力を持ちながら、対になっているという設定に魅力を感じます。
また、お互いが無くてはならない存在だということも面白そうです。
主人公タンディ(タガー)を演じるオリビア・ホルトは、人気急上昇中の若手俳優の一人です。
ディズニードラマ『やってないってば!』でも主役を演じていました。また、シンガーとしても活躍しています。
そんな彼女が、ディズニーとは違った作品で、どう演技力を発揮するのか注目です。
ドラマ内で使われている音楽も、魅力の一つです。
誰もが知っているようなヒット曲ではなく、隠れた名曲が多く使われています。
一度、聞けば、また聞きたくなるような音楽が多く、センスの良さを感じました。
クローク&ダガー第1話のあらすじネタバレ
二人の主人公が、どうやって特殊能力を得たのか?
その能力とは、何なのか?
また、その能力の関連性は?といったことを、彼らの人物像や背景を交えながら、行動を同時進行させながら描かれます。
そして、全く違う状況下だというのに、二人の行動がシンクロしているような場面もありました。
つまり、知らず知らずのうちに似た行動をしたり、同時に能力を発動しているのです。
これは、なかなか面白い表現方法だと思いました。
彼らの不思議な関連性を間接的に描いていて、想像力が掻き立てられます。
タンディの幼少期は裕福で、バレエ教室に通い幸せでした。
しかし、父親と車で帰宅中に爆発事故が起こり、車ごと水中へ落ちます。
そして、その事故で父親は亡くなり、生活環境は一変するのでした。
そのためか、成長した彼女は、美人局やスリなどをして生計を立てています。
一方で、タイロンは子供の頃に、兄が目の前で警官に撃たれ、そのまま湖に落ちます。
そして、兄を助けようと水中に入った時、偶然タンディも水中の車の中にいました。
しかし、彼らは溺れることなく、砂浜に投げだされ助かります。
その後、彼の家庭は裕福になり、名門校にも通い、一見、満ち足りた生活を送っています。
ところがある日、二人は野外パーティで偶然出会い、お互いの能力を発動させてしまうのです。
よく考えると、取り巻く環境が常に正反対な部分と、共通する部分があるように感じます。
この状況を、どれだけ上手く表現されてゆくのかが、今後の鍵となりそうです。
クローク&ダガー第1話の登場人物
謎が多い反面、魅力的なキャラクターが楽しませてくれます。
タンディ・ボウエン / ダガー(Tandy Bowen / Dagger ) – 光の能力を持つ主人公 – オリビア・ホルト(Olivia Holt)
光の能力を持つタンディですが、生活環境は逆に闇のように暗く、荒れてるという設定が面白いですね。
また、父親が勤めていた、ロクソン社の存在も気になります。
彼女とタイロンの特殊能力に、この会社が関係している可能性があるからです。
とはいっても、一番の関心は、彼らの成長や関連性でしょう。
まだ能力の詳細がハッキリしないだけに、探究心をくすぐらされます。
タイロン・ジョンソン / クローク(Tyrone Johnson / Cloak) – 闇の能力を持つ主人公 – オーブリー・ジョセフ(Aubrey Joseph)
兄の死の原因が自分自身にあるため、常に自責の念に捕われて生きてきたようです。
また、兄を殺害した警官への復讐心も強く、闇の能力を持った意味が分かる気がします。
しかし、それとは逆に、実生活を取り巻く環境は豊かです。本当にタンディとは真逆になっていますね。
対になっているというより、因縁?もしくは呪いのようなものを感じました。
メリッサ・ボウエン(Melissa Bowen) – タンディの母親 – アンドレア・ロス(Andrea Roth)
夫の死をキッカケに、アルコール依存症になったようです。
きっと立ち直れなかったのでしょう、仕方がないとも思います。
とはいえ、常に何か問題を起こすのでしょうね。
タンディからすれば、頭の痛い存在だということが、ひと目で分かりました。
しかし、娘の手の傷を心配する姿からは、まだ母親の優しさが伝わってきます。
本当は良いお母さんなんでしょう、少し安心しました。
コナーズ警部(Connors) – タイロンの兄を殺した悪徳警官 – J・D・エヴァーモア(J. D. Evermore)
タイロンの兄を殺しただけでなく、押収した麻薬の横流しまでしています。
これだけで、もう十分すぎるほど悪徳警官だとわかりますね。
とはいえ、タイロンが無意識にテレポートする先に、いつもコナーズが居るのは何故でしょう?
彼の能力発動に関係がありそうで、非常に気になる存在です。
『クローク&ダガー』のキャストに関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ クローク&ダガーのキャストを画像と動画でまとめて紹介
クローク&ダガー第1話で使われている音楽(BGM)
このドラマで使われた気になる音楽をまとめています。
Dead In the Water(2012) – ELLIE GOULDING/エリー・ゴールディング
イギリスの女性シンガーソングライターの、美しい曲です。子供の頃のタンディとタイロンが、水中で出会うシーンで使われていました。
Lush Life(2017) – LEO ISLO(feat. Dani Poppitt)
アメリカのエレクトロニック系アーティストの、格好の良い曲です。タンディがクラブに登場するシーンで使われていました。
Right Now(2017) – VINDATA/ヴィンデータ (feat. Njomza and Alex & Alex)
アメリカのエレクトロニック系デュオの、ノリの良い曲です。クラブのVIPルームで、タンディが金持ち青年と会話するシーンで使われていました。
Breakin’ the Rules(2018) – CANDACE COLES & DARIEN DORSEY
クローク&ダガーのオリジナルサウンドラックに収録されている、大人っぽい曲です。タンディが金持ち青年の部屋を訪れたシーンで使われていました。
Hellfire(2017) – BARNS COURTNEY/バーンズ・コートニー
アメリカの男性シンガーソングライターの、ノリが良く格好の良い曲です。タンディが金持ち青年の部屋で、泥棒をするシーンで使われていました。
Quiet (Stripped)(2018) – MILCK
アメリカの女性ポップシンガーの、しっとりした美しい曲です。タンディが教会の廃墟を、仮住まいとしているシーンで使われていました。
Impossible(2017) – LUCIEN PARKER/ルシアン・パーカー
アメリカのヒップホップ系アーティストの曲です。野外パーティーのシーンで使われていました。
Starlight(2016) – JAI WOLF/ジャイ・ウルフ (feat. Mr Gabriel)
バングラデシュ出身のエレクトロニック系アーティストの、気持が良く美しい曲です。エンディングシーンで使われていました。
クローク&ダガー第1話を観終わった感想
ティーンエイジャーが主役ということで、少し子供向けの内容ではないかと心配していました。
また、ディズニーアイドルが主役の一人というのも、不安を感じた理由の一つです。
しかし、想像していた超能力系とは全く違い、ヒューマン系の要素の高さに驚きました。
また、若者が陥りやすい犯罪や薬物問題、警官汚職、組織犯罪なども描かれていて感心させられます。
そのため、今までのマーベルドラマの中で、社会性と現実味を一番感じる気がしました。
じつは、少し不満がある部分があります。
それは、ストーリの進行が遅いということです。
ところが、観ていてダラダラ感はありません、逆にテンポが良いと感じます。
しかし、終わってみると、ストーリーが余り進んでいないと気づくのです。摩訶不思議ですね。
また、そこで終わるの?という状況でのエンディングはズルいです。
これをされてしまうと、次回が気になって仕方がありません。
おかげで、すっかり嵌ってしまったのです。
とはいえ、原作がコミックだと感じない、クオリティーの高い作品だと感じました。
気になる次回は
⇒ クローク&ダガー第2話【心の闇】
まとめ
マーベルドラマ『クローク&ダガー』の第1話【ファーストコンタクト】のあらすじネタバレや感想をご紹介しました。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめてあります。
気になる第2話【心の闇】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪
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