アギネス・ディーン出演の海外ドラマ『ハード・サン 滅亡の機密ファイル』第2話【混沌の幕開け】のネタバレ感想とあらすじをご紹介いたします。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をまとめました。
前回の話はこちら
⇒ ハードサン第1話【死を呼ぶファイル】
ハードサン第2話のネタバレ感想とあらすじ【アギネス・ディーン海外ドラマ】
ハード・サンの存在をもみ消そうとするMI5が、なんとも恐ろしく描かれていますね。
USBメモリーを奪い返すためなら、人殺しだって辞さないのです。
チャーリー・ヒックス(ジム・スタージェス)の妻シモーヌ(ロレイン・バロウズ)も、その標的になります。
しかしながら、エレイン・レンコ(アギネス・ディーン)がハード・サンの存在をマスコミにリークしたせいで、MI5はそっちの問題を先に処理することにしました。
結果的に、エレインがヒックス一家を救ったことになりますね。
それから4週間。
結局、記事を書いたウィル・ベネデッティ(ウクウェリ・ローチ)が否定したので、ハード・サンはねつ造だったという結論になっています。
どうして、政府と諜報機関は、ここまでして人類滅亡まで、あと5年も無いという事実を隠したがるのか。
その理由について描かれているのが今回のエピソードです。
一旦、発表したファイルの存在が否定されたというのは、陰謀論者の格好の餌になっています。
あまりにも狂信的に信じた人々の中には、「あと5年でみんな死ぬんだから、やりたいことをやっておこう」などという行動に出る者もいるのです。
今回、描かれているのは、小さな綻びともいえるでしょう。
死ぬ前に復讐を果たし、その後に必ずやってくる苦しみから家族を救っておこうというのが、クリス・チャペル(ジェイミー・サイブス)の考えです。
知る権利なんて言う言葉が、よく使われますけどクリスが凶行に走ったのは、世界の終わりを知ってしまったからに他なりません。
今のところ、ハード・サンについて信じているのは一部の人間ですが、それでも何人もの人が犠牲になりました。
では、全世界に、この情報が真実だと知れたらどうなるのでしょうか。
奪い合い、殺しあう。
既に過ぎてしまいましたけど、秩序を失ってしまった世紀末的世界ですよね。
コスモスが無くなれば、残るのはカオスのみですから。
そんな混沌を呼び起こすハード・サンとは一体、何なのでしょう。
と、ここで終末クライムサスペンスの本領が発揮されます。
ハード・サンがどういう事象なのかは全く明かされず、全く実体の見えない現象のせいで人々は勝手に混乱し、犯罪に手を染めているんですよね。
次回以降も、こんな感じで犯罪を中心に進んでいくのかもしれません。
今のところ、人類を救うために立ち上がる科学者も、混乱する人々を導く力強い指導者もいないのです。
ただただ、エンディングのカウントダウンが進んでいくだけになっています。
終末の訪れを知ってしまった人間がどんどん狂っていく姿を描くのであれば、このまま人類が滅んでしまうという結末もあるかもしれませんよ。
気になる次回は
⇒ ハードサン第3話【悪魔の論理】
ハードサン第2話のネットでの評価や反応は?【アギネス・ディーン海外ドラマ】
https://twitter.com/xkoyoux/status/1030832339356594176
まとめ
海外ドラマ『ハード・サン 滅亡の機密ファイル』第2話【混沌の幕開け】のネタバレ感想とあらすじをご紹介しました。
記事の後半では、ネットでの評価や反応をまとめてあります。
ひきつづき、第3話【悪魔の論理】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。