ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン3第8話【略奪】（原題：Cry Havoc）のあらすじとネタバレ感想をまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ シェイズオブブルー3第7話【殺意】
シェイズオブブルーシーズン3第8話あらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン3第8話【略奪】
前回、スタール(ウォーレン・コール)と通じていることが判明したケイティ(アフトン・ウィリアムソン)。
実は、思ったよりも深い仲でした。もちろん、これはスタールお得意の人心操作だとは思いますが、見た感じはすっかり恋人じゃないですか。2人の会話を聞いていると、ケイティは相当前から逃亡を助けていたみたいです。
スタールを追っているはずの捜査官がスタールを隠しているのですから、FBIだって見つけられるはずがありません。
一方、ウォズ(レイ・リオッタ)のチームは、エンリケ(ヴィクター・ターピン)を連邦政府から奪う作戦を立てています。
エンリケは麻薬カルテルとの繋がりを証明する人物ですから、彼がウォズの手に落ちたらラムジーは立場が危うくなるでしょう。もし、カルテル絡みの件を公表しないとしても、エンリケを”救出”したことによってラムジーに大きな貸しを作れます。
もし、失敗したら・・・、ウォズたちに未来はありません。
綿密に計画を立て、それぞれ配置につくチームの面々。ただし、ハーリーだけは配置につくことができません。とうとう、スタールが彼女の目の前に現れたのですから。
正確に言えば、ハーリーの後ろに現れています。「話をしよう」という一言とともに、ハーリーを護送車に押し込むスタール。2人は面と向かって話をしますが、その間は防弾ガラスが隔てています。
めり込んだ銃弾の後ろから話しかけるスタールの、なんと憎々しいことでしょう。
スタールの妨害によって、エンリケ強奪作戦は危機に陥ってしまいました。でも、どうしてスタールは単にハーリーを閉じ込めたのでしょうか。護送車で、このまま走り去れば、また監禁して楽しむこともできたのに。
シーズン3に入ってから、ハーリーは、まともな警官になりたいという願望が強くなっています。不正に関わることに疲れ切っていますし、そろそろ良心が咎めているのでしょう。そして何より、娘のクリスティーナが誇れるような親になりたいのです。
そして、ずっとハーリーを監視していたスタールは、その気持ちを知っています。
もしかすると、スタールはハーリーを助けているのかもしれません。今回の作戦は失敗したら命とりですし、成功したとしてもあちこちからの報復に怯えながら暮らさなくてはなりません。
そして、麻薬カルテルのボスの息子を逃がしたとなれば、ハーリーは、ますます良心の呵責にさいなまれるでしょう。
拉致という手段は問題ですけど、これならばハーリーは大きな不正行為に関わらなくて済みます。これ以上、ハーリーが自分を責めたり卑下したりしないためだとすれば、これはスタールなりの癒しであり、愛でもあるのです。
もちろん、スタールにかかれば愛すら歪んでしまうのですけれど。
監察官室まで絡んだことにより、ウォズとラムジーは痛み分け。やれやれと言いたいところですが、気になることが1つ残っています。
どうして、テス(ドレア・ド・マッテオ)は職場に復帰できたのでしょうか。
そうでなくとも村八分の彼女は、沈黙の掟に逆らって、ただ1人ハーリーたち仲間を助けに行きました。このせいで、制服組にはテスの居場所がないはず。とすれば、この件の裏に情報部の影がちらついて見えたとしても、不思議ではありませんね。
気になる次回はこちら
⇒ シェイズオブブルー3第9話【決別】
まとめ
ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン3第8話【略奪】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第9話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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