海外ドラマ『メジャークライムス~重大犯罪課(Major Crimes)』シーズン6第1話【聖域都市 パート1】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
また、ドラマ内の登場人物について、紹介しました。
メジャークライムスシーズン6第1話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
ファイナルシーズン第1話【聖域都市 パート1】
前作『クローザー』が始まったのは、2005年です。それから、登場人物をほぼ変えずに、2012年からスピンオフとして始まったのが『MAJOR CRIMES ~重大犯罪課 』になります。
トータル10年以上も楽しませてくれたドラマだけに、今回で打ち切りという知らせはショックでした。打ち切り理由が局の都合というだけで、モヤモヤするものを感じます。視聴率はトップクラスであっただけに、どうして?としか言いようがありません。
こうゆう気軽に楽しめるサスペンスは、数少ないので残念ですね。また、登場人物たちの個性も突飛過ぎず、身近にいそうですし、親しみ易さを感じるドラマとしては、一番だった気がします。
とはいえ、未だに存続を求めるファンも多く、本国アメリカでは署名活動も行なわれているそうです。
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メジャークライムスシーズン6第1話のあらすじネタバレ
ミッション系の高校に通う3人の男子生徒(ルーカス、ミゲル、ライアン)が、校外学習中に行方不明となります。最初は「さぼりでは?」と重犯課のメンバーも、甘く考えていました。
しかし、なかなか少年たちが見つからず、ことの深刻さが増してゆきます。また、ルーカスは1型糖尿病を抱えていました。そのため、定期的にインシュリンを打たなければ、命が危ないのです。
捜査範囲を広げる必要性を感じ、少年たちの周囲を調べると、不審な事実がドンドン判明します。まず、ルーカスの家からは大量の鎮痛剤が見つかったのです。これは彼の父親のもので、夫婦喧嘩が絶えなかったことも判りました。
そして、ミゲルの家のクローゼットの下からは、100万ドルもの現金がでてきます。隣人トラブルもあり、この隣人の娘も何やら知っている可能性も出てきました。
また、ライアンの元養父の自殺に関しても、殺人の疑いが出てきます。学校のライアンのロッカーからは、ギャングの印である腕輪も見つかる始末です。そして、彼の実父が、学校をうろついていたとの情報も得ます。
こうなってくると、単純な失踪ではないのは明白です。彼らの両親や教師の若い神父、ミゲルの隣人、ライアンの実父など、怪しい人物がドンドン浮かんできます。めぼしい人物を集め事情徴収するも、事件解明の糸口は見つかりません。
そして翌日になり、恐れていた連絡が入ります。現場へ向かったシャロンたちの見たものは、変わり果てた姿のルーカスでした。それも、学校のある教会の横で見つかったのです。
シーズン初回ということもあり、かなりエピローグ的な内容だったと思います。事件に関しては、詳しい内容や犯人像は、まだ分からないままです。
一番気になるのは、同時に描かれていたメンバーたちの体調の悪さです。特にシャロンの体調は、かなり悪そうに見えました。ロスでインフルエンザの大流行があり、メンバーたちにも感染ってしまったのでしょう。
また、アンドレアが持ってきた悪い知らせは、ラスティーに影響を与えるものでした。ストローの義母が亡くなったらしいのです。じつは、彼に関係する人物が数カ月おきに、5人も亡くなっています。
こうなってくると、単なる偶然とは思えません。ストローの影が、だんだんと現実味を帯びてきました。
メジャークライムスシーズン6第1話の登場人物
初回から、新しいキャラクターが登場しました。
シャロン・レイダー/Sharon Raydor – 重大犯罪課のリーダー – メアリー・マクドネル/Mary McDonnell
自分の体調の悪さより、行方不明の少年を優先するとは、さすがシャロンですね。彼女も子を持つ親の一人として、放ってはおけないのでしょう。気持ちは解りますが、まずは自分の体調を優先して欲しいです。
とはいえ、シャロンが時折、見せる優しげな表情には、いつも心を打たれます。特に、ラスティーと一緒の時の幸せそうな表情は、警視でなく一人の母親です。
『クローザー』での出演時とは、全く違います。これほど人情味に溢れ、優しい女性だったと、誰が想像したでしょうか。ドラマ『メジャークライムス』が成功した理由が、良く分かりますね。
ルイ・プロヴェンザ/Louie Provenza) – 古株の警部補 – G・W・ベイリー /G.W. Bailey
プロヴェンザが無許可で事件のことをTVに話した理由は、ミゲルの隣りに住む男性が協力しなかったためです。無意味な自分勝手さからの行動ではないので、納得してしまいます。プロヴェンザの偏屈さには筋が通っていて、嫌な感じがしません。
また、いぶし銀的な彼の演技とのバランスも最高ですね。プロヴェンザなしでは、このドラマは成り立たないと感じてしまいます。
ところで、フリンと彼のお笑いコンビを、長らく観ていないように思いました。久しぶりに、痛快な二人の掛け合いを観たいものですね。
アンディ・フリン/Andy Flynn – 警部補でシャロンの恋人 – トニー・デニソン/Tony Denison
前回のシーズン5は終始、フリンの体調にヤキモキさされました。一時はどうなることかと、本当に心配したほどです。今季は万全とは言えない気はしますが、かなり復調したように見えます。
しかし、病気のお陰で、彼とシャロンの絆は深まったようにも思いました。お互い意地っ張りのところがあるので、病気は良いキッカケになったのでしょう。
とはいえ、観ていてほのぼのするカップルですね。お似合いの二人なだけに、彼らの関係の今後の進展が気になります。
マイク・タオ/Michael Tao – IT系担当の警部補 – マイケル・ポール・チャン/Michael Paul Chan
演技の幅という面では、かなりの広がりを見せたキャラの一人だと思います。以前は机の上で、PCや機械を触っている姿が多く描かれていました。しかし、だんだんと現場で銃を使うなど、アクション系の演技が増えています。
とはいえ、『CSI』的な科学捜査に頼ったドラマではないだけに、マイクの存在は必要不可欠です。なんでも出来る万能タイプの捜査官として、これからも楽しみにしています。
フリオ・サンチェス/Julio Sanchez – マフィア事情に精通した捜査官 – レイモンド・クルツ/Raymond Cruz
今シーズンの初話に、フリオの姿を見れないことは、とても残念でしたね。お母さんが亡くなり、しばらく休暇を取っているそうです。
思い起こせば、彼のお母さんも何度か出演していました。印象に濃く残っている訳ではありませんが、何か寂しいですね。
ところで、フリオが後見人となったマークとの関係は、あれからどうなっているのでしょうか?
仲の良い親子として暮らしている姿を、早く見せて欲しいですね。
バズ・ワトソン/Buzz Watson – 映像担当の予備警官 – フィリップ・P・キーン/Phillip P. Keene
バズは一般企業からの派遣という形で、重犯課に在籍していました。つまり、警官ではなかったため、捜査には参加できません。そのため、犯罪現場の撮影か、映像室で画像とにらめっこする、彼の姿しか見れませんでした。
しかし、前シーズンの後半で、バズは警官の試験に受かりました。やっと彼の夢が叶ったのです。本当に良かったですね。
今回からは、現場での捜査や事情徴収も行えます。今後は、新たな彼の勇姿が見れそうで、とても楽しみです。
エイミー・サイクス/Amy Sykes) – 元軍人の捜査官 – キアラン・ジョヴァンニ/Kearran Giovanni
エイミーは、嫌な時の表情や唖然とする時など、言葉がなくとも迫力があるのです。顔で物を言うキャラとして、相変わらず存在感がありますね。
また、プロヴェンザに面と向かって反論できる、数少ない人物の一人です。ある意味、チームの引き締め役として、今シーズンの活躍を見守りたいと思います。
ウェス・ノーラン/Wes Nolan – 元潜入捜査官 – ダニエル・ディトマソ/Daniel di Tomasso
周囲は曲者だらけなので、チームに馴染めるの?と少し不安でした。しかし、意外と図太い性格だったようで、態度のデカさが目立ちます。上手く馴染んだというより、他のメンバーに似てきたのかも知れません。
前シーズンは遠慮気味だった彼も、これから本領発揮ということでしょうね。
カミラ・ペイジ/Camila Paige) – 未成年者の捜索に精通した捜査官 – ジェシカ・メラズ/Jessica Meraz
20歳の時に、飲酒運転の車に両親を殺されました。その後、残されたカミラは妹と弟たち5人を育ててきたのだそうです。そして、その時に犯人を逮捕したのが、プロヴェンザでした。
きっと彼のことなので、残された子供が心配で、時おり面倒を見ていたのでしょうね。情に厚い彼なら、当然のことでしょう。
とはいえ、なかなか行動力のある女性だと感じました。ただ、人の話を聞かず、少し先走り過ぎるところが見受けられます。まだ初回なので何とも言えませんが、チームの新しい顔として期待が持てそうです。
レオ・メイソン/Leo Mason – 副本部長 – レナード・ロバーツ/Leonard Roberts
歴代副本部長には、性格的なコミカルさや、重犯課に対しての嫌味がありました。しかし、今のところメイソン副本部長には、真面目さしか感じません。
今までとは、全く違うタイプの副本部長だと思います。そのため、どうのようにしてストーリーを盛り上げてくれるのか?が気になりました。
ラスティ・ベック/Rusty Beck – シャロンの養子でストローの犯罪の証人 – グラハム・パトリック・マーティン/Graham Patrick Martin
シャロンを気遣う彼の姿には、親子以上のものを感じます。ラスティにとって彼女は、良き理解者や恩人、母親としてでなく、語り尽くせない存在なのでしょうね。彼の成長ぶりからも、誰もが感じていると思います。
とはいえ、ラスティと恋人ガスとの関係はどうなるのでしょう?
遠距離恋愛になり、少しギクシャクしている様子が伺えるだけに心配です。
また、自分のように虐待を受けた子供を助けたい気持ちから、彼は法律を学んでいます。ラスティならきっと、良い弁護士か検事、判事になれるでしょうね。
彼の夢がどこまで叶うのか?目が離せないですね。
アンドレア・ホッブス/Andrea Hobbs – 検事 – ケーテ・メイザー/Kathe Mazur
誰からも慕われている判事として、好感度はかなり高いのではないでしょうか?
アンドレアが担当の時は、誰も嫌な顔を見せません。重犯課のメンバーからの信頼度は、一番だと思います。
また、彼女のコミカルさも、味があって良いですね。今シーズンも重犯課と共に、どう事件を解決するのか楽しみにしています。
フィリップ・ストロー/Phillip Stroh – 逃走中の連続殺人犯 – ビリー・バーク/Billy Burke
これほど長期に渡り語られ、登場する犯人役は、他にいないのではないでしょうか?
ストローの『クローザー』での初登場は、調べてみると2009年でした。つまり、10年近くも重犯課を悩ませる宿敵なのです。彼は一度は刑務所に収監されたものの脱走し、今は逃亡中となっています。
前シーズンの後半から、時折、「帰ってきているかも?」と、名前だけは出ていましたね。どうも今回は、それが現実となるようです。頭が良い犯人だけに、ストローとの対決は期待できると思います。
また、個人的に好きな俳優さんの一人なので、彼の再登場が楽しみでなりません。
メジャークライムスシーズン6第1話を観終わった感想
前回のシーズン5後半から、重犯課に参加したウェスが、シーズン6よりレギュラーとして出演します。また、新しい女性捜査官として、カミラもレギュラー入りしました。
考えてみると、『クローザー』から、チームに美男美女という花形のいない、珍しいドラマです。そして、チームのメンバーも今までで一番多くなりました。
今回の若返りと花型の登場で、重犯課がどう変わるのでしょう?
今シーズンで打ち切りということもあり、最終回まで目が離せませんね。
今回のサブタイトルにある、『聖域都市』というストーリーは、5部構成の長編になります。本来は1話完結のドラマなだけに、制作陣の意気込みを感じますね。ラストシーズンということで、きっと手が込んでいるのでしょう。
これは、完全な予想ですが、今まで以上にサブストーリーにも力を入れてくる気がします。シャロンとフリン、フリオ親子、プロベンザ夫妻、ラスティーとガスなど・・・あれからどうなってるか?気になるストーリーはまだまだ残ったままです。
つまり、各登場人物の背景を中途半端にせず、完璧に描き終えたいのでしょう。実際、今回のストーリーでは、メインキャラの現状説明が、いつもより丁寧だった気がしました。
また、インフルエンザの大流行で、体調が悪い人物が多いのも気にかかります。特に、シャロンの体調を気遣う、フリンやラスティーの表情が、数多くクローズアップされていました。
じつは、このあと彼女がどうなるかを知っているだけに、気になって仕方がなかったのかもしれません。とはいえ、これ以上のネタバレはしないでおきますね。
とにかく、このファイナルシーズンを思い残すことなく、最後まで楽しみたいと思います。
気になる次回は
⇒ メジャークライムスシーズン6第2話【聖域都市 パート2】
まとめ
海外ドラマ『メジャークライムス~重大犯罪課(Major Crimes)』シーズン6第1話【聖域都市 パート1】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
また、ドラマ内の登場人物についても紹介しています。
ひきつづき、第2話【聖域都市 パート2】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
今なら、シーズン1からシーズン5まで見放題で、一気見できますよ。
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