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サスペンス

カウンターパート2第9話のあらすじネタバレ!ハワードの決着【ドラマ】

J・K・シモンズ主演海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第9話【分身との対峙】(原題:You to You)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

前回はこちら
カウンターパート2第8話【荒波の方へ】

カウンターパート2第9話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

シーズン2第9話【分身との対峙】

「愛はごまかせない」

これは、イアン(ニコラス・ピノック)が表ハワード(J・K・シモンズ)に対して言ったセリフです。彼がハワードの入れ替わりに気付いたのは、表ハワードが尋問中にエミリー(オリヴィア・ウィリアムズ)をかばうような雰囲気を見せたから。

イアンもエミリーを愛しているからこそ、ハワードの愛を見て取ることができたのでしょう。裏を返せば、裏ハワードが、どれほどのクズだと思われていたのかが分かるセリフです。

今回は、様々な愛が描かれていますね。

まずは、ボールドウィン(サラ・セラヨッコ)です。彼女の場合、アルファ世界にまったく居場所がありません。葬式も済ませた死人ですから、ベルリンではまともに表を歩くこともできないでしょう。

それでもボールドウィンが、この街を離れないのはグレタがいるからなのです。彼女への愛が叶うことはないかもしれませんけれど、影でこっそり見守るだけでも良いのです。

次は、ピーター(ハリー・ロイド)を挙げるべきでしょう。

クレア(ナザニン・ボニアディ)が自分の娘に男風の名前を付けようとした時は、相当、揉めたはずです。頑として譲らないクレアに押し切られ、”マタニティーハイでキラキラネームを付けられた”と頭を抱えたかもしれませんね。

そんな風につけたであろう名前が、インディゴのメンバーであり幼馴染でもある男の名前だと知った時、ピーターは目を見開いて動きが止まっています。

どちらかと言えば、ボンクラキャラクターにされてしまった彼ですが、自分の娘の名前がどうしてスペンサーなのか気付かないほどバカではありません。それでも、ピーターはクレアを愛するのです。

以前、彼女を嘘ごと愛すと決めましたから。情けない部分もありますけど、クレアへの愛という点では男っぷりを見せつけてくれますね。

最後は、エミリーとハワードです。

実は、表のエミリーも裏のエミリーも表ハワードに惹かれています。

前回、表エミリーが裏ハワードを拒絶したのも、表ハワードへの愛があるからですよね。自分は好き放題に浮気しておきながら随分と勝手ですけど、そんな自分を愛してくれるからこそ、表ハワードが彼女の帰るべき場所になっているのです。

裏エミリーは、表ハワードの優しさに触れるうちに愛し始めてしまったのでしょう。2人が別れのキスをするシーンを見てください。

最初は熱いキスへと発展しそうな勢いなのですが、2人とも思いとどまっていますよね。どちらも本来、いるべき世界があり、越えてはならない一線があるのです。それをお互い知っているからこそ生まれた、熱くて切ないキスシーン。

一度、振り返ったハワードに、裏エミリーは無言で背を向けます。愛してしまったが故に、決して叶えてはいけない愛の姿がここにあります。

さて、世界が再び切り離されそうになった今、最も大きな問題は、アルファ世界に2人のハワードが存在することです。2人が何らかの形で決着をつけるのか、それとも共存の道を見つけるのか。

はたまた、裏ハワードがおとなしくプライムに帰ってしまうのか。グランドフィナーレは、やはり主人公がビシッと物語を締めて欲しいですね。

気になる次回はこちら
カウンターパート2第10話(最終回)【内なる善】

まとめ

海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第9話【分身との対峙】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、シーズン2第10話(最終回)【内なる善】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。