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サスペンス

カウンターパート2第7話のあらすじネタバレ!ピーターの決意【ドラマ】

J・K・シモンズ主演海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第7話【断ち切った糸】(原題:No Strings Attached)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

前回はこちら
カウンターパート2第6話【突き動かすもの】

カウンターパート2第7話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

シーズン2第7話【断ち切った糸】

今回は、ラッキーボーイのピーター(ハリー・ロイド)と、彼の妻であり、シャドウでもあるクレア(ナザニン・ボニアディ)に注目です。

ピーターが今の地位にいられるのは、ファンチャー(リチャード・シフ)が裏で色々と手を回していたからです。愛娘の夫は、立派な地位を持っていて欲しい・・・、ただそれだけのために、ピーターを陰から支え続けてきたのです。

そもそも、ピーターは実力で戦略部副部長になれるような男ではありません。ずっと隣にいたスパイにも気づけませんでしたし、何か手に負えないことが起きると、すぐにあたふたしてしまいますよね。

彼を現在の地位に押し上げるため、ファンチャーは相当、苦労したことでしょう。

正直言って、ファンチャー自身はピーターのことが好きではなかったはず。クレアが愛し、結婚した男でなければ顔も見たくないタイプ。簡単に言えば使えない男ですからね。そうでなければ、ピーターを外交部に入れ、交渉術を叩き込み、自分の後釜として鍛え上げたことでしょう。

手を尽くし、我慢して、娘のために押し上げてやった男。そいつが実は、ずっと浮気していたと知ったら、激怒して当然です。でも、良い機会でもあります。恩知らずな無能には消えてもらい、娘には、もっとふさわしい男を探してやろうと思ったことでしょう。

ところが、クレアは父に逆らい始めます。もうスキーに連れて行ってもらったころの自分じゃないし、ピンクや小説が好きだった自分でもない。だから、私のことには口を出さないで欲しいと言ったのです。

思わぬ抵抗を受けたファンチャーは、ピーターを車に乗せて愚痴ります。昔はあんな子じゃなかった・・・、もっと言うことを聞く可愛い娘だった。「元のあの子」はもういないんだと。

このシーンのピーターは、かなり冷たい表情をしていますよね。地位も名誉も手に入れた男が、自分の娘が入れ替わったことにも気づいていないのです。真実を知っているピーターからすれば、それは滑稽でもあり、哀れにも思えます。

そして、クレアの見事な芝居に関心もしていたはず。

結局、クレアが離婚しないので、ファンチャーはまたピーターをかばい始めます。ファンチャーの操り人形でいれば地位を保ち続けられますが、ナヤ(ベティ・ガブリエル)がもう1人のシャドウに気付くのは時間の問題。

そうなれば、ファンチャーもろとも自分もクレアも終わってしまいます。

そこで、ピーターは繰り糸を切って逃げ出すことにしたのです。無謀な決断に驚くクレアですが、インディゴへの不信感も手伝ってか、結局、同行することになりました。

裏ハワード(J.K.シモンズ)は自分の秘密を守るために行動を開始しましたし、インディゴだって彼らを黙って見過ごすはずがありません。

今や、ピーターとクレアは逃亡者です。何の当てもなく逃げだしたピーターを、自分が良く知っている場所に案内するクレア。潜伏するにはもってこいですけど、シャドウなら全員、心当たりがある場所でもありますね。

浮気相手をあてがってまで情報を盗み出していたスパイが、こんな分かりやすい場所を選んだのは不思議です。彼女は息子のスペンサーを愛していますし、アルファ世界にも愛着がわいてきました。

しかし、ピーターに対して愛情があるかどうかは分かりません。しかも、子供時代から訓練された潜伏のプロであるクレアにとって、ピーターは足かせにしかならないのです。

ここに連れてこられたということは、ラッキーボーイの運もこれまでなのかもしれません。

気になる次回はこちら
カウンターパート2第8話【荒波の方へ】

まとめ

海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第7話【断ち切った糸】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、シーズン2第8話【荒波の方へ】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。