J・K・シモンズ主演海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第3話【共同戦線】(原題:Something Borrowed)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回はこちら
⇒ カウンターパート2第2話【向き合うべき真実】
カウンターパート2第3話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第3話【共同戦線】
第3話は、アルファ世界から始まります。
けばけばしいピンクの照明が点滅しているのは、夜のベルリンです。昼は閑静で美しい佇まいですが、ひとたび日が落ちれば欲望の街へと早変わり。そこには、見覚えのある女性が一人立っています。
久々にボールドウィン(サラ・セラヨッコ)が登場ですね。第1シーズンで逃げたはずなのに、どうしてベルリンにいるのでしょうか。その答えは、たぶん彼女の目線の先にいるシャルロッ・・・いえ、グレタ(リヴ・リサ・フライズ)でしょう。
そうでなくとも1人2役だらけでややこしいドラマなのに、ドイツのドラマとアメリカのドラマが、同じベルリンを舞台に同じキャストを使っているとは。
とにかくボールドウィンは、グレタが忘れられなくてベルリンにとどまったみたいなんですよ。彼女に気付いたのに、他の女性と口づけを交わすグレタ。それを黙って見つめるボールドウィン。
あまりにもグレタに集中しているせいで、後ろから忍び寄る影に気付いていません。恋心は、凄腕の殺し屋まで鈍らせてしまうのです。
一方のプライムでは、ハワード(J・K・シモンズ)がエコーに移送されることになりました。しかし、渡された免疫薬は少しおかしいですよね。発信機にしか見えません。
プライムの人間がエコーの場所を知りたがっているのか、それともシャドウのような工作員をアルファ側も送っていたのか。どちらにしても、誰かがエコーについて探っていることだけは確かです。
ブラックサイトを上回るような施設ですから、ハワードを待っている運命は過酷な拷問か、それとも、もっと酷い仕打ちなのか。しかし、ハワードの前に現れた裏クエイル(ハリー・ロイド)は、のんびりビデオを見ています。
ハワードと同じように、クエイルの運命も分かれています。裏クエイルは特に重要なポストに就くこともなく、なぜか囚われの身なのです。よく見ると、第1シーズンでハワードよりも先に昇進していたマルセル(カリム・サラー)まで囚われています。
どうやら、この施設に捕らわれているのは、アルファで交流局に勤めている人の分身が多いですね。しかも、それなりに上の部署に行った人ばかりのようです。
ヤネク(ジェイムズ・クロムウェル)の真意は未だに分かりません。けれども、エコーの中でプライムの人間を研究することにより、分身の振る舞いを予測するつもりでしょう。これならば、”エコー”という施設の名前も頷けます。
とすれば、アルファのハワードが出世していたら、研究のために裏ハワードがここに囚われたことでしょう。エミリー(オリヴィア・ウィリアムズ)は出世を阻むことによってハワードを守っていたのかもしれませんね。マルセルたちは、その身代わりになったのですから、ハワードを恨むのも当然です。
時には相手を排除して乗っ取り、時には入れ替わるアルファとプライムの人物たち。腹の探り合いは面白いのですが、その裏で大きな野望が見え始めていることも忘れてはなりません。人間同様、世界だって一方が他方を滅ぼすかもしれないのですから。
気になる次回はこちら
⇒ カウンターパート2第4話【分岐の始まり】
まとめ
海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第3話【共同戦線】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第4話【分岐の始まり】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。