海外ドラマ『ブラインドスポット4 タトゥーの女』第15話【消せない記憶】(原題:Frequently Recurring Struggle For Existence)のあらすじネタバレと感想をご紹介いたします。
前回の話はこちら
⇒ ブラインドスポット4第14話【模倣犯の罠】
ブラインドスポット4第15話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン4第15話【消せない記憶】
交通事故で炎上している車を見つけ、1台のトラックが停車します。トラックを降りて助けに行こうとする男を「禁じられているから」と止める女。
実はこのトラック、兵器を運搬しているんですよ。もちろん、交通事故は囮で積み荷を奪われてしまいます。ただし、兵器を満載したトラックから奪われた荷物は、2重に梱包されている小さなケース1つだけでした。
一方、FBIにはシェパードが遺した様々な品物が集まっています。一見、テロリズムとは関係ない品物ばかり並んでいますけど、その中には幼いレミーがロマンと遊んでいたゲームもありますね。
押収品の中にある1枚の毛布を手にした途端、何かに気付いて部屋を飛び出すジェーン(ジェイミー・アレクサンダー)。彼女を動揺させる遺品の意味、そして、トラックから奪われた荷物の正体とは・・・。
ここで、シーズン1を思い出してみましょう。
ジェーンは記憶が消えた状態でFBIに発見され、その後、自分がテロリストであり、FBIに潜入するため自分で記憶を消したと知りますよね。FBIとして生きる決意をするまでは、あくまでも迷えるテロリストだったのです。
しかも、レミーとしての記憶は断片的な物でした。どのように生きて、どのようなことをしてきたかは、ほとんど覚えていません。ですから、宗旨替えをして法の番人になっても極端に悩む必要はありませんでした。
ところが、今シーズン第9話『赤い悪魔』でジェーンはレミーの人格をすべて取り込み、1つの人格になりました。その後で体に残っていたZIPもすべて取り除き、チームに復帰しています。
夫婦仲も良くて順風満帆の生活に見えますけど、レミーの記憶も取り込んだせいで、過去に取った行動がジェーンを悩ませているのです。
レミー・ブリックスとして過ごした過去は、法を守る者として生きるジェーンが目を背けたくなるようなものばかり。何と言っても、シェパードによってテロリストとしての英才教育を受け、その教育を忠実に実行していたのですから。
過去に犯した罪の記憶はジェーンに重くのしかかり、ついに、その1つと直接に対峙することになります。それが、レミーが陥れてテロリストに仕立て上げた、キャメロン・ギブス(トム・ペルフリー)だったのです。
ジェーンって、たぶん「ここで殺されてもいい」と思ってますよね。カート(サリヴァン・ステイプルトン)に泣きつくシーンを見ても、ジェーンの悩み、そして、罪の意識の深さが描かれています。
大げさな演技を多用して来たブラインドスポットですが、今回は少し大げさくらいがちょうどいいと思います。ZIPで都合よく消えていた過去と向き合いつつ、ジェーンはこれから、どう生きていくのでしょうか。
気になる次回は
⇒ ブラインドスポット4第16話【旧友との再会】
ブラインドスポットの動画を視聴する安全な方法【海外ドラマ】
現在、ブラインドスポットシーズン4は、WOWOWで毎週、オンエア中です。
また、VOD(ビデオオンデマンド)サービスで、海外ドラマ『ブラインドスポット タトゥーの女』シーズン1の全23話、シーズン2の全22話、シーズン3の全22話を動画配信しています。
詳しい動画情報は、以下に詳しくまとめました。
まとめ
海外ドラマ『ブラインドスポット4 タトゥーの女』の第15話【消せない記憶】のあらすじとネタバレ感想をご紹介しました。
ひきつづき、シーズン4第16話【旧友との再会】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。