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サスペンス

ベイツモーテルシーズン5第6話ネタバレ感想|マリオンの運命は?【ドラマ】

海外ドラマ『ベイツモーテル 最終章』シーズン5第6話【マリオン】のネタバレ感想とあらすじがまとめてあります。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。

前回の話はこちら
ベイツモーテルシーズン5第5話【崩壊の始まり】

ベイツモーテルシーズン5第6話のネタバレ感想とあらすじ【ドラマ】

最終章第6話【マリオン】

今回は完全に裏をかかれました。そりゃあ、このタイトルであの予告を見せられたら、誰だってマリオン(リアーナ)が殺されると思うじゃないですか。

もしも、事前情報無しで、この展開に気付いた人がいたら、予知能力か何かを持っているはずです。それぐらい意外であり、映画を元にしたテレビドラマの中では屈指の名展開でしたね。

そして、そこに至るまでの過程も秀逸です。ノーマン・ベイツ(フレディ・ハイモア)がノーマ(ヴェラ・ファーミガ)の人格を宿すに至った理由、そして、ノーマンが自分を病気だと理解して、なお逆らえない母という存在。

小さな男の子、または小さな女の子と言うのは、虐待を耐えてきた子供によく見られる表現です。ノーマンの場合、父の暴力に怯える小さな男の子がおり、その身代わりが母なのです。

小さなノーマンは想像上の母を使って、ずっと恐怖に耐えていました。しかし、ノーマンには、ほんの少し救いがあるんですよね。

パインビューでの治療はそれなりの効果があったようですし、エドワーズ医師との再会がきっかけで、ノーマンは自分の状態を見直すことが出来ています。まあ、見直すのと治るのとは別問題ですけど。

再登場したノーマは、最初とても冷たい印象です。真っ暗なベイツ邸の窓に見えるノーマは、ほとんど表情がありません。

家に入れば近くに出現する母に対し、「母さんは存在しない」「母さんはここにいない」と、ノーマンなりに抵抗していますよね。とにかく今回は、この抵抗がずっと続いています。

ノーマと会話した後で振り返ると誰もいないというシーンは、遂に母の幻影から逃れる一歩手前まで来たのかと思わされました。

全部妄想だったんだというノーマンに対し、ダイニングを散らかすことで自分が現実だと主張するノーマ。ヴェラ・ファーミガのヒステリックな演技にも注目のシーンです。

残念ながら、ノーマンは母の人格に屈してしまいました。自分で散らかしたダイニングで、一人うなだれるノーマン。幼い頃から少しずつ作り上げてきたノーマ・ルイーズ・ベイツの力は、すでに本人よりも強力なものになっていたのです。

何とも虚しい結果ですが、”いかれたサイコ野郎”ばかり強調されがちなノーマン・ベイツに、見事な肉付けをしましたよね。

さて、ノーマが幻影だと認識しつつノーマと”同居”するわけですから、ノーマンは、ある程度、独り立ちしなければなりません。これまでノーマが担当していた料理や掃除等々、色々するべきことが増えました。

その中には、もちろん殺人も含まれます。幼いノーマンは、恐れやおびえと同じように怒りや憎しみもノーマに担当させていたのですから。

映画『サイコ』で有名なシャワールームでの殺人シーンは、ノーマが課した成人の儀式と言ったところでしょう。カメラアングル、背中へのトドメ、そしてシャワーカーテンのフックがブツブツ外れる様子は、見事なまでに映画を再現しています。

それにしても、これぞ正に大どんでん返しの展開。マリオンのシャワーでは「よーし、きたきたぁ!」となり、その後、肩透かしを食らい、そこから「そっちかよっ」とツッコませるんですよ。

あまりにも有名なシーンを逆手にとって、見事に視聴者を煙に巻いてくれました。映画『サイコ』を見たことのある人は、本気で楽しめたエピソードですね。

映画のシャワーシーンを確認したい方はこちら
映画『サイコ』の動画情報

気になる次回は
ベイツモーテルシーズン5第7話【一心同体】

ベイツモーテルシーズン5第6話のネットでの評価や反応は?【ドラマ】

カバ吉くん
カバ吉くん
この画像を見ただけで、いよいよ今回か・・・と予想していたところからの展開でしたから、逆を突かれたぞ。

ドラちゃん
ドラちゃん
この捻りは、良かったですよね。いろんな意見があると思いますが、GJだと思います。

まとめ

海外ドラマ『ベイツモーテル』シーズン5第6話【マリオン】のネタバレ感想とあらすじをまとめました。

記事の後半では、ネットでの評価や反応を紹介しています。

ひきつづき、シーズン5第7話【一心同体】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。