海外ドラマ『ベイツモーテル 最終章』シーズン5第4話【忍び寄る現実】のネタバレ感想とあらすじがまとめてあります。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。
前回の話はこちら
⇒ ベイツモーテルシーズン5第3話【逃亡】
ベイツモーテルシーズン5第4話のネタバレ感想とあらすじ【ドラマ】
最終章第4話【忍び寄る現実】
まず、ノーマン(フレディ・ハイモア)がマデリン(イザベル・マクナリー)の店でシャワーカーテンを買う時の会話が面白いですね。
ベイツモーテルでは、シャワーカーテンが長持ちしないんだそうです。まあ、それはそうですよね。
シャワーカーテンは防水ですから血もにじまず、さらに単なるビニールシートより頑丈なので、死体の処理にはもってこい。だから、ベイツモーテルでは何枚あっても足りないでしょう。
と言っても、ノーマン自身は人を殺している自覚が無いんですよね。彼は普段から心の中の母親と話し、時には人格を完全に乗っ取られてしまいます。
そもそも心の中の母親なんていないのですから、乗っ取られるという言い方はおかしいのかもしれませんけれど。過大なストレスがかかった時に、ノーマ(ヴェラ・ファーミガ)になって自分を守ると言うのが正しいでしょうか。
特に殺人はノーマが担当していますから、ノーマン自身は正しい道を歩んでいるつもりなのです。どうしようもない母親を自分が守っているというのがノーマンの言い分で、手のかかる息子を守っているというのがノーマの言い分になります。
二つの人格を使い分け、自分の中で話をしながら折り合いをつけていましたけれど、ノーマとノーマンはどちらも自分が相手を守っていると言いますから、衝突するのも当たり前です。
これって、やっぱりマデリンの存在も大きいんでしょうかね。ノーマは、息子がマデリンと近づくのを良く思っていないようですし。
空想の世界で幸せに暮らしてきたノーマンにとって、マデリンは彼を現実に引き寄せるだけの魅力があったはず。まあ、マデリンに母親の服を着せてイイ事してたら、母親が怒って出てくるのも無理ないと思いますけど。
大体、口喧嘩だった母と息子の関係ですが、森の中ではノーマの首を絞めて殺そうとしていますよね。と言うか、あの目の濁りからすると一旦、死んだのかもしれません。
ヴェラ・ファーミガが演ずる死体には独特の怖さがありますけど、あれはどうしてなんでしょうか。ともかく想像上の存在が死ぬわけありませんから、この後、速攻で復活するシーンにまたビックリさせられます。
でもノーマンにとっては、ここでノーマを完全に殺した方が良かったと思うんですよ。そうすれば、彼は現実世界に戻れたんですから。
地下室の死体をどうするかとか色々問題がありますけど、精神がイカレてたと正直に言えるなら多少の温情も期待できるはずですし。
「これ以上、どうやって母さんを抑えたらいいか分からないんだ」と言うセリフは、母の人格に関することなのでしょうか。それとも、殺人の衝動でしょうか。
ノーマがマデリンを殺す妄想からすると、彼女すら手にかけたくなって来たんじゃないですかね。
さて今回は、全体的に”ノーマは居ませんよ”と確認する様なシーンが多かったと思います。ラストは二人が朝食をとったテーブルですね。片方は平らげられ、片方は全く手つかず・・・。
カメラの方に向き直って恐ろしい目をするノーマンは、そのテーブルに一体、何を見ていたのでしょうか。
気になる次回は
⇒ ベイツモーテルシーズン5第5話【崩壊の始まり】
ベイツモーテルシーズン5第4話のネットでの評価や反応は?【ドラマ】
#WOWOW #BatesMotel 怖い顔で終わったぞ。 ブロンドのあの子もいつものようにやられるのかと思った。 とうとうリアーナ登場か 全員ベイツモーテルに集合して迎えるのはハッピーエンドじゃないんだよなあ どうなるんだろ
— Satoru Akimoto (@hypertetu) November 16, 2018
まとめ
海外ドラマ『ベイツモーテル』シーズン5第4話【忍び寄る現実】のネタバレ感想とあらすじをまとめました。
記事の後半では、ネットでの評価や反応を紹介しています。
ひきつづき、シーズン5第5話【崩壊の始まり】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。