ジェイソン・アイザックス主演の海外ドラマ『アウェイク~引き裂かれた現実』(2012年)のネタバレ感想をご紹介いたします。
アウェイクのネタバレ感想【ジェイソン・アイザックス海外ドラマ】
『アウェイク』は、なかなか感動的な話だったのですが、なんと第1シーズンで打ち切りになりました。
「なんか面白そうなドラマが始まったぞ!」と思ったら13エピソードで終了してしまったという、何とも消化不良ドラマ。
いまだに、続きが気になるんです。
せっかく、「これから面白くなりそうだったのにっ」というところで打ち切られてしまって、本当に本当に本当に残念でした。
熱狂的なファンの方は、「『アウェイク』の続話を作ってくれ!」という運動をFacebookやYouTubeなどのSNSで展開したのです。
しかしながら、その甲斐なく、海外ドラマ『アウェイク』は第1シーズンで終了となりました。
『アウェイク』はアメリカのドラマですが、主役を張っていたのは、映画『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのイギリス人俳優ジェイソン・アイザックスです。
感情を押し殺したと言いますか、意外にも冷静で客観的な演技は、なかなか好感度が高く、主人公の感情に流されることなく、こちらもじっくり腰を据えてドラマを観ることができたので、赤の世界だの緑の世界だのを堪能できました。
ジェイソン・アイザックスは、『ハリー・ポッター』の中で、ドラコ・マルフォイの父ルシウス・マルフォイを演じていた俳優さんです。
純血主義の高慢ちきな貴族から、タイトルを剥奪され衰弱しきった臆病者になるまでの過程を見事なまでに演じ切っていましたね。
あの時も、感情を押し殺したような独特の演技をしていましたが、『アウェイク』の端々でもジェイソン・アイザックスのそんな演技を垣間見ることが出来ます。
このドラマでは、やはりジェイソン・アイザックスの演技が素晴らしいという声が多かったです。
中には、エミー賞ものだという人までいたそうですが、本当にそうだと思います。
演技力と言えば、ジェイソン・アイザックスの息子を演じていたディラン・ミレットもなかなか素晴らしかったです。
母を失った陰のある男の子を好演していました。
演技派な2人が父子を演じていたということもあり、2人が画面に登場するシーンは感動が多かったです。
会話はもちろん、眼差しやちょっとした仕草など、心に響くものがありました。
本筋のミステリーなところも気になるところですが、父子関係が今後どのように変化していくのかというのも正直かなり気になっていたのです。
ですから、打ち切りになったというニュースを見たときは、本当にガッカリしました。
一応、第2シーズンの構想や今後の予定展開といったものは、ネタばれ程度にWikiに載っています。
ただ、そんなものを読んだところで、このドラマの持つ真の良さは全く伝わってきませんでした。
アメリカドラマは、視聴率が低ければ第1シーズン早々で打ち切りとなることも結構あります。
そのドラマを今後の楽しみにと思っている視聴者にとっては、本当にフラストレーションが溜まるのですが、致し方ありません。
『アウェイク』もそんなドラマの一つに数えられ、打ち切りとなってしまったわけですが、個人的にはとても楽しみにしていたドラマだったので、本当に残念でした。
まとめ
海外ドラマ『アウェイク』のネタバレ感想をご紹介しました。