スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)シーズン2第9話【疑惑の夫婦】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ2第8話【狙撃 Part2】
ロック・アップ2第9話のあらすじネタバレと感想【スペインドラマ】
シーズン2第9話【疑惑の夫婦】
またまた新人が登場です。ガムを噛んでカルロタ(モナ・マルティネス)に殴られたのがヘレナ(ヴェロニカ・モラル)で、大笑いしながら失禁しているのがスサナ(エレナ・セイホ)です。
随分とインパクトのある登場ですが、ファビオ(ロベルト・エンリケス)がヘレナを見て一瞬、固まっているのが気になります。彼の”何でここにいるんだよ”という表情は、凄くわかりやすいですね。
ファビオが驚くのも当然で、ヘレナは元同僚でした。カスティージョ(へスース・カステホン)に言わせれば元カノです。彼女は潜入捜査でクルス・デル・スールに来ており、その対象がスサナなのです。
スサナはここ数回チラ見せしていた誘拐事件の容疑者であり、誘拐された少女をどこに隠したのか探るため、ヘレナはスサナと同じ房に入ることになりました。
ただし、この捜査には問題が2つあります。
1つ目は、スサナは少女の居場所を話す気がなさそうなことです。支配的な夫を恐れて喋らないのかもしれませんけれど、IQ50ちょっとの割には計算高そうに見えますね。気のせいでしょうか。
2つ目は、同じ房にスレマ(ナイワ・ニムリ)がいることです。ヘレナはサライ(アルバ・フローレス)のベッドを勝手に使い、髪形の件でスレマにちょっかいをかけてますね。指輪物語の映画でもエルフは髪を両脇に垂らしていますけど、本人いわく彼女は地獄のエルフ。
しかも、このエルフは頭が良くて鼻も利くのです。ちょっとしたきっかけで潜入捜査官だと見抜いてしまうかもしれません。
さて、スレマと組んでアナベル(インマ・クエヴァス)の部下をやっつけたことにより、マカレナ(マギー・シヴァントス)は一目置かれる存在になりました。アナベルは、自分よりも弱い存在以外とは基本的に事を構えない主義ですからね。
と言っても、隙を見せれば襲い掛かってくるのは間違いありません。マカレナは、これから、さらに用心しなければならないでしょう。
一時的に協力しましたけれど、スレマとマカレナだって呉越同舟の間柄に過ぎません。クルス・デル・スール内での地位を確立し続けるには、いずれスレマと本当に仲良くなるか、抑え込むか、倒してしまう必要があります。どれを選んでも簡単なことではないのです。
実力を付けたことによって、怯えたり必要以上にツッパったりしていたマカレナは過去の存在になりました。そのせいで、バンビ(オリビア・デルカン)に過去の自分を重ねる余裕も生まれたのでしょう。
バンビを買おうとした囚人があまりにもヤバそうなので、結局、自分で買っているのが良心・・・もしくは、甘さが残っている証だと思います。
そんな中、ついにエンカルナ(マリア・サルゲイロ)がラナ(バヤ・ベラル)との取引に臨みます。遺灰を捨ててしまわずに骨壺で保管しているのを見ると、マカレナが悪党になりきれないのは遺伝かもしれませんね。
しかし、ラナの方はそこまで甘くなかったようです。周りの人間が立ち上がって目隠しをする間にヒジャブを交換したのは、逃げるためだったのでしょうか。それとも最初からこの展開を狙っていたのでしょうか。どっちにしても、カリムの立てた作戦でしょう。
やはり、カリムとは何らかの形で決着を付けなければなりません。
気になる次回はこちら
⇒ ロック・アップ2第10話【家族の時間】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン2第9話【疑惑の夫婦】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第10話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
こちらに動画に関してまとめてあります。
>>『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』の動画情報