スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)シーズン2第10話【家族の時間】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ2第9話【疑惑の夫婦】
ロック・アップ2第10話のあらすじとネタバレ感想【スペインドラマ】
シーズン2第10話【家族の時間】
森の中を疾走する黒いセダン。クラクションを鳴らしながら運転しているのはマカレナ(マギー・シヴァントス)です。どうやら、SUVを追いかけているみたいですね。「パパ!」と叫んでいるので、SUVにはレオポルド(カルロス・イポリート)が乗っているのかもしれません。
しかし、現在のマカレナは刑務所にいますよね。同室のサライは、エステファニアの件でマカレナを煽っています。辟易しつつも言い返すマカレナの顔を懐中電灯が照らし、ファビオ(ロベルト・エンリケス)が面会を告げたのです。
消灯時間を過ぎてから面会に来たのは、レオポルドとロマン(ダニエル・オーティズ)でした。母の訃報を聞き、マカレナはその場に崩れ折れてしまいます。
エンカルナの葬儀では、レオポルドが今まで、いろいろあったことを話していますね。娘がダマされて刑務所に入り、その後、殺し屋に狙われることになったと。でも、エンカルナの「屈してはならない」という言葉が、彼を突き動かすのでしょう。そんなシーンに突然、挿入される、2丁拳銃を構えたレオポルド。
長い前置きで、よからぬ雰囲気を漂わせた後、ようやく、いつものオープニングとなります。
メインへ行く前に、サライ(アルバ・フローレス)の性格に触れておきましょう。母の死に落ち込むマカレナの背中をさするシーンを見ていると、スレマ(ナイワ・ニムリ)が彼女をそばに置きたがる理由がわかりますね。
サライは良くも悪くも素直なのです。ひねくれた考えを持っている人間にとっては扱いづらい女ですが、こちらが感情を隠さなければ、気持ちよく付き合えるでしょう。
そして、クルス・デル・スールでは食中毒を発端としたささやかな反乱も起きますけれど、今回のメインはタイトル通り【家族の時間】です。
治安警備隊がカリム(ハキム・ノーリー)の襲撃を警戒する中、しめやかに行われるエンカルナの葬儀。マカレナは24時間の外出許可をもらって出席しています。監視役としてファビオが同行していますけど、できるだけ家族を一緒に過ごさせてやろうという気づかいが見て取れますね。
思い出の湖で散骨するシーンでは、レオポルドの「愛してる。じきに会おう」というセリフが素敵じゃないですか。その後、フェレイロ一家は3人水入らずでバーベキュー。たぶん、エンカルナが好きだったであろう曲をかけ、ロマンはマカレナとダンスを楽しんでいます。
実に穏やかなお別れですよね。こういう送り出し方もあるんだとしみじみ思わされる一連のシーンです。
しかし、不穏な前置きは伊達ではありません。家族の時間を邪魔しないため、監視をずっと遠くに配置したのがあだになりました。カリムの襲撃に対応しきれず、ファビオたちは、いろんなことを防げなかったのです。
レオポルドの死も、マカレナが殺人者になってしまうことも・・・。
気になる次回はこちら
⇒ ロック・アップ2第11話【それでも人生は続く】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン2第10話【家族の時間】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第11話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
こちらに動画に関してまとめてあります。
>>『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』の動画情報