スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)シーズン2第17話【大事な話】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ2第16話【絶望のカード同盟】
ロック・アップ2第17話のあらすじネタバレと感想【スペインドラマ】
シーズン2第17話【大事な話】
特別面会の後、身体検査を受けるアナベル(インマ・クエヴァス)。”囚人の財布”である下半身に何かを隠すのが常とう手段ですから、当然ながら検査もそちらに集中しています。
戻ってきたアナベルは呼び止められ、マカレナ(マギー・シヴァントス)からの呼び出しを伝えられたのでした。マカレナとしては、アナベルが権力を取り戻すのを阻止しなければなりません。
それには資金源を断ち、「麻薬王(パブロ・エスコバルと名前を出しています)にはさせない」ことが肝心です。
もちろん、アナベルだって”財布”にブツを入れるほど間抜けではないのですが、マカレナは、もう以前の彼女とは違います。
アナベルを見下ろす表情を見てください。すっかり箔が付いたじゃありませんか。そして、手荒な真似も躊躇しなくなっています。
手下に命じてアナベルの喉に漏斗を差し込ませ、胃の中身をすっかり吐き出すまで水を流し込ませていますね。悲鳴とも泣き声ともつかないアナベルの声を背中で聞き流しつつ、スレマ(ナイワ・ニムリ)と会話できるくらいです。
スレマも、マカレナがいっぱしのボスになったと認めています。一方、今やスレマ自身は模範囚。アマイアの居場所という最高のカードを持っている今、騒ぎを起こす必要もありません。
「300万はもういらない。これからは質素に生きる」とまで言っていますね。まあ、「ムカつく?」とマカレナを挑発することも忘れませんけれど。
今回は、この2人がどちらも負ける話になっています。
マカレナは、考えが甘すぎましたね。期待が大きかった分、裏切りを知った時の荒れ狂い方も半端じゃありません。懲罰房の扉越しに行われたファビオ(ロベルト・エンリケス)の告白も、実に絶妙なタイミングでした。
スレマは、司法と警察の意地に負けましたね。ギリギリの綱渡りをしながら続けてきた交渉も、カードそのものが無くなってしまったら意味がありません。テレビを見る時の呆然とした表情は、今まで見せたこよが無いものです。
でも、その後のインタビューで潔く負けを認めているのは、実にスレマらしいと思います。きっと、また最初からやり直してくれるでしょう。
呆気ない形でアマイア事件が終わり、このシーズンも残り2話となりました。
ここに来て、最近、おとなしかったサンドバル(ラミロ・ブラス)が、久々に変態っぷりと悪役っぷりを見せつけています。ミランダ(クリスティーナ・プラサス)を焚き付けていたのは、そういう流れに持っていくためでしたか。
サンドバルが最後の一手を打つ前に、ミランダ所長にもう一仕事させて欲しいですね。まだ、カレンダーの企画が生きてるみたいじゃないですか。所長自身まで出そうな勢いになっていますから、ぜひともこれだけは実現させて欲しいです。お願いしますよ、サンドバル先生。
気になる次回はこちら
⇒ ロック・アップ2第18話【自由と救出】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン2第17話【大事な話】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第18話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
こちらに動画に関してまとめてあります。
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