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SF

インタースペースのあらすじネタバレと感想|眠りの神降臨!【映画】

映画『インタースペース』(2016年)のあらすじネタバレと感想をご紹介いたします。

記事の後半では、映画のネットでの評価や反応をまとめました。

【予告動画】

インタースペースのあらすじネタバレと感想【映画】

映画『インタースペース』はオリジナルのタイトルを『SOMNUS』と言いまして、眠りの神ソムヌス、または眠りそのものを意味します。

SFっぽくするために無理やりスペースを付けたんだろうなぁなんて勘ぐってしまう邦題ですね。

まあ、オリジナルのタイトルをいきなり出されても何がなんだか分からないでしょうから、良い判断かもしれません。

さて時は1952年。

イングランドの駅で、駅員から何かの包みを受け取っている博士。

一瞬、何事かと思うでしょう?

これは本気で戸惑いました。

どれぐらい戸惑ったのかと言いますと、一旦、番組表でタイトルを確認したくらいです。

でも安心してください。駅でのシーンが終わると、時間は一気に300年跳びますから。

というわけで2252年。

人類は、火星の衛星から鉱物資源を採取できるぐらいまで発展しています。

運搬船オセロットの船長はハリー(マーカス・マクマーン)。彼はクルーのチャーリー(カラム・オースティン)、ルパート(ロフィット・ゴカニ)、ポーラ(ジェニファー・モイラン・テイラー)と共に鉱物を運搬中。

船の運航を手助けするコンピューターがメリル(メリル・グリフィス)なのですが、いきなりポーラを殺してますね。

どうもメリルは何かを探している様子です。

船の状況を把握しているはずのコンピューターですら、マスターキーのありかが分からないらしいんです。

場所が分かってもコンピューターは鍵を使うことが出来ませんけど、減圧して殺すと脅せば人間だって言うことを聞くかもしれませんから。

メリルとルパートとは、よく話をするぐらい仲が良いんですけど、その話の内容が「自分の存在について考えますか?」とか「死とは何ですか?」とか、完全にイカレた人工知能そのままです。

もちろん、マスターキーのためならルパートも殺害ですよ。

徐々に減圧しながらルパートを殺すシーンは、なかなか鬼気迫るものがあります。

この映画『インタースペース』全体に言えることなのですが、メカなどのデザインを古めかしくしてありますね。

70年代のSFっぽい感じでしょうか。潜水服みたいな宇宙服とか、やたらパイプだらけの宇宙船内。

逆に、”神々”のデザインはそういうテイストが一切ありません。

ここの差別化は良くできてると思いますよ。

オセロット号が小惑星ソムヌスに到着して(させられて)から、森の中を宇宙服で歩くというシーンが結構、斬新でした。

ただ、閉鎖的な宇宙船から一気に解放され、クルーが殺される緊張感がなくなったからか、とてつもない眠気が来ましたね。

正にこれこそ、眠りの神ソムヌスが作った映画に違いありません。

靴下に手を突っ込んで動かしているようなクリーチャーを見たときは、何か諦めというか許しというか、そんな穏やかな精神を身につけていることでしょう。

前半の緊張感は全く失われ、時間が無いので無理やり詰め込んだようなシーンが続きます。

実は、メリルの任務って本当に重要なんですよ。

そして、”神々”が人類を除去するシーンも悪くないんです。

どことなくあっけない所が、逆に恐ろしさを醸し出しています。

それなのに、何もかも中途半端に投げ出したおかげで、まったく訳の分からない終わり方になっています。

特に酷いのが冒頭のシーンで渡された包み。

あれが予言の書になっているのですけど、”300年間外れたことが無い”だけで終わるという散々な投げ出し方なんです。

映画『2001年宇宙の旅』が大好きで、ああいうニューエイジっぽさを出したかったんだろうとは思います。

途中でとてつもない眠気と書きましたけど、『2001年宇宙の旅』だって最初は催眠術とか酷評されてましたからね。

もしかすると、この映画『インタースペース』もニューエイジ志向の若者が素晴らしさに気付いて・・・いや、それは無いでしょう。

この予言は絶対に当たると、確信を持って言えますよ。

インタースペースのネットでの評価や反応は?【映画】

カバ吉くん
カバ吉くん
『2001年宇宙の旅』が好きな友人たちに紹介して、反応を見てみよう。

ドラちゃん
ドラちゃん
謎すぎて、眠くなったけどね。

まとめ

映画『インタースペース』のあらすじネタバレと感想をご紹介しました。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応がまとめてあります。