海外ドラマ『サルベーション 地球の終焉』シーズン2第9話【救済の導く先】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回までは、こちら
⇒ サルベーション2第8話【真実を見抜く目】
サルベーション2第9話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン2第9話【救済の導く先】
グレース(ジェニファー・フィニガン)が目を覚ますと、オムレツを作るダリウス(サンティアゴ・カブレラ)がいます。第1話に続いて、またグレースの夢・・・じゃないんですね。何というか、執務室の机では足りなかったのでしょう。
ソーラーセイルは3日後に打ち上げ。レールガンの準備も順調。オリジナルのTESSも復活させ、何もかも順風満帆です。
残念ながら、リアム(チャーリー・ロウ)は、そうも言ってられません。もちろん、リアムのことですから、悩みは女性関係ですよ。
「レジストのいい話に乗せられてた。騙されてたんだ。」というリアムに、ジリアン(ジャクリーン・バイアーズ)が「アリシアにでしょ」とキツい一発を浴びせています。これは言われてもしょうがないですよね。
多少のヤキモチはあるかもしれませんけど、ジリアンはリアムに対して妙に冷たい態度を取るようになりました。かと言ってネイトに鞍替えしたわけでもなく、COPEの思想に汚染されているのです。
バス・シェパード(ルーク・アーノルド)は単に受け入れさせるだけかと思いきや、持ち物を”解放”させたりして、徐々にその正体を見せ始めています。そんな中、リアムがCOPEの思想に賛同した時だけ微笑むジリアンは、相当まずい状態ですね。
前回、初登場のQ-17は、世界中の富豪17人が出資して作った組織でした。そして、その創立メンバーには、ニコラス・タンズ(ジョン・ノーブル)がいるんですよ。意外なキャラクターの再登場です。
実はシーズン1で少しジョン・ノーブルの痩せ方が気になっていたのですけど、このシーズンでは健康的な感じに見えて一安心しました。ともかく、Q-17は、まず副大統領候補を送り込んでいます。
これには、さすがにダリウスも気が付いたようで、しっかりと違う人物を選んでいますね。
しかし、マッケンジーを暗殺したのがQ-17だとは考えても、まさか、それが自分のためだったとは考えていなかったみたいです。ダリウスのためというより、ダリウスに権力を集中させるためでしょうかね。
小惑星がぶつかるという時に、どうしてQ-17が表立った動きを始めたのか?
とりあえず、人間が滅んでしまっては、お金も権力も意味がありませんから、世界を救う一番の近道としてダリウスが自由に動けるようにしたのでしょう。同時に、サルベーション号のチケットを高額で売りさばくと言うとんでもない行為にも出ています。
“上客”の席を作るため、シェルターの人間を皆殺しにしようとしていたんですね。もし、地球を捨てて移住することになっても、これならば残る人類は全てQ-17とその息のかかった人ばかりになります。
地球が救われたら救われたで、アメリカ大統領の首根っこを押さえておけば、ひとまず世界の支配権は取れたも同然です。ダリウスが意のままにならないようならば、代わりの人間にすげ変えてしまえば良いことですし。
それに、周りも押さえておけば、なお盤石です。特に大統領の上級顧問なら、次の大統領が誰であっても影響力を保てます。
しっかりゾーイについて調べているニコラスは、さすが、こういうことに関しては一枚も二枚も上手ですね。レジストがすっかり影を潜めた今、地球の支配をもくろむ組織はQ-17、ただひとつとなりました。
プロジェクトは着々と進んでいますけど、人類救済という目的とはかけ離れた部分の戦いには、そろそろ何らかの決着をつけて欲しいものです。
気になる次回は
⇒ サルベーション2第10話【檻の中の獣】
まとめ
海外ドラマ『サルベーション 地球の終焉』シーズン2の第9話【救済の導く先】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第10話【檻の中の獣】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。