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レヴェリー仮想世界の交渉人第10話(最終回)ネタバレ感想|マラの居場所は?

サラ・シャヒ主演海外ドラマ『レヴェリー 仮想世界の交渉人』シーズン1第10話(最終回)【すべての始まり】のネタバレ感想とあらすじがまとめてあります。

ドラちゃん
ドラちゃん
アレクシスの過去にあんなことがあったなんて・・・。よく立ち直れたなぁと思いますよ。
カバ吉くん
カバ吉くん
今回で最終話なのに、何、このラスト。モヤモヤ感いっぱいで、つづきが気になってしかたがないぞ。

前回はこちら
レヴェリー 仮想世界の交渉人の第9話【暴かれた真実】

レヴェリー 仮想世界の交渉人の第10話(最終回)ネタバレ感想とあらすじ【海外ドラマ】

第10話【すべての始まり】

第10話は前回の続きから始まります。レイ(クリストファー・レッドマン)がいるレヴェリーは正に虚無と言った感じです。ですが、そのおかげで、マラ(サラ・シャヒ)もレイも自分の気持ちをさらけ出しているように見えますね。

仕事もお金も失ったレイに愛想を尽かし、ジェイミーが出て行く準備をしていたこと・・・その喪失に対する恐れが、レイを凶行に走らせたのです。

妻と子供を殺したレイは当然、責められるべきですけど、ジェイミーは、もう少し夫のレイを助けようとか、支えようとかしなかったんでしょうか。よく見ると、レイはちょっと不甲斐無いだけの良い奴ですよね。

もしも、家族できちんと話し合えていれば、レイが起こした悲劇もマラが犯した罪も防げたはずだと思います。それにしても、本当に都合良く指が滑り、都合良くチャーリー(デニス・ヘイスバート)が留守電にしていたみたいですね。

アレクシス(ジェシカ・ル)とディランに関しても、過去の事実が明かされています。

オリヴァー(ジョン・フレッチャー)の「俺はディランを殺してない」は言い過ぎですけど、事故に気付けなかったアレクシスの罪悪感を刺激する効果的な手段になっていました。

アレクシスが過去を思い出している時、解像度が変化しているのは興味深い演出ですよね。実際に見ていないシーンは極端に解像度が低く、鮮明に覚えているシーンは解像度が上がっています。

色味は壊れたテレビのようですが、壊れたテレビはリサイクルに出さなければなりません。アレクシスにも、そろそろ小さなディランを振り切って前に進む時が来たのです。

前回、セキュリティキーを手に入れたオリヴァー。彼が「オニラ・テックを焼き尽くす」なんて言ってたのは、比喩じゃありませんでした。

この人は、とにかく火を使いたがるようで、アレクシスの家にも火をつけましたし、現実かどうかを確かめる手段もライターで自分の腕を炙るというもの。

過去には、その他にも火に関するトラブルがあり、今回はテルミットまで用意してるじゃないですか。テルミットは、もっと急激な反応を起こして火花(溶けた鉄)が飛び散り、その際、溶接に使えるほどの高温を発するんですけど、撮影でそこまで再現したら役者が危険ですからね。

オリヴァーが選んだ手段は褒められたものではありませんが、彼なりにレヴェリーの危険性を理解しての行動でもあるのです。

現実感喪失の症状に苦しんでいた彼は、これからレヴェリーによって引き起こされる被害を食い止めたかったんですよ。

そして、彼はこうも言っていました。

「キントはもっと酷い」と。

現実感喪失は、現実世界が幻覚に侵されていくという症状になります。しかし、ラストのマラはちょっと違っていて、レヴェリーに一部分だけが残されているみたいです。

いや、問題はもう少し大きいかもしれません。そもそも、どこからどこまでが現実だったんでしょうか。

今回は色々なことが上手く収まるのですが、アレクシスを見つけたことも、レヴェリー内でスーパーパワーを使えたことも、全部怪しくなってきました。

マラがオリヴァーのレヴェリーから出ていないとすれば、彼女はレヴェリーの中で幻覚を見ていることになるでしょう。まるで、それは”夢から覚めた”という夢の様です。

晴れやかなセレモニーに出席しているマラと、絶望の表情で扉に印をつけ続けるマラ。

どちらのマラが幻覚【レヴェリー】なのでしょうか。

主な登場人物に関する情報は、こちらにまとめてあります。
レヴェリー 仮想世界の交渉人のキャストまとめ

まとめ

サラ・シャヒ主演海外ドラマ『レヴェリー 仮想世界の交渉人』シーズン1第10話(最終回)【すべての始まり】のネタバレ感想とあらすじをまとめました。

動画の配信情報は、こちらにまとめてあります。
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