海外ドラマ『レギオン』シーズン2の第8話【過去探し】のあらすじネタバレや感想と考察を紹介します。
レギオンシーズン2の第8話あらすじネタバレや感想と考察
第8話【過去探し】
今回は、今までで一番気持ちよく観れた気がします。
ストーリーや映像、テンポの良さの3つのバランスが、とても良くまとまっていました。ひょっとしたら、視聴者の目線を、意識したのかもしれませんね。
第8話のストーリーの目玉は、ミゴ修道院の場所が分かったことです。
そこは、【ル・デゾレ】という、時間と空間が交差した不思議な場所でした。つまり、簡単に見つからないように、トリックが仕掛けられているのです。
先に修道院へたどり着くのは、デヴィッド(ダン・スティーヴンス)かファルークか?
また、彼はファルーク(ナヴィド・ネガーバン)を倒すための罠を仕掛けてもいるんです。そして、ファルークも彼の行動を予測していて、先手を打とうとします。
まるで、狐と狸の化かし合いのようで、面白い展開になってきましたね。
難解な前フリは妄想の話でした。
これは、実際に現実を見ないで、信じ込むことを言っています。つまり、別のディバイスからの情報だけを、現実だと信じること怖さです。
例えとして、スマホやPCからだけの情報に頼って、生活している人を描いていました。これは、非常に良く分かる説明だったと思います。
与えられた情報だけが、現実ではないと言いたいのでしょう。つまり、【ル・デゾレ】で修道院が、蜃気楼のように消える説明だと思いました。
独創的な映像と絶妙な演出
映像や演出も、今回は面白いものが多く、満足しています。正直なところ、あまりに完成度が高すぎて、感心するばかりです。
まず、プトノミーの存在する、コンピューター内部の描き方が良かったです。
よくある、機械をたくさん並べる、金属的な表現ではありません。何も物がない、廃工場の部屋の内部を青と黒で描いています。
そのことで、隔離され閉鎖された空間だと良く分かりました。
そして、コンクリートの壁に、手書きの数字が全面にあります。これは、生体コンピューターだと分かる、良い表現だと思いました。
つまり、手書きであることで、人間味を感じるからです。
また、プトノミーの記憶の読み取り方も、今までと少し違った表現をしていました。記憶の世界に入り込むのでなく、機械が読み込んでいるように見えます。
彼が、一部機械化されたと、良くわかる表現だと思いました。
デヴィッドをファルークが、修道院を探す場面も面白い演出でした。
画面分割を巧みに使い、なかなか探せない状況を上手く表現しています。単純に均等分割せず、分割数も色々あり、よく構成できたと感心しました。
こういう分割は簡単に見えて、非常にバランスが難しいのです。
格好良く見せる割合を見つけるまで、何度もやり直したと思います。また、画面分割するシーンと、しないシーンの間の取り方も絶妙です。
善悪の区別ができないデヴィッド
デヴィッドには、マインドコントロールの能力もあると分かりました。
そして、ファルークを倒すため、その能力を仲間に使います。彼をやっつけるためとは言え、この方法だけは取って欲しくなかったです。
なぜなら、信頼を裏切る結果となり、不信感を生む原因となります。
また、支配されるかもしれないという、恐怖を与えることにもなるからです。これでは、ファルークと全く同じになってしまいます。
ここで、シドニーの、「彼には、善悪の区別ができないのかもしれない」という言葉を思い出しました。
デヴィッドには判断能力が欠けているのです。そのため、シドニーというサポート役が必要なのだと思います。
能力を発揮したプトノミーの活躍
プトノミー(ジェレミー・ハリス)が、こんなに活躍するとは、夢にも思いませんでした。
コンピュータの一部として、組み込まれたというのがミソですね。また、総督やミゴの僧が、そこにいたこともラッキーでした。
彼の記憶を読む能力が、存分に発揮できます。
そういえば、機械の記憶も読み取れるはずでしたね。つまり、ハッキングをやり放題なわけです。
そして、ファルークの肉体の在り処を、突き止めるとは流石でした。
ただ、気になるのは、今回活躍しすぎたことです。残念ながら、もう彼の役目がない気がします。
【ディビジョン】を潰すという、使命があるのなら変わってきますが・・・。とはいえ、彼を邪険にしてきたことを、謝りたい気持ちです。
意外なシドニーの行動力
シドニー(レイチェル・ケラー)はアウトドア派だったの?と驚きました。
【ル・デゾレ】にパラシュートで降り立つ姿は格好良すぎます。
今までは、どう見てもインドア派にしか見えなかったですよね?
愛する男性のためなら、なんでも出来るということかもしれませんが・・・。
また、彼女はデヴィッドの扱いに慣れていますね。彼女の前での彼は、子供のように見えるからです。
尻にひかれていると言うほうが正しいかもしれませんが・・・。とはいえ、見ていてほのぼのできますね。
ファルークに、体の在り処のヒントを与えたのは、未来のシドニーでした。この2人は、やはり手を組んだようです。
しかし、未来のシドニーは現在とは違い、かなりの狸に見えます。ひょっとしたら、彼は手玉に取られているのかもしれません。
他のレギオン登場人物の変化
ところで、ファルークが人力車で体探しをしています。
似合っていて面白いのですが、なぜ車ではないのでしょう?
【ル・デゾレ】での、修道院のトリックに関係してるのでしょうか?
車のほうが絶対早いのに、すごく気になります。
クラーク(ハミッシュ・リンクレーター)の信頼度が、かなりアップしているように思いました。
それは、ケリー(男)と笑顔で楽しそうに歩く姿から感じたのです。また、シドニーの相談に親身に答える様子からも、良く分かります。
ご存知のように、彼は顔の火傷のせいで、表情が読み取りにくい存在です。そのため、今までは、彼の真意が分かりませんでした。
しかし、今回は彼の気持ちが、不思議に良く伝わってきます。きっと、それだけ皆と打ち解けたのだと思いました。
メラニー(ジーン・スマート)の替りとなる、新しいリーダーになるかもしれませんね。
レニー(オーブリー・プラザ)の性格が、かなり変わった気がします。
今までのような、クレイジーさや危うさがなくなりました。エイミー(ケイティ・アセルトン)と合体したことによる、副作用なのかもしれません。
破茶目茶なところが好きだったので、少し残念にも感じます。
そして、気になるのが、ファルークの影響がどうなるかです。今はデヴィッドに協力するようですが、また操られる可能性もあります。
つまり、彼女の行動ひとつで、形勢が全く変わると思います。非常に気になる存在ですね。
メラニーがファルークに操られて、デヴィッドの計画の邪魔をします。この意外な展開に、複雑な気持ちになりました。
それは、彼女の久々の登場を嬉しく思っていたからです。また、薬物中毒からも回復していないようで心配になります。
どう表現すれば良いのか分かりませんが、すごく嫌な予感がしました。彼女の生死に関わるような何かが・・・。
シーズンラストまで後2回ですね。
先の読めない展開になってきて、次回が楽しみで待ちきれません。
じつは、一番気になっっていることが別にあります。それは、シーズン継続かということです。
視聴率が前シーズンの半分らしく、心配でなりません。決定は、評論家の評価待ちなのかな?と思ったりもします。
打ち切りだけは避けてほしいですね。次シーズンで完結なら我慢できます。
とにかく、残り2話での巻き返しを期待したいと強く思いました。
まとめ
海外ドラマ『レギオン』シーズン2の第8話【過去探し】のあらすじネタバレや感想と考察を紹介しました。そして、記事の後半では、動画を無料視聴する方法をまとめましたので、見逃したかたは活用してくださいね。
気になる第9話以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪