本ページはプロモーションが含まれています。

SF

レギオンシーズン1第7話のあらすじネタバレや感想|【海外ドラマの考察】

海外ドラマ『レギオン』シーズン1第7話【動き出す時間】のあらすじネタバレや感想および考察をご紹介します

レギオンシーズン1第7話のあらすじネタバレや感想と考察

第7話【動き出す時間】

今回も難解な前振りは一切なく、シーズンラストへ向けて、駆け足でストーリーを進めているのかな?と感じました。

ほとんどの謎は解けてますし、もう難しい説明が必要でなくなったとも考えられますが・・・。

とはいえ、今までで一番と言えるほど多彩で、完成度も高い演出が盛り沢山で、最高に楽しんで観ることができました。

ストーリーと演出

今回は、2つの問題をほぼ同時に解決させなければならないという、スリリングなストーリーです。

つまり、別世界から脱出できたとしても、すぐに現実世界では時間が動き出し銃弾に打たれて死んでしまう可能性があるのです。

また、精神世界で死んでしまうと、現実でも死ぬことになりますし、頼りのデヴィッドは閉じ込められたままでした。

悪く言えば、結末を簡単に予想できてしまう単純なストーリーです。

現実を虚構と見分ける眼鏡の演出では、現実と虚構の違いを、モノクロと赤の2色でスタイリッシュに表現しています。

また同時に、迫力のあるスリリングな映像にも仕上がっており、楽しませてくれました。

そういえば、『ゼイリブ』という映画で、エイリアンと人間を見分けることのできるサングラスがありましたね。

古い映画ですが、なかなか面白かった記憶があり、また観てみたくなりました。

デヴィッドが分身と黒板に絵を描き、今までの経緯を分析するシーンがあります。

そこでは、描いた絵がアニメのように動き出すという手法が使われ楽しませてくれました。

まさかアニメを使ってくるとは予想だにしていなかったので、意表を突かれ一本取られた気分です。

デヴィッドとオリバー、そしてレニーの能力発動シーンを比べると、なかなか面白いです。

  • デヴィッドの場合は精神力を高めながら集中し、いかにも能力を発動しますよという、ありきたりな演出です。
  • オリバーは、まるで音楽を奏でるような演出で、さすが芸術家肌でオシャレだなと感じます。
  • レニーは一瞬の動作で能力を発動し、その時はモノクロの無声映画のような演出がなされます。

このように、3人の性格に合わせ、三者三様の演出が用意され楽しませてくれます。

通常、どれも似たような特殊能力の発動シーンが多い中で、ここまでこだわってくれると嬉しくなりますね。

デヴィッド・ハラー(ダン・スティーヴンス)

デヴィッドは棺のような中に閉じ込められ錯乱状態です。そんな中、彼は理性的な感情を持つ自分の分身を生み出します。

この分身の外見はデヴィッドなのですが、話し方や性格はオリバーにそっくりで笑えます。

きっと、彼の想像する理性的な人物がオリバーだということなのでしょうね。

その後、ふたりで養子に出された経緯や現状を分析してゆきます。

その結果、怪物が彼の中に隠れて居られなくなった理由が、シドニーとの出会いだと分かります。

簡単に言えば、デヴィッドが彼女を愛し自我を取り戻し始めたため、居心地が悪くなって来たということでしょうね。

そして、自身の謎の解明ができたことが力となり、彼は棺から自力で脱出することに成功します。

また、別世界を粉々に潰すと同時に、仲間と共に現実世界へ戻り、生命の危機も回避します。完全に自我を取り戻したデヴィッドの表情は、清々しく自身に満ち溢れていますね。

頭に装着した装置も王冠のように見え、こんなに格好良かったかな?と感じるほど、イイ男になっています。

本人は、この装置が気に入らず外したがっているようですが・・・。

ファルーク/シャドウ・キング

レニーの姿をしている怪物の実体は、ファルークとういう人物だとわかりました。そして、ファルークの精神体のことはシャドウ・キングと呼ばれてるのだそうです。

ファルークもシャドウ・キングも同じってことですよね?

何か特別な理由があって、名前を分けているのかもしれませんが、ややこしいので一つの呼び方にして欲しいです。

彼はデヴィッドの父親と精神世界で戦い破れます。しかし、精神体は消滅せず、赤ん坊のデヴィッドに憑りつき、弱っていた力を取り戻し、さらに強力になったようです。

今回、デヴィッドの頭に装着された装置により、封印されましたが、消滅したわけではありません。まだまだ謎が残る存在ですし、装置も不完全なようで、また復活しそうですね。

今後、どのような形で再登場し、立ちはだかって来るのか楽しみです。

オリバー・バード(ジェマイン・クレメント)

オリバーは芸術家タイプの粋でお茶目な紳士でした。

簡単に言えば変人に近いとも言えるのですが・・・。

そのことは、彼の支離滅裂な会話内容や、能力の発動シーンからも分かると思います。このようなタイプの人は意外と異性からモテたりするんですよね。

メラニーが彼を好きになった理由が分かる気がします。

また、彼とケリー〈男性〉とは良いコンビのようで、お互い好き勝手に通じ合っていないような会話をしていても、ちゃんと理解できているのです。

これは、天才系、芸術家系という違いはあれど、変人的な部分は似ているからだと思います。その後、現実世界へ戻ることができたオリバーは、仲間に朝食を振舞います。

すごい料理を作り、自慢げにサービスしているように見えたのですが、じつは目玉焼きで笑ってしまいました。

緊張をほぐしてくれる、なかなか良いキャラなので好感がもてます。

シドニー・バレット(レイチェル・ケラー)

シドニーは頭の回転が良く冷静な女性であると、改めて感じました。

ケリー〈男性〉に助けられた時、すぐに自分や仲間の状況を理解できるとは流石です。

薄々、この世界が別世界であると解かっていたとはいえ、普通なら少しは混乱すると思います。

そして、ひとりで取り残されている仲間を助けに行くなどの勇気もあります。

ただ、あまりにも強く頼もしく成長しすぎて、彼女らしさを失わないのか心配です。

ふたりのケリー

ケリー〈男性〉(ビル・アーウィン)は少し天然なところがあるのでしょうか?

オリバーと仲間を救出する相談をする際、自信たっぷりに作った装置のことを忘れていました。

その後、まずシドニーを救出し、彼女に現実を虚構を見分けることができる眼鏡を渡します。

余談ですが、まるでドラえもんのように、ポケットから眼鏡を取りだすシーンには笑ってしまいました。

とはいえ、完璧すぎる天才よりも親近感が持てて良いですね。

ケリー〈女性〉(アンバー・ミッドサンダー)はウォルターに襲われたり、ゾンビのような集団に追いかけられたりと、災難続きで錯乱状態です。

まるで少女のように怯える彼女の姿からは、じつは戦闘能力にたけていると思えないですね。

現実世界に戻った後は、ケリー〈男性〉のことに怒っているように見えます。

確かに、一番、信頼していた人物からは事情の説明はないし、助けにも来てもらえなかったとなると、拗ねてしまいますよね。

前回、心配したような結果になってしまい残念です。とにかく、元のような仲の良い関係に早く戻って欲しいですね。

メラニー・バード(ジーン・スマート)

メラニーの嬉しそうな表情からは、ボスとしての姿ではなく、ひとりの女性としての一面を感じることができました。

オリバーが彼女のことを覚えていないことは、どうでも良いのです。

とにかく、戻って来てくれただけで幸せという気持ちがにじみ出ていました。

何十年も、彼の帰りを待ち続けて来たのですから当然ですよね。二人でこのまま幸せに過ごして欲しいと心から願います。

ウォルター

ウォルターが、こんなにあっさりと殺されてしまうとはビックリしました。

不気味なキャラでしたが、敵としては優秀で良い味をだしていたと思いませんか?

とはいえ、彼の殺され方が脳裏から離れません。彼の体がドンドン圧縮されて小さくなるという、不気味で残酷なシーンだというのに、なぜかコミカルに見えてしまいます。

良く考えると、子供のころ成長が遅かったことを、殺し方に表現したのかもしれません。

登場場面は少なくとも、最後まで印象に残るキャラでしたね。

プトノミー・ウォレス(ジェレミー・ハリス)

プトノミーは誰にも助けに来てもらえませんでしたよね?

存在感が薄すぎて仲間からも忘れられている感がぬぐえません。

もうデヴィッドの記憶を探る必要もないので、彼は役立たずってことかもしれませんが・・・。

エイミー・ハラー(ケイティ・アセルトン)

エイミーの優しいお姉さんというのも良かったのですが、意地悪な看護婦さんのほうも似合ってましたよね?

彼女をもっと観ていたかったのですが、もう隠し事はないようですし、役目の終わった感が漂い残念です。

メラニーのボディーガードのような男性は、ウォルターに刺され瀕死の状態です。

意識のない車椅子の患者として描かれていたのは、そのためですね。

そして、彼の意識が一瞬戻り、レニーに殺されかけているシドニーとケリー〈女性〉を助けようとします。

名前も分からない、可哀そうな登場人物で終わらず、少しでも彼の活躍が見れて良かったです。

次回シーズンラスト(最終回)へ向けて

最後のシーンでは【サマーランド】が【ディヴィジョン3】に襲撃されます。

そこで指揮をしてのは、1話でデヴィッドに尋問をし、プールで死んだと思っていた男性でした。彼は生きていたのです。

しかも、足には障害が残り、顔には火傷の跡があり痛々しく、彼の表情からは強い憎しみも感じられます。

しかし、このまま全面対決となっても、デヴィッドだけで敵全員を倒せることは目に見えています。

きっと、何か予想も出来ないことが起こるのでしょうね。

今回はスリリングな展開でテンポも良く、気持ち良く観ることができました。

また、次のシーズンでも登場するであろう人物と、そうでない人物も分かってきましたね。

このまま、どう次のシーズンへと繋げる展開になるのか楽しみです。

まとめ

海外ドラマ『レギオン』シーズン1第7話【動き出す時間】のあらすじネタバレや感想、考察をご紹介しました。

そして、記事の後半部分では、動画を無料視聴する安全な方法がまとめてあります。

気になる第8話【第二次覚醒】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪