海外ドラマ『レギオン』シーズン1第6話【支配された夢】のあらすじネタバレや感想および考察をご紹介します。
レギオンシーズン1第6話のあらすじネタバレや感想と考察
第6話【支配された夢】
今回は、今までのストーリーを、ある程度理解していないと、完全にお手上げ状態になるような内容でした。
これほどにまで、万人受けを狙わないドラマは、いままであったでしょうか?
ここまで違った展開にすると、まるで視聴者を手玉に取り、弄んでいるかのようで、ある意味拷問?と感じてしまいます。
とはいえ、そのことが『レギオン』の魅力でもあるのでしょうね。
第6話のストーリー展開が意味するものとは?
今回のストーリーですが、第1話での病院での内容をリメイクし、そこにプラスアルファしたような展開になります。
しかし、登場人物たちの設定が、いままでと少し違っていたり、現実ではありえない場面もあったりします。
そのことから、デヴィッドの記憶をもとに造られたアストラル世界の中に、登場人物たちが捕らわれているのだと解るはずです。
この世界での彼らの性格は、もし能力者ではなかったと仮定した場合や、深層心理を描いているように思えます。
そう考えると、現実世界での彼らの本質が、どうゆうものなのかが分かってくると思います。
デヴィッド・ハラー(ダン・スティーヴンス)
デヴィッドって、こんなに親しみやすい好青年だったの?と思えるほど、温和で落ち着いた雰囲気になっています。
もし、彼に能力がなく、怪物に憑りつかれていなかったら、これほどにまで違った性格になっていたのでしょうね。
そう考えると、怪物によって翻弄された、彼の人生に対する同情心が高まりました。また、この世界の彼からも、シドニーに対する愛情の深さを感じることができました。
しかし、その愛情がレニーを怒らせることになり、棺のような箱の中に閉じ込められてしまいます。これは、彼の精神が、完全に乗っ取られたことを意味するのではないかと思います。
シドニー・“シド”・バレット(レイチェル・ケラー)
シドニーだけが、この世界が現実ではないのでは?と違和感を感じています。
これは、怪物が完全に彼女を支配できていないからだと思います。
そして、彼女には他の人には見えない扉が見えたり、現実世界のフラッシュバックが現れることもあります。
つまり、彼女のみ正常であることが、逆にこの世界では異常であるかのように描かれています。
では、なぜ怪物は彼女の精神を、完全に支配することができないのでしょう?
以前、デヴィッドと入れ替わったことが関係しているのでは?と考えてはみたのですが、正直なところ全く分かりません。
これ以上深く考えず、シドニーが今後の鍵とであろうと期待するだけにしておきます。
レニー・“コーンフレーク”・バスカー(オーブリー・プラザ)
レニーのセラピストとしての、的確な分析力と助言には感心してしましいました。
もし、こんなに格好の良いセラピストがいる病院があれば、毎日でも通いたいと思うほどです。
それにしても、レニーがデヴィッドの記憶の世界を、まるで鬱憤を発散するかのように踊りながら行き来するシーンは、楽しかったですね。
007シリーズのオープニングを彷彿させるような演出で、格好が良く何度も観てしまいました。今回は、彼女の魅力をたっぷり楽しむことができ満足しています。
ふたりのケリー(Cary&Kerry)
ここでのケリー〈女性〉(アンバー・ミッドサンダー)には、戦闘能力がなくなっており、科学好きのどこにでもいそうな高校生のように見えます。
これは、分離体としてではなく生まれていたと仮定した、彼女のあるべき姿なのかもしれません。
そして、ふたりのケリーは、不健全な関係と言われても仕方がないくらい、いつも一緒に行動しています。まるで歳の離れた科学オタク同志のカップルのようです。
その後、ケリー〈男性〉(ビル・アーウィン)はオリバーによって1番目に救出されますが、ケリー〈女性〉は取り残されたままになります。
そして、彼はオリバー(ジェマイン・クレメント)の代わりに、彼女ではなく、シドニーをまず助けに行きます。
お節介かもしれませんが、もし、彼女がシドニーを先に助けたと知ればまずくないですか?
このことで、ふたりの関係に溝ができないか心配してしまいます。
メラニー・バード(ジーン・スマート)
メラニーは失くした夫のことを、何十年も想い待ち続ける女性として描かれています。
彼女に、もし能力者を助けるという使命がなかったとしたら、このような優し気な主婦だったのかもしれません。
そして、彼女はオリバーによって別世界から抜け出すことができます。しかし、そこはデヴィッドに向けて銃弾が発射され、時間が止まったままの世界です。
ところが、まだ彼女は幽体のままなので、物体を動かして彼を助けることはできません。どうやって、この状況を切り抜けるのか楽しみですね。
ウォルター(マッケンジー・グレイ)
ウォルターは子供のころ、成長が遅かったらしく、いじめられた経験があったのではないかと思います。
そのため、だれに対しても敵意を抱くような性格になったのかもしれません。
そして、ケリー(女)に対して固執に付きまとい、攻撃的な態度を見せたりしていました。簡単に言ってしまえば、ストーカーですよね。
そこから、彼が優秀な追跡者で、【目】と呼ばれていた理由が分かる気がしました。
プトノミー・ウォレス(ジェレミー・ハリス)
プトノミーは能力がなくても、ずば抜けた記憶力の持ち主であると分かりました。
それは、母親の死亡したときの状況を細部まで憶えていることから良く分かります。
しかし、この世界でも地味な存在です。ここまで印象が薄いと可哀そうにも感じます。
例えれば、同学年で数人は必ずいる、優秀だけど全く目立たないクラスメートの1人のようです。
エイミー・ハラー(ケイティ・アセルトン)
ここでのエイミーは、意地悪な看護師さんになっています。特にデヴィッドに対しては、恨みでもあるの?と思うくらい意地悪です。
彼のおやつのパイを取り上げたり、面と向かって「気持ち悪いと昔から思っていた。」など平気で言います。
これは、自分でも気づかない心の奥底にある、深層心理なのかもしれません。優しいお姉さんと感じていただけに、ショックを受けました。
今回のように、デヴィッドたちを患者にして、第1話と関連付けるという演出には、手抜きでもしたのかな?と最初は思っていました。
しかし、予想以上の出来栄えに驚くとともに、次回への期待感が深まりました。
『レギオン』は、良い意味で視聴者を裏切ってくれますね。
まとめ
海外ドラマ『レギオン』シーズン1第6話【支配された夢】のあらすじネタバレや感想、考察をご紹介しました。
そして、記事の後半部分では、動画を無料視聴する安全な方法がまとめてあります。
気になる第7話【動き出す時間】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪