相変わらず謎が多いですが、デヴィッドとシドニーの恋愛が気になります。今回は、急接近があるのか、楽しみです。
そんな海外ドラマ『レギオン』シーズン1第5話【自己闘争】のあらすじネタバレや感想と考察をまとめました。
レギオンシーズン1第5話のあらすじネタバレや感想と考察
第5話【自己闘争】
まず冒頭シーンが、前回ラストからの継続であったことに驚きました。
不思議な冒頭を期待した方は、きっと残念に感じたことと思います。しかし、意表を突くことをやってくれると嬉しいですね。新鮮味がありますし、飽きないです。
デヴィッドの成長と不安
デヴィッド(ダン・スティーヴンス)の表情に、強い自信を感じた方が多いのではないでしょうか?
自身の能力を自覚し、自信を持てたことは非常に良いとことです。しかし、その反面、かなり不安定で、いまにも暴走しそうな状態に感じました。
また、自分は誰よりも強い、偉いと勘違いしているようにも見えます。それは、メラニー(ジーン・スマート)や仲間に対する会話や表情から、自己中心さを感じたからです。
そして、エイミー(ケイティ・アセルトン)を助けるため、彼一人で敵のアジトへ踏み込んでいったことで確信しました。
やはり、自分中心で物事が進むと思い、周りへの配慮を完全に忘れていますね。見ていてヤキモキします。
そのほかに、彼はシドニー(レイチェル・ケラー)と、ふたりだけで過ごせる場所をアストラル世界に作ります。
最初は、なんて優しいのだろうと思いました。お互い触れることができないため、純愛路線だろうと思い込んでいたからです。
しかし、ベッドシーンがあったことで、下心もあったのかと残念な気持ちになりました。
その後、自身に満ち溢れていたデヴィッドが、怪物をコントロールできないと困惑します。怪物を手中に収め利用したつもりが、逆に利用されていたのです。
30年も彼の中にいたのですから、相手のほうが上手でしたね。彼は元々もろいので、自信をまた失い、怪物に支配されてしまわないか心配になります。
シドニーの恋愛
シドニーは幸せそうですね。
しかし、デヴィッドのことしか見えていない、不安定な状態に見えます。まるで、初めての恋愛で舞い上がり、周りが見えていないかのような感じです。
きっと、いままでは能力を隠すために、恋愛を諦めていたからなのでしょう。
そのためか、メラニーとの会話では、交際を母親にとがめられ、反発した娘のようでした。彼女が中高生であれば、いまは仕方ないかと理解できます。
しかし、かなりの遅咲きなだけに、心配でなりません。暴走せず上手くいくよう、暖かく見守りたいと思います。
ケリーの存在感
ふたりのケリーは無事に助かりました。良かったですね。
しかし、体を共有しているのに、なぜケリー〈男性〉(ビル・アーウィン)のほうは無傷だったの?と困惑しました。前回の最後では、ふたりとも重傷で倒れていたからです。
これは、分身と分離の能力の違いだと思うのですが、まだ頭の中の整理ができません。深く考えないでおきます。
ふたりのケリーの合体シーンに、どこかで見たかも?と感じませんでしたか?
双子のお笑い芸人タッチの、幽体離脱のネタにそっくりでしたね。思わず笑ってしまいました。
ケリー〈男性〉の服装が少しづつ派手になってきていますね。初めは全身茶系であったのが、ネクタイの色が茶色から赤、赤からストライプへ、ベストは黄色になりました。
また、デヴィッドと怪物の関係を解明し、怪物を封じ込めるための装置も作りました。だんだんと才能を発揮し、目立ち始めて嬉しく感じます。
その他の登場人物
メラニーには、特に目立つ活躍はありません。
しかし、敵地に行く際の、白いコートにサングラス姿には、惚れ惚れしました。ボスという風格と威厳を感じ、格好良すぎるとしか言いようがありません。
とはいえ、武装した敵がたくさんいる場所に、少人数で乗り込む勇気はすごくないですか?
なぜなら、彼女は能力者ではなく、銃や格闘にも慣れていると思えないからです。仲間が守ってくれるとしても、邪魔で足手まといなはずです。
リーダーシップと責任感のあることは見ていて分かります。だからこそ、心配なので、「施設から指図を出すだけにしなさい」と、言いたくなりました。
太った怪物の全貌が、だんだんと明らかになってきました。
30年間もデヴィッドに憑りつき、彼の記憶を栄養源として住みついていたようです。そのため、彼の記憶に欠落や書き換えられた部分があったのです。
じつは、怪物のことより、デヴィッドが30歳以上だということに驚いてしまいましたが・・・。
それにしても、この怪物の目的は何なのでしょう?
デヴィッドの実家で、エイミーに彼の両親のことを問いただします。そして、彼が養子だったと分かった後も、実の両親の居場所を聞き出そうとしていましたね。
きっと、彼の実の両親と、何か因縁があるのだとと思います。
それにしても、エイミーは優しいお姉さんですね。デヴィッドが養子であることを、子供のころから知っていました。
しかし、事実を言えば、デヴィッドの状態が悪くなると思い隠してきたのです。
また、彼の能力に気づきながらも、怖がることなく、常に優しく接していました。血のつながりがなくとも、いつも心配し見守ってきた、素敵なお姉さんですね。
楽しませてくれる演出
今回も、なかなか面白い演出がありました。
デヴィッドの敵地での戦闘シーンは、まるでチャップリンのコメディー映画を観ているかのようでした。
しかし、暗視カメラで撮影したような、同じ戦闘シーンは、まるでホラーのようで相異なっています。
こういった、いままでにない特殊能力の演出は、新鮮味がありますね。ドンドンやって欲しいです。
それとは別に、デヴィッドが作った世界では、すべてを白に統一して現実世界との差別化をしていました。そして、赤いイチゴに黒い虫、レニーーの出現するバスルームは赤と、違和感の演出も良かったです。
物語の最後は、デヴィッドの実家で、ウォルターの変身した男性が、銃を撃った瞬間に時間が止まります。そして、レニーがセラピストで、その場にいた他の全員が、患者として病院にいる場面で終わります。
第5話は、ストーリーがサクサクと進んだにも関わらず、何か物足りなさを感じた回です。そのため、新展開の始まりに期待がふくらみます。
まとめ
海外ドラマ『レギオン』シーズン1第5話【自己闘争】の動画を視聴する方法を紹介しました。後半部分では、あらすじネタバレや感想、考察をまとめました。
気になる第6話【支配された夢】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪