マーベル作品「X-MEN」のプロフェッサーX(チャールズ・フランシス・エグゼビア)の息子が主人公のドラマ「レギオン」が作成されました。
海外ドラマ・レギオンシーズン1の第1話【覚醒】のあらすじネタバレや感想と考察をまとめました。
レギオンシーズン1の1話あらすじネタバレと感想と考察
第1話【覚醒】
X-MANシリーズの初のスピンオフ作品で、評価も最高だった「レギオン」。やっと観ることができました。
これは大変なドラマを作っちゃいましたね。
思っていた期待と予想とは、まったく違っています。悪い意味ではなく、良すぎるのです。今まで観たドラマとは、全く違う形の作品で、すぐに気に入りました。
しかし、一度観ただけでは、手の込んだ魅力的な映像という以外は、意味不明でした。結局、三度観て色々と繋がりが見えてきた感じです。
特に感じることは、映像のクオリティーと、視覚的効果の抜群の良さです。衣装やセットなど、細部まで手が混んでいて、オシャレでデザイン的で良いですね。
前衛芸術的で、オシャレな音楽のPVか、芸術家の作った映像作品のようです。あまりの技術力と構成力の高さに、手が震えるほどでした。
手抜きや間延びも感じられず、観ていて飽きません、引き込まれます。第1話で、このクオリティーを作ってしまうと、最後までキープできるのか心配ですが・・・。
デヴィッドの苦悩
主人公のデヴィッド・ハラー(ダン・スティーヴンス)は可哀そうですね、自身の能力に気づいていなかったのです。全ては妄想で統合失調症だと診断され、本人もそう信じています。
そして、能力に気付いた後も、まだ疑心暗鬼でいるようです。よくある格好良く強いヒーロとは、真逆の印象を受けます。
逆に今後の展開で、彼がどう成長していくのか?
すごく期待が持てます。
あと、時折映る彼の過去の中で、目立つ赤い色がポイント的に使われています。手に持った赤いトロフィー、赤いズボン、自殺未遂の際の赤い紐など気になりますね。
シドニーとの接触
シドニー(レイチェル・ケラー)ですが、デヴィッドに初対面で、「恋人になって」と言われて即OKするとは・・・。
こんなに軽くて良いんでしょうか?
また、彼女だけ黒い上着だったり、赤い目立つアイテムを身に着けていました。妙な不自然さを感じます。
そして、彼女の退院間際にデヴィッドが思わずキスをして、体の中身が入れ替わります。今まで、体に絶対に触れさせなかった理由が分かりました。
シドニーは触れた人間と、中身が入れ替わる能力を持っています。そして、入れ替わったまま、デヴィッドの能力を無意識に発動してしまいます。
彼は物質を変化させたり、動かす能力があるようです。きっと、まだ序の口でしょうね。
デヴィッドは最強の能力者として、原作で描かれているからです。今後の能力開花に期待大、楽しみになってきました。
あと、感じていたシドニーの不自然さは、キーパーソンである表現だったと思います。
デヴィッドの能力で各病室のドアが消え、レニー(オーブリー・プラザ)が壁に埋め込まれた形で死亡します。そして、病院は機能不能、彼は一時退院となり姉エイミー(ケイティ・アセルトン)の家に滞在します。
ところが、死んだはずのレニーが幻覚で現れます。
彼女は病院で、一人だけヘッドフォンを付けていました。妙なテンションの高さなども目立っていましたね。
しかし、死んでも現れるという事は、今後も登場し重要な鍵になる気がします。
デヴィッドがプールの中で拘束されています。
そこでの尋問中に、退院後シドニーを探していた記憶をたどっていきます。そこにシドニーが登場し、本当は記憶の中には実在しないことと、脱出方法を教えました。
ということは、記憶を操作できる能力者が他にいるのでしょうか?
とても気になります。
最終的に、シドニーとその仲間によって、上手く救出され脱出します。そして、ボスらしき女性メラニー・バード(ジーン・スマート)と出会います。
しかし、彼女には妙な存在感と風格があります。衣装も一人だけ白で怪しいです。
謎が多すぎる!
やっと、第1話を終えたところで、他にも不自然さを感じたシーンが気になります。
設定は、まず間違いなく現代だと思います。それは、病院ではカードキーを使用していることや、現代を表す様々なシーンでわかります。
そうなると、デヴィッドの姉の服装や髪形が、ただ一人60年代風で不自然です。今後も重要なキーパーソンとして、登場してくる予感がします。
それ以外にも、デヴィッドがランプを壊したシーンがあります。
その後に、彼女は危険な工具類を、彼から遠ざけるように2階へ持ち帰ります。これは、彼女がデヴィッドの能力を、知っているのでは?と予想しました。
病院のホールはメルヘンチックで、ナースの衣装は妙にオシャレです。再度入院したいとさえ感じるくらいです。
しかし、外観は現代風、病室や通路などは逆に暗くシンプルです。不気味で違和感がありました。
また、ホールにあるTVの、50年代のモノクロ映画も気になります。
その後、デヴィッドの能力で、病院は機能不能になります。そのことから、病院での違和感は、重要な場所であると、知らせる表現だったと思います。
また、今後も重要な場所になるかもしれません。
同じ様な違和感を演出しているところは、取調室ですね。取調室はモダンでデザイン的で、住みたくなるくらいです。
実は張り子のセットで、水のないプールの底にあります。そして、別の部屋には兵士や研究者がいます。
劇場や戦場で張るテントがあることにも、不自然さを感じます。また、プールの壁の赤く大きく目立つ、DIVAの文字も気になります。
そして、ここでもデヴィッドの能力が発動しました。また、政府関係の施設であることも分かりました。
今後の伏線か?
では、他にも特に気になった演出を書いてみます。
- シドニーの仲間の、黒人男性プトノミー(ジェレミー・ハリス)の衣装が50年代風
- 取調室で犬の人形を手彫りしている男性
- 植物や壁と同じ色に全身塗って、同化している人物
- 一瞬映る怪物、犬、蛙などの動物
- 記憶の世界の、電話BOXや看板が目立つ青
- 突然のインド舞踊
これらは、今後の重要な場所や人物を示していたり、内容の鍵となると思いました。
特徴的な色の演出
ここで気になってくるのが色の意味です。赤や青、緑、黒、黄など、色が特徴的に使われている部分がありました。
色で鍵を示しているだけでなく、各色に何か特別な意味がある気がします。
これらの、たくさん散りばめられた鍵は、まるで間違い探しのようです。
しかし、単に視覚的効果やデザイン性だけを狙い、違和感を与えた場面も多くあります。映像効果をメインに作られているため、鍵の見極めが難しいです。
通常なら15分ほどで終わる内容に、手の込んだ味付けを、ここまでするとは驚きです。第2話は最初から集中し、画面のすみずみまで確認しながら、楽しみたいと思います。
まとめ
海外ドラマ「レギオン」シーズン1の第1話【覚醒】の動画を無料視聴する方法とあらすじネタバレや感想、考察をご紹介しました。
気になる2話【記憶を辿って パート1】以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪