スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『アウトサイダー(The Outsider)』第5話【涙を飲む者】(原題:Tear-Drinker)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ アウトサイダー第4話【エル・クーコが来る】
アウトサイダー第5話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第5話【涙を飲む者】
今回のオープニングは真っ暗闇で、そこにセリフだけが響きます。
徐々に明るくなると、倒れている男が1人。彼がトレイシー(ドレス・ライアン)でしょう。
そして、トレイシーのうなじには、ジャック(マーク・メンチャカ)と同じような発疹――と言うより、かなりひどい水膨れ――が出ています。
そして、物語は3日前へ。
捜査が進行するにつれ、ホリー(シンシア・エリヴォ)の出番が増えていますね。
悲しみを餌にしている超自然的存在を”それ”と呼んでいましたが、少し不便だと感じたのか、名前を付けることにした様です。
でも、バーテンダーが子供の頃に聞かされた怪物の名前は少しわかりづらい。
もう少し分かりやすくして、それからもう少し詩的にして、ついにたどり着いたのがティアドリンカー。”涙を飲む者”と言う名前でした。
ホテルの部屋で考えをまとめている最中に、アンディ(デレク・セシル)から一緒に飲まないかというお誘いの電話が。
これに対するホリーの答えは「私の部屋で飲みましょう。ミニバーがあるから」です。哀れなアンディは、嬉々として部屋に向かったはず。
でも、相手はホリーなんですよね。
彼女はテーブルの周りをグルグル歩きながら事件のおさらいをするばかりで、アンディに興味があるようには見えません。
早く歩けば脳の回転も早まると言いたげに、せかせかと歩みを進めるホリー。実に彼女らしいシーンです。
多分、ホリーは考え事に夢中でバーに移動する時間が惜しかったとか、そんな理由でアンディを呼びつけたのでしょう。単に面倒だったのかもしれません。
たまらずアンディが彼女に触れると、誤解させたことを謝ってみたりします。
そして、お詫びのつもりなのか、アンディをベッドに誘うのです。ただし、添い寝だけという条件で・・・。
どこの世界でも、ホリー・ギブニーに惚れた男は苦労が絶えません。
アンディが、どれほど滑稽に見えているかなんて彼女は気にしませんし、恐らく気付くこともないでしょうから。
翌朝、残されていたのは、やたらと小さな字で書かれた書置きでした。
ホリーなりに精一杯、気を使ったのでしょうし、まんざらでもないのかもしれません。
そして、もう1つホリーが残したノートを見つけ、アンディは調査を開始します。
約3週間の周期で事件が起きるのならば、また、3週間で次の事件が起きる可能性もあるのです。
ホリーの調査も進んでいますが、涙を飲む者の方も徐々に動きを活発化させています。
ジーニー(メア・ウィニンガム)やタミカ(エティエンヌ・パク)にも彼の姿が見え始めたのは、実に不気味ですね。
自分に近づいて欲しくないことは確かですが、この2人を使ってどういう妨害を始めるつもりなのか、かなり気になります。
さらに心配なのはジャックです。
なぜ、ランプを買わせて、なぜ、それを壊したのかは今のところ意味不明。
傷の痛みも相まってイライラが募るのか、ラルフ(ベン・メンデルソーン)やタミカにまで絡み始めています。
今は、それについて謝るぐらい自分を保っていますけれど、ジャックだってトレイシーのようになってしまうかもしれないのですから。
気になる次回はこちら
⇒ アウトサイダー第6話【ユダヤの吸血鬼】
まとめ
海外ドラマ『アウトサイダー』第5話【涙を飲む者】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第6話【ユダヤの吸血鬼】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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