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ミステリー

ミスターメルセデス3第7話あらすじネタバレ!モリスの疑念【ドラマ】

スティーヴン・キング原作ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン3第7話【序章の終わり】(原題:The End of the Beginning)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

前回の話はこちら
ミスターメルセデス3第6話【トラウマ】

ミスターメルセデス3第7話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

シーズン3第7話【序章の終わり】

高名な小説家が巻き込まれた強盗殺人事件。彼の家から盗まれた原稿をめぐって争いを繰り広げる主人公たち。見どころが、たくさんあるドラマ『ミスターメルセデス』シーズン3ですが、文学の知識があればさらに楽しめることでしょう。

ロススティーン(ブルース・ダーン)を殺したモリス(ガブリエル・エバート)は相当な文学青年ですし、ホッジス(ブレンダン・グリーソン)も自分が本の虫だったと言っています。

国語教師のアイダ(ホランド・テイラー)は当然、文学に造詣が深く、ホッジスとウイスキーを飲みかわしながら語るシーンはどんどんマニアックな話題になっていきます。古典の戯曲からSFまでなんでもありですからね。

現代の若者代表のピート(ラミアン・ニュートン)は、本を読むという習慣がなかったみたいです。しかし、たまたま見つけたロススティーンの新作を読むうちに、読書の世界に引き込まれてしまいました。

元ロススティーンの恋人でありながら、しみったれた本よりもミュージカルが大好きなアルマ(ケイト・マルグルー)。

モリスの足の具合を見るシーンでは、正体不明の液体を口で吸い取った後、感染症を警戒したのかマウスウォッシュで口をゆすいでいます。それにとどまらず、消毒液代わりにモリスの傷口に注いでいますね。モリスの表情がなんとも痛そうなシーンです。

古本屋のシーンではアンディー(パッチ・ダラー)の指をためらいなく切り落とし、自分の残虐性のルーツを語ってから、つるはしで一撃。さらに、もう一撃。念入りに殺した後で一応の偽装工作をしますけど、ホッジスはロススティーン絡みの事件だとすぐに見抜いていますね。

今や、このドラマの残虐行為を一手に引き受けているアルマ。彼女は、とにかくド派手に立ち回ります。元恋人の原稿なんて、彼女にとって古臭い紙の束に過ぎません。大金をせしめ、若い男をはべらせて気ままに生きられれば良いのでしょう。

でも、着ているTシャツには『ライ麦畑でつかまえて』からの引用がプリントされています。このドラマでは、誰も文学から逃れることは出来ません。

さて、そんなアルマにこき使われているモリスですが、アルマの方向性に疑問を抱き始めたようですね。「目的は?」と聞くシーンでは、顔に疑念がこれでもかと滲み出ています。

現在、モリスの目的は原稿を取り戻すこと。ただし、それはお金のためではなく、とにかく、新作を読みたいという欲求からなのです。ピートから原稿を取り戻そうとしているのは、わけの分からないガキが原稿をどう扱うのか心配だからでしょう。

妙なコレクターの手に渡ってしまえば死蔵され、永遠にジミー・ゴールドの新作を読むことは叶いません。

ところが、アルマはどうやって原稿をお金に換えるかばかり考えています。アルマが原稿を売りつける相手は、間違いなく最も高値を付けるコレクター。新作を読めない確率は、こちらの方が高いでしょう。

子供のころから好き放題されているせいで、アルマに逆らうことができないモリス。

でも、このままではアルマが事件そのものを乗っ取ってしまい、ジミーがどうなったかを知ることができなくなります。広告代理店で働く平凡な男のままなのか、それとも新たな冒険へと旅立つのか。

ジミーの行く末を知りたいモリスにとって、アルマは大きな障害になりつつあるのです。

気になる次回はこちら
ミスターメルセデス3第8話【次の手】

まとめ

海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン3第7話【序章の終わり】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、シーズン3第8話【次の手】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

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