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ヒューマンドラマ

ニューアムステルダム第18話のネタバレ感想!シャープの視点【ドラマ】

ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』第18話【価値あるもの】(原題:Five Miles West)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。

前回の話はこちら
ニュー・アムステルダム第17話【トリアージ】

ニューアムステルダム第18話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】

第18話【価値あるもの】

シャープ(フリーマ・アジェマン)がマックスの主治医を降り、後任となったのはスタウトン(ジュディス・アイヴィ)です。初っ端からビシバシとマックス(ライアン・エッゴールド)を責め立てていますね。

それもそのはず、マックスは何かと理由をつけては治療をサボっていたのです。忙しいとか、緊急事態が起きたからとか。そんなマックスに、スタントンはハッキリと言い渡します。

「あなたが緊急事態なのよ」と。

シャープが主治医だったころも、マックスはこんな感じで治療を先延ばしにしてきたのでしょう。がんの治療は厳密なスケジュール管理が必要ですから、これでは治る物も治りません。

そして、今回もマックスの手を煩わす緊急事態が発生してしまいます。

公立病院は、どんな患者も受け入れなければなりません。だから、治療費の未払いがどんどん大きくなっていきます。その回収のため、理事会がプロを雇おうとしていたのです。債権回収業者に債権を売れば、ある程度は病院にお金が入りますからね。

その後、患者に何が起きるのかと言えば、破産するまで搾り取られて終わりです。せっかく病気や怪我が治っても、これでは安心して生活できません。

そこで我らがマックスは、またまた、ぶっ飛んだアイディアを実行します。それがバーター取引・・・、要するに、金がないなら体(労働力)で払えというわけですね。

電気技師なら電気工事、配管工なら配管工事をして、画家ならばロビーに絵を描いてくれという次第。料金設定はめちゃくちゃですけど、これで、ある程度は債権を回収したように見せることができました。

これでめでたし、めでたし・・・とは行きません。

マックスは、この緊急事態に対処するため、治療のスケジュールを勝手に変えていたのです。怒ったスタントンはマックスをオフィスから締め出し、仕事ができないようにしてしまいました。さすがのマックスも、あきらめて放射線治療を受けていますね。

今回の重要な点は、どうしてマックスは、これほど仕事を優先していたのかという理由です。

がんの治療に専念すれば、もし、失敗した時に何も残せずこの世を去ることになるかもしれません。その前に何か大きな成果を残さなければいけないという焦りや不安が、彼を仕事に駆り立てていたのでしょう。

でも、シャープの言う通り、マックスは見るべきところを見ていません。

見づらかった掲示物は交換され、風船アートのおかげで子供たちには笑顔があふれ、殺風景だったロビーには色味が加わりました。1つ1つは小さな事ですけれど、すべてが集まって巨大な病院を変えつつあるのです。

これを大きな成果と言わずして、なんと言えばよいのでしょう。

シャープは、この成果を肌で感じていたからこそ、マックスにちゃんと治療をして欲しかったのです。一時的に業務が滞ったとしても、きちんと治さなければマックスそのものを失ってしまいますから。そうなれば、病院の改革も終わってしまいます。

マックスに治療を受けさせるには厳しい面が必要ですが、友人としての自分ではそういった厳しさを出し切れません。主治医を降りるというのは、マックスの命を守るための苦渋の決断だったのです。

以前のように融通は利かなくなりましたけど、そろそろマックスの治療も何らかの成果を出すべきでしょう。いつの間にか、残り4話しかなくなってしまいましたからね。

気になる次回はこちら
ニューアムステルダム第19話【幸せになれる場所】

まとめ

ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』第18話【価値あるもの】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

ひきつづき、第19話【幸せになれる場所】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

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