海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第1話【帰ってきた男】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
ミスターメルセデス2第1話のあらすじネタバレと感想【ドラマ】
第1話【帰ってきた男】
殺人鬼と元刑事の緊迫した戦いを描いた、『ミスター・メルセデス』の第2シーズンです。第1シーズンがどう終わったのかと言いますと、主人公2名では決着が付きませんでした。
元刑事のビル・ホッジス(ブレンダン・グリーソン)は心臓発作で倒れ、メルセデス・キラーことブレイディ・ハーツフィールド(ハリー・トレッダウェイ)をぶちのめしたのは、なんとホリー(ジャスティン・ルーペ)という名の女性。
ぶちのめしたと言うのは少し控えめな表現で、ブレイディは頭蓋骨を砕くような一撃を何度も何度も受けてしまったのです。
シーズン2は、そんな二人が病院に運ばれるところから始まっていますね。ここで目を引くのは、ホッジスの汗の量。一見暑いのかと思いますけど、心筋梗塞の発作では驚くほどの冷や汗が一気に噴き出てきます。
一方のブレイディは、脳神経外科の手術を受けていました。砕けた骨を取り除き、金具で頭蓋骨を繋ぎ合わせる手術シーンは、なぜか、あまりグロテスクな感じがしません。それよりも、スキンヘッドにしていたおかげで目立つステープルが痛々しいですね。
そして、ブレイディは脳を再生する新薬の実験台として使われています。実験が成功すれば莫大な利益をもたらしますし、「死んだら死んだで何よ。失うものはない」のセリフ通り、ブレイディが死んだとしても誰一人悲しみませんから。
正反対に見える二人は、共感することは無くても、どことなく似た面が有るのが特徴です。お互いをしつこく追い回したせいで、何か仲間意識みたいなものまで芽生えたみたいですね。
ホッジスは結構マメにブレイディを見舞っていたようで、いつの間にか雪が降り、ブレイディの髪は数センチ伸びています。一見、平穏に過ぎてゆく毎日ですが、ホッジスの隣に住んでいるエロババ・・、アイダ(ホランド・テイラー)の一言が何か影響を及ぼすかもしれません。
受けの人生から、攻めの人生へ。言われてみれば、元々やっていた刑事の仕事も現在の探偵業も、他人がやらかしたことの後始末です。今のところ、何をすれば良いのかまでは示されていませんけれど。
気になったシーンをあと二つばかり挙げておきましょう。
現在ホッジスのパートナーであるホリーは、天才的なハッキングの技術を持つと同時に発達障害でもあります。この事実をよく示しているのが、車を2回ロックするシーン。
音も鳴っているしウインカーも点滅しているのに、またロックしないと気が済まないんですね。ただ、自分で車を運転したり電話の対応をしたりしてますから、第1シーズンより良い状態になったかもしれません。
次に、心象世界の映像。これは第1シーズンに無かった要素じゃないでしょうか。
ホッジスの夢は墓場でした。無限に深い墓穴や血染めの足跡も気になりますけど、一番印象深いのはブレイディのムーンウォークです。
そして、ブレイディの夢は自分の地下室。彼が必死に唱えている「カオス」は、PCを起動するために使う音声コマンドの一つ目。つまり、目覚めようとしているのに目覚められないという状態なのかもしれません。
ってことは、「ダークネス」まで受け付ける状態になったら、いよいよメルセデスキラーの復活となるのでしょう。
気になる次回は
⇒ ミスターメルセデス2第2話【遠隔操作】
まとめ
海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第1話【帰ってきた男】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第2話【遠隔操作】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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