イドリス・エルバ主演ドラマ『刑事ルーサー』(原題:Luther)第6話【頭の中のクモ】のあらすじとネタバレ感想をまとめて、ご紹介します。
前回の話はこちら
⇒ 刑事ルーサー第5話【18粒のダイヤ】
刑事ルーサー第6話のあらすじとネタバレ感想【ドラマ】
シーズン1最終回第6話【頭の中のクモ】
英BBCの放送としては、今回でシーズン1の最終回です。なので、いつも以上にハラハラドキドキする展開で、とても楽しめました。
ゾーイ(インディラ・ヴァルマ)の殺害現場から飛び出したルーサー刑事(イドリス・エルバ)は、悲しみに暮れながら、さまよい歩きます。彼が最終的に目指したのは、アリスの家でした。両親殺害の容疑者の家に刑事が行くなんて、普通は考えられませんが、ドラマ『刑事ルーサー』ならではの展開でしょうね。
彼はゾーイの死を告げて、アリス(ルース・ウィルソン)に助けを求めました。もちろん、彼女は喜んでOKします。自分のことをルーサー刑事が頼ってくれたことは、心の底から嬉しかったと思います。表情が生き生きしてましたからね。
一方で、刑事としての誇りを失ったイアン・リード警部(スティーヴン・マッキントッシュ)は自分でゾーイを殺害したくせに、ルーサー刑事が疑われるように現場を細工したのです。「そこまでするか」ってほど、卑劣な男に成り下がりました。
ゾーイが絡むと感情を爆発させるルーサー刑事を知っているローズ・テラー警視(サスキア・リーヴス)などは、完全にダマされてしまうのです。ただ一人、リプリー刑事(ウォーレン・ブラウン)だけは、「何かがおかしい」とルーサー刑事を信じます。
リプリー刑事は彼のことをリスペクトしているのもあるでしょうけど、冷静な判断のできる優秀な捜査官だと感じました。最後まで疑うことなく、突拍子もない行動もとっています。今後も、彼の活躍が楽しみです。
ローズ警視がリードに慰められながら抱擁されているシーンがあります。このときは、ルーサー刑事を疑っているから仕方がないのですが、後で真犯人がリードとわかったときには、どんな気持ちがするんだろうと、同情しながら見ていました。
リードが仕掛けたワナをルーサー刑事が上手く逃げると、今度は泣き落としにかかります。リードは、自分が助かるためには、何でもする男ですね。当初から、もうちょっと良い人として登場していたら、もっとギャップがあって、面白かったでしょう。
ルーサー刑事は、アリスだけでなくマイク・ノース(ポール・マッギャン)にも協力を依頼します。この場面の詳しい説明はありませんでしたが、よくルーサー刑事のことを信用できたなと思いました。状況的にもルーサー刑事とアリスのコンビがマイクにとっては、一番、怪しいですからね。
そして、ラストシーンでもリードは期待を超えるような行動をしてくれました。何と、奴は、ゾーイとの関係をほのめかして、ルーサーを刺激したのです。泣き落としの次は、「そうきたか」と、ヒール役を徹底してくれました。
この話は本当かどうかは、ゾーイが亡くなっているので不明です。ただ、刑事として事情聴取のときに、相手を怒らせるコツをつかんでいるでしょうから、冷静な判断ができない状況だったら、ダマされていたかもしれません。それくらい、リードは狡猾な男です。
その点、興奮状態ですが、ルーサー刑事は、さすが優秀な捜査官だけあって、リードの手には乗りませんでした。これで、真犯人が捕まって最終回を迎えるのかと思ったら、結末は違った展開になります。
まさかの展開で終わったので、シーズン2が気になって仕方ありません。
気になる次回はこちら
⇒ 刑事ルーサー第7話【彼は日の出なり】
まとめ
イドリス・エルバ主演ドラマ『刑事ルーサー』第6話【頭の中のクモ】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第7話【彼は日の出なり】(シーズン2第1話)以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
ドラマを見逃した方や一気に見たい方は動画に関して、こちらにまとめてあります。
⇒ 刑事ジョンルーサーの動画情報