イドリス・エルバ主演ドラマ『刑事ルーサー』(原題:Luther)第3話【いけにえの子羊】のあらすじネタバレと感想をまとめて、ご紹介します。
前回の話はこちら
⇒ 刑事ルーサー第2話【帰還兵の暴走】
刑事ルーサー第3話のあらすじネタバレと感想【ドラマ】
シーズン1第3話【いけにえの子羊】
今回の事件は、何ともおぞましい話でした。乳児と家にいた母親を誘拐するという事件です。犯人のバージェス(ポール・リス)は、登場シーンからキモさが際立っています。他に誰も在宅していないと知ったとたん、舌を出して動かし、そして、乳児の母キルスティン(キャサリン・ハミルトン)の顔を舐め回したのです。
つづいて、「乳児と一緒にバラバラになるか、自分だけが犠牲になるか」、キルスティンに選択を迫りました。こんな質問、答えは決まってますよね。女性をいたぶるのが好きな人物ってのは、本当に卑怯者です。
誘拐事件を知ったジョン・ルーサー刑事(イドリス・エルバ)とジャスティン・リプリー刑事(ウォーレン・ブラウン)は、現場で異様な光景を見ることになります。それは、壁に血で書かれた文字でした。そして、10年前にも同じ事件が起きていたのです。
今回のドラマは、血液が苦手な方は注意してください。バージェスは誘拐した女性から血を抜き取り、自分で飲むシーンもありました。ドラキュラ映画のような怖さはありませんが、演出とはいえ、ゾッとします。
10年前も逃げきったバージェスにルーサー刑事は揺さぶりをかけたりしましたが、なかなか尻尾をつかませません。必死の捜査の結果、有力な情報を得て、キルスティンを救出に向かいましたが、すでに遅かったです。
犯人逮捕に燃えるルーサー刑事は、通報せずに捜査を進めようとしました。この行為に納得できないリプリー刑事は、その場を去ります。ルーサー刑事と一緒に仕事がしたくて転属してきたのに、このシーンは彼が不憫に見えました。
ルーサー刑事は、変装してバージェスを襲い、彼の血液を証拠として奪います。罠にハメて、バージェスを逮捕するのですが、この違法行為は考えさせられました。犯人を逮捕したい気持ちはわかりますが、もし、真犯人が別だったら怖いです。
あと、今回のような違法行為に慣れてしまうと、どんどんエスカレートして、証拠をでっち上げてしまう可能性もあります。そのあたり、ルーサー刑事が今後、どこまで暴走してしまうのか、チェックしていきたいですね。
前回、ルーサーだけでなく、ゾーイのことも気に入ったアリス・モーガン(ルース・ウィルソン)は邪魔者を排除しようとします。邪魔者・・・、それは、マーク(ポール・マッギャン)です。アリスは少女グループに頼んでマークを襲わせたのでした。
けれども、アリスの思惑通りにはいかず、マークがルーサーを訴えたことで、窮地に陥ります。ルーサーから責められた彼女は、マークの元を訪れ起訴を取り下げるように脅したのです。
今回のアリスは、頭のいい彼女の行動とは思えず理解できませんでした。「少し猟奇的」と答えていましたが、どう考えてもルーサーにとって損な行動です。マークを脅せば、ゾーイの元から去ると考えたのでしょうか。
ただ、結果としてゾーイ(インディラ・ヴァルマ)がルーサーの元へ来ることになります。「えっ、そんなものなの」とビックリしました。「まさか、アリスはここまで読んでたの」と、女性の行動はわからないものです。
さらに、この場面で先に自らコートを脱いだのはゾーイの方でした。凶悪犯には妥協しないルーサーも、好きな女性の前ではタダの男ですね。それを向かいの窓から見ていたアリスが、どんな気持ちで見ていたのか・・・気になります。
気になる次回はこちら
⇒ 刑事ルーサー第4話【バンの運転手】
まとめ
イドリス・エルバ主演ドラマ『刑事ルーサー』第3話【いけにえの子羊】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第4話【バンの運転手】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
ドラマを見逃した方や一気に見たい方は動画に関して、こちらにまとめてあります。
⇒ 刑事ジョンルーサーの動画情報