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ミステリー

キャッスルロック2第5話のあらすじネタバレ!アニーとリタ【海外ドラマ】

スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第5話【笑いの国】(原題:The Laughing Place)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

前回はこちら
キャッスルロック2第4話【贖罪】

キャッスルロック2第5話のあらすじネタバレと感想【スティーヴン・キング海外ドラマ】

シーズン2第5話【笑いの国】

第5話は、また血まみれのアン・・・、アンと名乗る前のシーンなので、アニーとしておきましょう・・・から始まっています。隣には”貪欲な天使”の箱がありますけど、一瞬ガタっと動いてますね。

今回はアニーの過去が描かれ、貪欲な天使の秘密が暴かれます。まず、時は1994年へ。

小学校では、国語の授業中。「うさぎ君が悪狐に言いました」から始まる一節を読んでいます。うさぎ君はブレアラビット、悪狐はブレアフォックスです。

ブレアラビット(何かの理由でブラッドに変わっていますが)が笑いの国を探すお話について知りたい方は、『南部の唄』を見るか、スプラッシュ・マウンテンに乗ってみるのも良いでしょう。

代わる代わる朗読する子供たちですが、アニー(マディソン・ジョンソン)の番になると問題が発生します。

彼女が見ている文字は、半分ぐらいの単語が鏡文字になっていて読みづらいんですよね。本がそうなっているわけではなく、アニーが患っているディスレクシア(読字障害)のせいで、こんな風に見えるのです。当然、彼女はいじめのターゲットに・・・。

父のカール(ジョン・フーゲナッカー)は売れない小説家で、母のクリシーダ(ロビン・ワイガート)は歯科助手をしながら生計を立てています。

もう学校には頼れないと考えたカールは、自分が書いている小説『貪欲な天使』を入力させることで、娘に文字の見方を教え始めました。しかし、カールは物書きのプロであって、教育のプロではありません。

結局、ティーンエイジャーになっても上手く字が読めないアニー(ルビー・クルス)のため、クリシーダはリタ(サラ・ガドン)という家庭教師を雇ったのです。

おそらく、発達障害専門の家庭教師であろうリタの指導により、アニーは文字を読めるようになっていきます。高校卒業資格の取得を目指しながら、どんどん仲良くなっていくアニーとリタ。

しかし、これは後の惨劇にいたる序章だったのです。

今回は前半の山場となるエピソードですね。見どころは、何と言ってもアニーがリタに対して抱く気持ちの変化でしょう。

最初は少し反発しましたが、文字を通して世界を広げてくれるリタと徐々に打ち解け、信頼関係を築きます。妊娠した彼女を見る表情には、女性としての憧れが見て取れますね。

しかし、産休明けに訪ねてきたリタが父に「カール」と呼びかけたことで事態は急転します。母が自分と心中しようとした理由に気付き、自分のために書かれたはずの小説がリタに捧げられたと知った時、憧れは一気に憎悪に変わったのです。

理解者の振りをして父も母も奪った嘘つき女には、罰を与えなければならない。罪を犯した者を許してはいけないのだから・・・。

母親譲りの極端な考え方が、アニーの憎悪に火を付けます。憎しみの大きさが一番わかるのは、アニーがリタの頭を踏みつけるシーンですね。何か言うわけでもなく、まるで汚い虫を潰すような踏み方じゃありませんか。

オカルト要素を一切、排除したサイコサスペンスは、20分の延長も気にならない面白さでした。ここにマーステンのホラー要素をどう絡めて行くのか。そして、森の中で聞えた音は何なのか。

ここから先の展開が楽しみですね。

気になる次回はこちら
キャッスルロック2第6話【母親】

まとめ

スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第5話【笑いの国】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、シーズン2第6話【母親】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

キャッスルロックの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
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