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ミステリー

キャッスルロック2第10話(最終回)のネタバレ感想!ジョイの変化【海外ドラマ】

スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第10話(最終回)【新たな旅立ち】(原題:Clean)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。

前回はこちら
キャッスルロック2第9話【空っぽの人生】

キャッスルロック2第10話(最終回)のあらすじとネタバレ感想【スティーヴン・キング海外ドラマ】

シーズン2第10話(最終回)【新たな旅立ち】

第2シーズン最終回では、マーステン館での儀式がクライマックスを迎えます。ジョイ(エルシー・フィッシャー)を器としたアミティの復活と、天使の再臨。これによって、オーギュスタン(ポール・スパークス)は敵と闘うつもりなのです。

と、最終回で謎が増えてしまいましたね。彼の言う「敵」とは、いったい何なのでしょうか。

そもそも、ドラマ『キャッスルロック』で最も恐ろしいのは、彼らが天使と呼ぶ青年(ビル・スカルスゲールド)です。

彼は、キャッスルレイクにある次元の扉を通ることによって、あらゆる時間に現れる存在。青年が現れた所には、恐ろしい死の連鎖が起こります。それは、400年前でも第1シーズンでも変わりません。

どちらかと言えば、青年がドラマ『キャッスルロック』において敵のような存在なのです。

では、青年を擁するオーギュスタンたちの敵とは誰なのか。この謎・・・最後まで答えが出ずに終わります。

ポップ(ティム・ロビンス)が前回の無念を晴らしたことにより、青年の再臨は失敗に終わってしまったのですから。キャッスルレイクを臨む崖で、彼は静かにその姿を消してしまいます。始まりの地で、青年の物語は幕を下ろしたのです。

と、ここまでが最終回の前半です。今回の見どころは、後半のサスペンスですね。

助け出したジョイと共に、アニー(リジー・キャプラン)は再び、逃亡生活へと戻ります。国境を越えて新たな仕事を見つけ、ようやく安心して暮らせそうな2人。

ところが、ジョイの様子がおかしいですよね。

常にふさぎ込んでいますし、アニーの言葉には気のない返事か、反抗的な態度で答えます。黒く染められた髪はそのままにすると言い、フランス語のドラマに見入り、スケッチブックにはレイシー所長の書いていたような目の絵を書いているのです。

アニーは、どこかおかしな娘を心配しつつ、頭の中に響く母の声を聴いています。もしかすると、すでにジョイはアミティになっているのではないか。可愛い娘を救うために、何が出来るのか。母の言う通り、娘の穢れを洗い流すべきなのではないか・・・。

ジョイに薬を盛るシーンは、映画『ミザリー』を思い出しますね。あのシーンはワインですし、アニーは薬を盛られる立場でしたけど。

洗礼のようなシーンを経て2人が迎えるのは、悲劇的な結末です。しかも、それは2段構え。最後の最後までしっかりと練り上げられた、見事なラストをご覧ください。

さて、とにかく複雑だった第1シーズンに比べると、第2シーズンはかなり見やすかったと思います。大きな謎を残したとはいえ、アニーとジョイの物語には一応の決着が付きましたし。

青年の話はシーズン3に持越しと言いたいところですが、今、現在は具体的な話は上がっていないようですね。このまま終わりにしてしまうのは、もったいないキャラクターですから、ぜひ、色々な作品で彼の姿を見てみたいものです。

まとめ

スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第10話(最終回)【新たな旅立ち】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

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