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ヒューマンドラマ

プルーブン・イノセント第6話のネタバレ感想 マデリンの惨敗【ドラマ】

海外ドラマ『プルーブン・イノセント 冤罪弁護士』第6話【殺しのシンデレラ】(原題:A CinderHella Story)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。

前回の話はこちら
プルーブン・イノセント第5話【憎しみを越えて】

プルーブン・イノセント第6話のあらすじとネタバレ感想【ドラマ】

第6話【殺しのシンデレラ】

まずは、ローズマリー事件の経過からいきましょう。少しずつヘザー(ケイトリン・メナー)の関与が疑われるようになってきました。と言っても、殺人に関与しているかどうかはわかりません。

今回、わかったのは、ヘザーがアデロール密売の中心的存在だったらしいということと、トビーはその売人だったということ。そして、単なるスマートドラッグ密売事件では済まなそうだということです。ほのめかすにしても、そろそろ、もう少し強めの要素が欲しいですね。

でも、今回、取り扱う事件は面白い展開になっていますよ。

シンデレラは、みなさんご存知の童話です。継母と姉にいじめられていた少女が、魔女の力を借りて王子と結ばれる物語ですよね。シンデレラを演じているのは、アデル・マイヤーソン(ヴィクトリア・パク)という韓国人の少女。彼女は養母を殺した罪で服役しています。

怨恨にしても多すぎる37個の刺し傷。感情の抜けたようなアデルの通報。証拠のDNAは警察のミスによって証拠能力を失い、アデルのアリバイはあやふやなものです。体には格闘の跡に見えるあざがありますが、アデルはどうして付いたのか覚えていません。

さらに、彼女は事件直後に精神病院に入れられ、養母の葬儀に出席できなかったのが陪審に冷酷だという印象を与えてしまいました。ヴァイオレット(ニッキー・M・ジェームズ)の言う通り、アメリカの裁判で最も重要な事は物語。陪審の心をどう動かすかが勝負です。もちろん、心証が悪いアデルは有罪になりました。

養母には奴隷のように扱われていたというアデルは、まさにシンデレラそのものですよね。マデリン(ラシェル・ルフェーブル)を始めとするIDGは、さしずめ魔女の役でしょうか。王子役は、外の世界での自由になりそうです。シンデレラを檻から救い出すため、IDGの面々はいつものように全力を尽くします。

この事件にもゴア(ケルシー・グラマー)が絡んできましたね。彼は「アデルの弁護人を降りろ」と言っています。いつもはマデリンとの対決を楽しんでいるのに、どうも様子がおかしいんですよ。でも、「あいつは有罪だ」というのはいつも言ってることですし、単に選挙のことで焦っているだけかもしれません。

ドラマ『プルーブン・イノセント』は色々と考えさせられる所があって面白いのですけれど、物語としての起伏が足りませんでした。でも、今回はドラマティックなドラマになっています。

容疑者が次々と変わり、連続殺人鬼まで登場します。この連続殺人鬼カーター・レオポルド(ショーン・マイケル・サリヴァン)の演技にご注目。”態度が真剣すぎて妙だな”という疑念を、しっかりと視聴者に植え付けてくれましたね。

このエピソードは、IDGの完全敗北で幕を閉じます。しかし、今のところ、ナンバー1の面白いエピソードになりました。できれば、もう少し早めに、これをやって欲しかったですね。

気になる次回はこちら
プルーブン・イノセント第7話【究極の代償】

まとめ

海外ドラマ『プルーブン・イノセント 冤罪弁護士』第6話【殺しのシンデレラ】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

ドラちゃん
ドラちゃん
今回、ゴアの選挙資金を援助する人物ザーン役でジェフリー・ノードリングがゲスト出演してたよね。
カバ吉くん
カバ吉くん
彼は、ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のラリー・モス捜査官のイメージが強いけど、今回のヒゲ面も、なかなかいいぞ。

ひきつづき、第7話【究極の代償】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。