海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン2第2話【不完全女性】のネタバレ感想とあらすじをご紹介いたします。
また、ネットの反応や評価をまとめました。
前回の話はこちら
⇒ ハンドメイズ・テイルシーズン2第1話【ジューン】
ハンドメイズ・テイルシーズン2第2話ネタバレ感想とあらすじ【海外ドラマ】
第2話【不完全女性】
小説では、不完全女性には「アンウーマン」とルビが振られています。
簡単に言ってしまえば不妊の女性なんですけど、何度、見ても酷い言いまわしです。
大体にしてこのドラマの設定は、放射性物質と化学物質による汚染で極端に出生率が低下しているというものです。
つまり、不完全女性の方が多い設定になっています。
ジューン(エリザベス・モス)の様に妊娠できる女性は非常に貴重な存在で、それゆえに司令官クラスでなければ子供を作る―侍女を与えられる―権利も無いのです。
うーん・・・、ちょっとおかしいですよね。
どうして妊娠できる女性を妻として娶らないのでしょうか。
理由として考えられるのは、司令官の数に対して妊娠できる女性が圧倒的に少ないことでしょう。
これならば、侍女が2年ごとに一軒ずつ司令官の家を回る理由も説明できそうです。
まあ、これだとあぶれる司令官が出てしまうので、また別な問題が起きそうですけれど。
侍女だって、ただただ司令官の家を回り続ける訳に行きません。
3軒回ってだめならば、不完全女性としてコロニーに送られてしまうのです。
ですから、侍女の中でも妊婦は特に大切にされ、第1話では罪に問われない理由として挙げられるほどでした。
実は、出生率の低下は女性だけの問題でもないのですけどね。
さて、ジューンが、かくまわれた場所はボストングローブ社。
輪転機を見てお分かりの通り、新聞社です。
ここで最も注目のシーンは、なんと言ってもニック(マックス・ミンゲラ)との・・・ではなく、ジューンが処刑の跡を見つけた場面。
何が行われたのか気づいたジューンは涙を流すのですが、涙を流した右目をカメラから逸らし続けるんですよね。
そして何としても涙を撮影しようと、彼女をぐるぐる追い掛け回すカメラ。
気の強いジューンの悲しみと怒りを、分かりやすく表したシーンです。
彼女は口が悪い跳ねっ返りですけど、無残に散った人々に敬意を表すことは忘れません。
遺品を並べ、ろうそくを灯して神に祈りを捧げます。
キリスト教原理主義の神権国家に殺された人々に、こういう祈りはどうかとも思います。
しかし、ギレアドは原理主義過激派にありがちなねじ曲がった解釈で聖書を見てますからね。侍女制度だってその産物ですし。
少なくともジューンが捧げた祈りは真直ぐだったはずですから、多少の救いは有ったのだと信じたいです。
今回はコロニーでもストーリーが進んでいますね。
元大学教授で同性愛者、そして元侍女のエミリー(アレクシス・ブレデル)も、コロニーで強くたくましく生きています。
まあ、たくましいどころか化け物呼ばわりされることになるのですけれど。
次回からは、ギレアド脱出とコロニーの二つが同時進行して行きそうな雰囲気になりました。
ちなみに、エンドロールで流れる野球中継は、2013年のワールドシリーズです。
『フレンズ』のDVDが残っている事やジューンが侍女として生きた年数を考えれば、ドラマが西暦何年を舞台にしているのか予想できるかもしれませんよ。
気になる次回は
⇒ ハンドメイズ・テイルシーズン2第3話【配達】
ハンドメイズ・テイルシーズン2第2話のネットの反応や評価は?【海外ドラマ】
ハンドメイズテイルS2EP2、
カメラワークが尋常じゃない。
地獄観せられてんのにフレームの切り取り方が美しく過ぎて本当胸が苦しい。 pic.twitter.com/pcKH32gnrz— ろこ (@namakeningen) September 5, 2018
https://twitter.com/honnayoko/status/1037388439098863617
まとめ
海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル』シーズン2第2話【不完全女性】のネタバレ感想とあらすじをご紹介しました。
後半では、ネットの反応や評価をまとめてあります。
ひきつづき、シーズン2第3話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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