海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』第8話【挑戦者たち】(原題:Moonshot)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター3第7話【やり残したこと】
グッドドクター3第8話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン3第8話【挑戦者たち】
第8話は、ショーン(フレディ・ハイモア)とカーリー(ジャシカ・ニコル)のデートシーンから始まります。
ジェットコースターに乗る2人の表情を見比べてみましょう。
思いっきり楽しんでいるカーリーの横では、ショーンが恐怖に顔を引きつらせています。
これでも一応、本人はその恐怖を楽しんでいるらしいですけど。
ユニコーンのぬいぐるみを持ってご機嫌なカーリーと、いつものように唇だけを触れさせるキス。
そして、盛り上がった2人はついにベッドへ・・・と言っても、”触れるのは一度に1か所だけにして欲しい”と頼むようなショーンが、カーリーといきなり事に及べるはずもありません。
でも、カーリーはどうしても諦めたくないのです。
そこで、暴露療法を試すことにしました。
簡単に言ってしまえば、少しずつ慣らしていこうという事。
最初は15秒だけ2人でベッドに横たわり、休憩を取りながら徐々にベッドの中の時間を延ばすのです。
ショーンが隣にいるカーリーを意識するシーンは、異常なほどのクローズアップを使っています。
呼吸によって動く胸郭、画面いっぱいのまばたき、そして、強風が吹き荒れるかのようなカーリーの吐息の音。
この治療法が上手く行ったかどうかに関して、ショーンは「昨日の夜はどうだった?」と聞くパク(ウィル・ユン・リー)に答えています。
「僕は8秒しかもたなかった」
「怒った彼女は僕を追いだした」
いきなり、こんな話をしたら誤解されるのは当然です。
そして、この時のパクの表情が傑作ですね。
“俺はこんな時、どう慰めればいいんだ”と顔に書いてあるようです。
もちろん、この後、暴露療法の話になって誤解は解けるのですけれど。
ショーンが人と接触できないのは、何らかの恐怖を感じているから。
自閉症の症状だけに由来するものなのか、それとも、幼少期の体験がそうさせるのかは分かりません。
とにかく、彼は人と触れ合うのが怖いのです。
恐怖を感じているのは、初めての執刀が決まったモーガン(フィオナ・グーベルマン)も同じです。
いつものように大口を叩いていますけど、練習をしている彼女の表情は少し曇りがち。
他の3人が受け持ったものよりも遥かに難易度が高い手術を控え、さすがの彼女もプレッシャーに押しつぶされそう・・・かと思いきや、彼女が恐怖を感じる理由は他の事なのです。
そして、その理由は思っていたよりも深刻な物でした。
様々な人が、色々な恐怖と向き合う第8話。
恐怖を克服する方法は人それぞれですから、人によって対処が違うのも特徴的ですね。
真正面からぶつかって乗り越えようとする人もいますし、ショーンのように少しずつ慣れようとする人もいます。
避けて通るのも1つの手ですが、いつかは自分の恐怖と向き合わなくてはなりません。
とすれば、いつかモーガンも自分の抱える恐怖と向き合うことになるでしょう。
ただし、彼女が恐れているのは病気ではなく、リウマチを抱えた自分に向けられる同情の目なのですけど。
気になる次回はこちら
⇒ グッドドクター3第9話【不完全なハート】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』の第8話【挑戦者たち】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第9話【不完全なハート】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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