海外ドラマ『グッドドクター 名医の条件』第10話【勇気と犠牲】のネタバレ感想やあらすじをご紹介いたします。記事の後半では、ドラマの動画を視聴する情報をまとめました。
グッドドクター第10話のネタバレ感想とあらすじ
このドラマで、リック・アレンの名を聞くことになるとは思いませんでした。
リックはデフレパードのドラマーです。
デフレパードと言うバンドを知らない人がいるかもしれませんから、少しだけ紹介させていただきます。彼らは80年代を代表するイギリスのバンドです。
ブツブツ呟くようなメインのメロディーからパッと雲が晴れ、まばゆい光が差し込むようなサビのハーモニーが特徴になっています。この展開は何度聞いても素晴らしいんですよ。
途中でこのパターンをやめようとしたみたいですけど、やっぱりこのパターンこそがデフレパ節ですよね。数々の名曲と名盤は今も色あせず、リスナーの心をとらえて止みません。
さて、グラスマン先生(リチャード・シフ)が手術中に彼の話を出したのには訳があります。
リック・アレンは交通事故で左腕を失い、その後、見事に立ち直ったのです。
ドラムメーカーの全面協力もありましたけど、絶望のどん底から這い上がるためにどれほどの努力をしたかなんて、想像も出来ません。
現在、彼のドラミングを聞いて、腕の数を気にする人なんていないと思います。
何と言ってもリックは、片腕のドラマーじゃなくデフレパードのドラマーとして復活したのですから。
他にも、重い障害をものともせずに活躍している人を挙げてます。
今現在、脳の手術をしているボビーには重篤な後遺症が残るけど、きっと乗り越えるはずだし、そうあって欲しい。
そんな願いが滲み出るような素晴らしい手術シーンです。
ところが、ショーン(フレディ・ハイモア)は共感できないんですよね。
「自由、さもなくば死を(字幕版参照)」という言葉にも「手術に関係ない」なんて返す始末。
ボビーの容体が急変すると、その場にいる誰もが分かっているにもかかわらず「彼は死にかけてる」と説明を加えます。
もちろん、これはショーンが冷酷だという意味じゃないんです。純粋に、他人の気持ちをおもんぱかるという行為そのものが出来ないのです。
だから、グラスマン先生との間にも溝が出来てしまいます。
真剣に助けようとすればするほどショーンの態度は不快に感じるはずです。しかし、それでもグラスマン先生はショーンの才能と可能性を信じて向き合ってきました。
それなのに感情がたかぶってしまったショーンは、とうとうグラスマン先生に手を上げてしまうのです。
しかし、いくら感情がたかぶったとはいえ、ショーンの態度は変ですよね。単なる演出ではなく、パニックを起しやすくなったように見えます。
心は完全に閉ざされ、意固地だの頑固だのと言っていられるレベルではなくなってきました。
自立を認めて欲しいばかりに、必要以上に自分を追い込んでいるのかもしれません。
彼には、やっぱり専門家の助けが必要だと思います。
こんな感想を抱かせる、フレディ・ハイモアの演技が凄いのかもしれませんけどね。
次回はとうとうカウンセリングかと思ったんですが、ドライブしてカラオケ行ってキス?
一体、何が起きてるんでしょうか?
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター 名医の条件』の第10話【勇気と犠牲】のネタバレ感想とあらすじをご紹介しました。記事の後半では、ドラマの動画を視聴する情報をまとめてあります。
ひきつづき、第11話【思い出の作り方】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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