ジェニファー・ローレンス主演映画『ハンガー・ゲーム』【原題:The Hunger Games】(2012年)の動画フルを無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
ハンガーゲームの動画フルを無料視聴する安全な方法【映画】
下記のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、ジェニファー・ローレンス主演映画『ハンガーゲーム』のフル動画が見放題で配信されています。
U-NEXT | 〇 |
---|---|
Hulu | × |
FOD | × |
dTV | 〇 |
Amazonプライム | △ |
Netflix | 〇 |
(〇:見放題配信|△:有料配信|×:動画配信をしていない)
残念ですが、現在、Hulu(フールー)では動画配信されていませんでした。
Netflix(ネットフリックス)は、2019年12月3日に無料体験キャンペーンが終了しています。ですから、登録した時点で、通常料金が必要になりました。
※紹介しているVODサービスの情報は2021年12月29日時点のものです。現在は配信終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、最新の配信状況を各公式ホームページにてご確認ください。
映画好きにおススメできるU-NEXTの特徴
U-NEXTには、無料視聴できるトライアル期間が31日間あります。トライアル期間中に解約すれば無料(0円)です。一度、使ってみてから継続して契約するか判断できるので、ユーザーにやさしいシステムになっています。
さらに、U-NEXTの特典には31日間無料トライアルだけでなく、600円分のポイントがプレゼントされます。
U-NEXTは、公開年度の新しい映画が早い時期に動画配信されます。ただし、どこの動画配信サービスでも新作映画は、見放題ではなく、有料レンタル扱いです。
そんなとき、特典でもらえるポイント600円分を使うことで、公開年度の新しい映画をタダ(0円)で鑑賞することができます。
また、DVDレンタルのように借りに行ったり返却する手間はなく、好きなときに手軽に見ることができるんです。
そして、以下のシリーズ
- ハンガー・ゲーム2(2013年)
- ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年)
- ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年)
も見放題で動画配信中です。
だから、U-NEXTは映画が好きな方にとって最適な動画配信サービスといえるでしょうね。
>>U-NEXTで映画『ハンガーゲーム』を見放題で鑑賞する<<
ハンガーゲームはパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの?【映画】
下記のサイトに動画を無料で見られるようにアップされていることがあります。
- Pandora(パンドラ)
- Dailymotion(デイリーモーション)
ただし、最近では著作権違反ということで違法アップロードされた動画は削除されるまでの期間が短くなっています。
随時、サイトで確認すれば、新たにアップされた動画を見つけることができるかもしれません。
さらに、動画共有サイトには、次のようなリスクがあります。
画質が悪く、ウイルス感染する恐れもあるので、快適に視聴できるとは言えません。
もし、動画共有サイトで視聴するときは、自己責任でお願いします。
>>映画『ハンガーゲーム』の動画フルをU-NEXTで快適に視聴する
ハンガーゲームのネタバレ感想と評価【映画】
映画『ハンガー・ゲーム』は、各都市から選ばれた12歳から18歳までの男女24人が1人になるまで殺し合うという「ゲーム」を描いた作品です。
パネムという国家は、12の都市とキャピタルと呼ばれる首都からなり、12の各都市から選ばれた男女一人ずつ計24人の代表がキャピタルに集まり、ゲームに参加します。
ゲームはテレビ中継され、強いエンターテイメント性が加えられているのです。
また、各都市の代表は志願が優先されますが、基本的には抽選で選ばれます。
主人公カットニス・エヴァディーン(ジェニファー・ローレンス)は、炭鉱の労働者が住む第12都市の代表であり、妹プリムローズ(ウィロウ・シールズ)が選ばれたことに我慢ならず、代表に志願しました。
映画『ハンガー・ゲーム』の物語は、ゲームのように進んでいくためテンポがいいです。
また、子ども同士の命をかけた対決についても、直接、格闘するようなシーンはさほど多くはないため、観る者もゲームに熱狂するキャピタルの住民のような感覚で作品を楽しむことができます。
これは、本作品が単純に子ども同士の殺し合いの残酷さを表現することよりも、残酷なゲームが人々やパネムの政治に与える影響を描くことを重視しているからだといえるでしょう。
荒唐無稽な近未来ものと言ってしまえばそれまでなのですが、そのレベルにとどまっているのであれば、本作品が人々の共感を得ることはできません。
恐らく、映画『ハンガー・ゲーム』が提示する次のようなポイントが多くの人々の心を動かしているのだと思います。
一つは、ゲームのルールは人を殺す動機になるのかという問題です。
カットニスの行動を見てもわかるように、最後の1人に勝ち残らなくてはならないという強い決意はあっても、彼女は積極的に他者を攻撃しようとはしません。
彼女が攻撃性を発揮するのは、自分自身や自身の仲間が殺されそうになったときのみです。
他方で他の都市からの参加者の中には、ゲームに勝つための訓練を受け、志願して参加するプロと呼ばれる男女がいます。
彼らはゲーム開始当初から非常な凶暴性を発揮し、躊躇なく他の参加者を殺していきました。
そこにはゲームに勝つための訓練を通じて殺人鬼に育て上げられた子どもの姿を見ることができます。
訓練というよりは洗脳ととらえたほうがいいのかもしれません。
このゲームは人を殺すルールだからと言われ、頭では理解していてもなかなか実行できない、人間として当然の反応をするカットニスの姿にヒーローとしての資質を見いだすことができます。
また、洗脳によって殺人鬼になってしまったプロの姿に恐怖すると同時に、どこか残念な思いをするのです。
二つ目は、映画『ハンガー・ゲーム』には、さまざまな対抗関係が盛り込まれています。
キャピトルと他の都市の格差に見るような都市一極集中と、そこから生じる都市と地方の格差、大人が子どもを強制的にゲームに参加させるという世代間対立、あるいはキャピタルに住むのは富裕層で、都市に住むのは炭鉱労働者や漁業労働者というような階級間対立といった対抗関係です。
たしかに本作で描かれるような、非常に単純化された形での社会の構図は、現実の社会ではありえません。
しかし、こうした対抗関係で描かれた社会は、理解がしやすく、また、どこか一片の真実を含むため心に響くのです。
たとえば、コリオラヌス・スノー大統領(ドナルド・サザーランド)は炭鉱都市の人たちを「負け犬」と呼んで軽蔑します。
その言葉からは大統領自身が炭鉱都市の人間を自分とは異なる異質の人間と認識していることがわかりました。
また、キャピタルの人間がゲームの参加者を観るまなざしにも参加者を異質のものとして把握し、純粋なエンターテイメントと割り切ってゲームを観る傾向にあります。
こうした他者を異質なものととらえるまなざしからは、他者の痛覚を感じ取ることができない、あるいは無意識のうちにそうした痛覚を感じなくなる人間の本質が描かれているように感じるのです。
グローバル社会と呼ばれるような時代になってからだいぶ日が経ち、属性の異なる人々と接する機会が増えるようになった今日において、こうした異質な他者に対する痛覚を克服できているのかどうかを映画『ハンガー・ゲーム』は暗に問いているように感じます。
他方で、こうした異質なものというレッテルを貼られた側は、どう対処すればよいのかをカットニスの行動は体現していました。
それは強い意志を持ち、さらに信念を持った行動をしなくてはならないというものです。
カットニスの行動は、自身で正当化できない行動はしないとするものでした。
こうした行動が、やがて人々の共感を呼び、カットニスの存在を実像以上の大きなものにしていったのだと感じます。
まとめ
ジェニファー・ローレンス主演映画『ハンガーゲーム』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。