海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』第16話【心の解剖】(原題:Autopsy)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター3第15話【言葉ではなく】
グッドドクター3第16話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン3第16話【心の解剖】
今回は、とても珍しい事態から始まっています。
大抵は難しそうな症例が登場して、これからどうしようかという展開なのですが、オープニングの前に患者が1人、亡くなってしまうのです。
患者の死にどうしても納得できない点があるショーン(フレディ・ハイモア)は解剖を提案しますが、誰も彼に同意しません。
さらに、ショーンの周りの人間は、みな口を揃えたようにこう言うのです。
――カーリーとの別れに納得できない気持ちを、患者の死に納得できない気持ちとすり替えているんじゃないか――
恋人と別れるというのが初めてですから、確かにそういうすり替えもあり得ます。
しかし、ショーンにそんな器用な事ができるかどうかは疑問です。
1つの事にケリを付けないと次に進めない性質ですから、もしも、カーリーのことが気になっているのならば仕事が手につかないはずなんですよ。
そして、逆の場合も同様。
ショーンが患者の事を気にしているという時は、本当に患者の事で頭がいっぱいなのです。
さて、視聴者として気になるのは、やはりショーンがリア(ペイジ・スパーラ)に告白するかどうかですよね。
こちらは少々、厄介な問題です。
なぜならば、ショーンはこの告白に怖れを抱いているから。
カーリー(ジャシカ・ニコル)の所に行く時は、こんな怖れは感じていないように見えましたけど、リアへの告白は少し勝手が違います。
と言うのも、元同居人であり友人として付き合ってきた相手ですからね。
この居心地よい関係から一歩踏み込むというのは、結構、大変なことなのです。
下手をすれば友人としての関係すら終わりになり、結果はゼロどころかマイナスの可能性も有りますから。
さらに、ショーン本人も言う通り、カーリーよりもリアに対する愛の方が大きいからでしょう。
失う物の大きさが、そのまま怖れの強さに繋がっているんですね。
でも、ショーンはその怖れを乗り越え、ついに思いのたけをリアに語ります。
結果、前回と同じくショーンの涙で終わっています。
今回、一番きついのは、「僕が自閉症だから?」という問いにリアが答えられない事。
リアがショーンに対して何の感情も抱いてなければ「ごめん。やっぱり無理」とか言って終わりになったのでしょうけど、リアもショーンを愛していますから。
愛はありますけど、リアにはショーンを受け止めきれる自信が無いのです。
だから、彼女も後一歩、踏み込むことができないんですね。
その理由がショーンの自閉症だと分かっているけれど、それを言って傷つけるようなこともできません。
もし、深く傷つけてしまえば、ショーンを失ってしまうかもしれない。
だから、彼女は泣く事しかできなかったのです。
要するに、リアも怖れているんですよ。
傷つけることも、傷つくことも怖いのです。
ショーンとの距離が近づけば近づくほど、その危険性は大きくなりますし。
しかし、ショーンだって怖れを克服してリアに思いを告げたのです。
リアにできないはずは無いのですが、少々、準備が不足していただけ・・・と思いたいですね。
気になる次回はこちら
⇒ グッドドクター3第17話【修復の方法】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』の第16話【心の解剖】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第17話【修復の方法】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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