スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『アウトサイダー(The Outsider)』第4話【エル・クーコが来る】(原題:Que Viene el Coco)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ アウトサイダー第3話【謎の男】
アウトサイダー第4話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第4話【エル・クーコが来る】
2020年5月現在、ドラマ『アウトサイダー』はスターチャンネルのみで放送されています。
ドラマ本編が終了するとスタッフやキャスト、時には原作者のインタビューがおまけとして付いていますね。演出の事や役作りの事などを聞いているとドラマに関する理解がグンと深まるので、楽しみなコーナーです。
そこで、驚愕の事実が発覚。
前回から登場しているホリー・ギブニー(シンシア・エリヴォ)は、『ミスター・メルセデス』のホリー・ギブニーとは別人なんだそうです。
同姓同名ですし発達障害を抱えている所も同じなのですけど、あくまで別人。とすれば、彼女が青い、または黄色いメルセデスに乗っていなくても特に不思議はありません。
今回は、そのホリーが敵の姿に迫って行くエピソードです。
ドラマの発端となる、フランキー殺害犯として捕らえられたテリー。彼の前に姉妹殺しで捕まったヒース(マーティン・ブラッドフォード)。その更に前に子供を殺したマリア(ディアニー・ロドリゲス)までさかのぼる内に、ホリーは奇妙な事実に行き当たります。
3人とも同時に2か所で目撃されており、それぞれがいるはずではなかった場所で次の人物と接触していたのです。
マリアはヒースと、そしてヒースはテリーと接触しています。マリアがヒースに傷をつけたかどうかに関してはホリーの推測に過ぎませんが、かなり濃密に接触していたみたいですから、こんな風に傷がついた可能性もあるでしょう。
当然、殺人の衝動は感染するはずがありません。しかし、すでにドッペルゲンガーの話が出ているくらいですから、怪奇現象や怪物が登場してもおかしくない段階です。
その怪物は様々な名前で呼ばれています。タイトルにあるエル・クーコ、ホリーの故郷ではジャンビーと呼ばれ、ロシアではババ・ヤガ、アメリカではブギーマンとして有名です。
日本でも寝ない子供を連れ去って食べてしまう妖怪の話が色々ありますよね。東北地方では「もっこ」なんて呼ばれているアレです。小さな頃に親から聞かされて、怖い思いをした方もいるでしょう。
これらはいわゆる民間伝承なのですが、もし、その陰に本当の怪物がいるとすればどうでしょうか。クローゼットのモンスターや、泣き止まない子供をさらいに来る怪物が本当に存在するとしたら・・・。
今回のエピソードは、全体的に静かに進行しています。派手なシーンがあるわけでもなく、登場人物が声を荒げることもありません。この静けさが、怪物の怖さをジワジワと滲み出させていますね。
伝承になるほど古い時代から存在する怪物。
ホリーたちは名前の定まらない怪物を”それ―IT―”と仮に呼んでいますが、それは子供を食い殺すだけでは飽き足らず、その家族の悲しみまで食らうという凶悪さ。
普通の人間であるラルフ(ベン・メンデルソーン)やホリーは、この恐ろしい怪物を止めることができるのでしょうか。
気になる次回はこちら
⇒ アウトサイダー第5話【涙を飲む者】
まとめ
海外ドラマ『アウトサイダー』第4話【エル・クーコが来る】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第5話【涙を飲む者】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
アウトサイダーの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
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