スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第6話【母親】(原題:The Mother)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回はこちら
⇒ キャッスルロック2第5話【笑いの国】
キャッスルロック2第6話のあらすじとネタバレ感想【スティーヴン・キング海外ドラマ】
シーズン2第6話【母親】
タイトルは【母親】ですが、2人の母親が対峙するのはクライマックスですから、後に取っておきましょう。
まずはマーステンで起きていることに関してです。
エース(ポール・スパークス)がアニー(リジー・キャプラン)の隣で飲むシーンを見ると、まったく彼らしくありませんよね。自分を殺した相手と話す様子は随分と親しげですし、そもそもワインというガラじゃありません。
さらに、すっかり酔っぱらってしまったアニーをスターゲイザーロッジまで送り、優しくソファに寝かしつけています。映画『スタンド・バイ・ミー』では郵便受けをバットで壊し、ゴードン・ラチャンスたちから死体を奪おうとした不良少年はどこへやら。
エースは完璧な紳士になったのです。
どうやら、マーステンで死んだ人間は人格がすっかり変わっているみたいですね。変わるというより、死んだ肉体に別の魂が入り込んだといった方が良いでしょう。
アニーと穴に落ちた時、その下には”ダミアン”の棺がありましたから、今のエースはダミアンかもしれません。
牧師(アーロン・スタトン)に殺されたクリス(マシュー・アラン)も変わっています。エースとクリスの共通点は、どちらもワイン好きになってしまった事。ランベールやベルトランという名前も出てきますし、マーステンにはフランス系が多そうです。
彼らは4日後に起きる何かの準備を進めており、発端は400年前にさかのぼる事になるでしょう。
その鍵になる人物は、アミティ・ランベール。その器となるのがアニー・ウィルクスなのです。かなり大事な人物なので、エースは優しくしていたんですね。
そんな超自然的存在から狙われているとは全く知る由もないアニーを、もう1人の人物が追っています。それが普通の人間であるリタ(サラ・ガドン)です。
リタにとって、アニーなんて生きていようが死んでいようが構いません。愛する人を殺し、娘を奪い、自分に体だけでなく心の傷まで負わせた憎い女ですから。
しかし、地図に打たれたピンと張り巡らされた糸が、リタがずっとアニーの足跡を追っていたことを示しています。
娘のエヴァンジェリンは死体も見つかっていないし、生きているならばアニーと一緒にいる可能性が高い。奪われた娘を取り返すため、リタはFBIも見放した事件を追い続けていたのです。
チャンス(アビー・コリガン)――本名ジョージア・ラチャンス――のスマホからかけられた電話を頼りに、ついにアニーを見つけたリタ。
アニーに銃を突き付けて森の中を歩くシーンを見れば、リタがアニーを処刑するつもりだとハッキリ分かります。
観念して跪くアニーを後ろから撃つのかと思いきや、彼女は正面に回ります。前から撃つのは、その死に顔をしっかりと目に焼き付けるためでしょうか。それとも憎い顔に風穴を開けるつもりだったのでしょうか。
隙を見て逃げ出したアニーを再び捕らえたリタ。
そこに「ママ!」と声をかけた15歳の少女(エルシー・フィッシャー)は、果たしてジョイなのか、それともエヴァンジェリンなのか。
彼女は、見たこともない実の母親と、精神に問題を抱えた腹違いの姉でありながら、15年間を一緒に過ごした育ての母親のどちらを助けに来たのでしょうか。
驚きの結末はドラマを見ていただくとして、リボルバーの撃鉄を起こしたらすぐに撃った方が良いですね。ちょっとしたきっかけで暴発してしまいますから。
気になる次回はこちら
⇒ キャッスルロック2第7話【預言者】
まとめ
スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン2第6話【母親】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第7話【預言者】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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