ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン3第5話【掟】(原題:The Blue Wall)のあらすじネタバレと感想をまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ シェイズオブブルーシーズン3第4話【幻影】
シェイズオブブルーシーズン3第5話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン3第5話【掟】
ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』に出てくる警官を大雑把に言えば、2種類に分けられます。
ひとつは悪徳警官、もうひとつは悪徳になりきれず悩んでいる警官ですね。ウォズ(レイ・リオッタ)は悪徳警官の代表みたいな人物ですから、証拠のねつ造や暴力行為など、やりたい放題でした。
しかし、この悪徳ぶりで街を守っていたのも事実です。
すべてクリーンとは言えなくても、”麻薬を売っても良いけど子供は巻き込むな”等の掟があったのですから。これをを守っている間はお目こぼししてやり、もし、守らなければ、あらゆる手を使って潰す。
こうして、何とか秩序を保っていたのです。
ところが、ウォズがいない間に街は変わってしまいました。いつの間にか情報部が幅を利かせ、新しい秩序が生まれつつあります。けれども、この秩序の頂点に立つのはラムジー(ブルース・マクギル)ではありません。彼も使い走りの1人に過ぎなかったのです。
ここでカギになったのは、「DV男」ことエンリケ(ヴィクター・ターピン)。
何かにつけて保護対象という言葉で濁されてきた彼は、麻薬カルテルのボスの息子だったのです。今回も情報部が裏から手を回し、連邦政府の振りをして連れ出して・・・と思えば、そうでもなかったらしいですね。
このことで情報部が、強いんだか弱いんだか分からなくなってきました。
エンリケが本当に捕まってしまったことにより、麻薬カルテルは報復を開始します。まずは、直接、彼を逮捕したローマン(ダヨ・オケニー)とハーリー(ジェニファー・ロペス)に殺し屋が差し向けられたのです。
メインのストーリーはこんな感じで進みますが、ここに絡んでくるサブのエピソードも面白さでは引けを取りません。
まず、クリスティーナ(サラ・ジェフェリー)の薬物問題ですね。
彼女だけはクリーンでいて欲しかったのですけど、学生にまで薬物が蔓延しているアメリカではそうも行きません。誘惑が多すぎますし、クリスティーナは、まだ子供なのです。しかも、問題が発覚したのは偶然でした。
きっかけは情報部が「お前の娘を知ってるぞ」という警告のために車を止めただけなんですよ。
でも、クリスティーナのバッグにはアデロールが入っていました。ハーリーに直接、言うわけにもいかず、ウォズに助けを求めるクリスティーナ。何とか釈放された帰り道、彼女は薬が自分の物ではないと言っています。
しかし、相手は日ごろから嘘を見ているウォズなのです。
すぐに気付いたはずですが、直接的に「嘘をつくな」とは言いません。ウォズはクリスティーナの良心を信じ、本当のことを言うかどうかを任せたのです。もしも、ハーリーにこのことを隠すと言ったら、全力で庇ったでしょう。
その裏では薬を売った人間を探し出し、間違いなく落とし前を付けさせたはずです。
もう1つは、スタール(ウォーレン・コール)の動向です。
シリアルを口に運びながら、日課の覗きに精を出すスタール。3度の飯より好きという表現がありますけど、例え3食シリアルになったとしても、彼は覗きを止めないでしょうね。
日課の最中、スタールはハーリーを監視している車を発見します。最初は単なるライバルだと思ったのか、とりあえず声を掛けて様子をうかがっていますね。ここで、元FBIの勘が働いたのでしょう。
「ハーリーが危険だ!」と。
自分が監禁するのは良いけれど、自分以外がハーリーを傷つけるだなんて許せません。なんとも身勝手ではありますが、スタールの執着心がハーリーを救ったことも、また事実。ハーリーから安全や安心を奪うためには、一旦、それらを与えなければいけないのです。
でも、前を見れば麻薬カルテル、後ろを見ればストーカー。こんな状況では、命が守られたとしても安心して暮らせるはずがありませんけれど。
気になる次回はこちら
⇒ シェイズオブブルー3第6話【応報】
まとめ
ジェニファー・ロペス主演海外ドラマ『シェイズオブブルー ブルックリン警察』シーズン3第5話【掟】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第6話も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
今なら、見放題で、一気見できますよ。
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