ニコラス・ケイジ主演映画『パシフィック・ウォー』【監督:マリオ・ヴァン・ピーブルズ|原題:USS Indianapolis: Men of Courage】(2016年)の動画フルを無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
パシフィックウォーの動画フルを無料視聴する安全な方法【映画】
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パシフィックウォーのネタバレ感想と評価【映画】
映画『パシフィック・ウォー』は、第2次大戦末期、アメリカ本土からテニアン島まで原爆を輸送した重巡インディアナポリス号とその乗組員の運命を描いた作品です。
物語は、護衛無しの単独で原爆を運び、その後も護衛がないままフィリピン沖へ進撃する部分、次に日本の潜水艦によってインディアナポリスが撃沈され、乗組員が海上を漂流、多数の死者を出しながらも救出されるまでを描いた部分、そして、乗組員が本土帰還後、艦長が撃沈の責任を軍法会議で問われる部分の3つから構成されます。
確かに原爆を輸送した事実は、歴史的に重要なトピックではあるものの、無事に大きな問題も起きずに原爆輸送に成功したことから、意外に淡泊に描かれています。
映画『パシフィック・ウォー』が力点を置いているのは、むしろ撃沈された後の出来事である、乗組員の漂流とチャールズ・B・マクベイ3世艦長(ニコラス・ケイジ)の裁判の部分です。
乗組員たちの漂流を描いた部分では、絶えず襲ってくるサメとの戦い、そして、飢えと渇きやそこから生じる幻覚に悩まされる乗組員を描きます。
そこでは自分だけ生き残ろうとする本能をむき出しにする士官、逆に自らの身を犠牲にしても仲間を救おうとする兵士など、極限状況で見え隠れする人間の本性が描かれているのです。
しかし、ここではサメの恐怖ばかりが強調されすぎています。
船から漏れ出した重油や沈没していく船が起こす大きな渦など、サメ以外にも船が沈没した際に人間に与える被害は無数にあります。
映画『パシフィック・ウォー』には、こうした描写がないために、漂流シーンが安っぽいジョーズ映画のように見えてしまうのが残念です。
日本の潜水艦の脅威を過小評価し、護衛なしの単騎でインディアナポリスを派遣したことは明らかにアメリカ海軍指導層の失策です。
にもかかわらず、組織として責任をとることを避けたいアメリカ海軍が艦長1人に責任を負わせようとして軍法会議を起こしたことが裁判の部分では示唆されます。
この意味で艦長の軍法会議は、政治的思惑が見え隠れする、正義からはほど遠い裁判だといえます。
これに加えるならば、軍艦が沈没する際に艦長は船と運命を共にすべきという海軍の伝統的な暗黙のルールの影響をもう少し考慮したほうがよいように感じました。
ただの政治的思惑から艦長を罰することができるほど、アメリカ海軍の軍法会議は単純なシステムではないように感じるからです。
歴史上の埋もれた史実を発見し、これまで注目されてこなかった軍人たちを戦争の英雄として描くことが映画『パシフィック・ウォー』の狙いになります。
作品冒頭からインディアナポリス乗組員たちを英雄として描き、そこに何らかの感動を引き起こすべく、例えば恋人にプロポーズをしてから船に乗り組む水兵のエピソードなどが挿入されます。
彼らは日本にとどめをさす兵器の原爆を輸送することで対日戦勝利に貢献しました。
この意味で彼らを戦争の英雄として描くことに違和感はありません。
しかし、アメリカ海軍の作戦指導の失策によって、ろくな護衛もつかない任務を遂行した結果、撃沈されてしまったこと。
さらには政治的謀略により艦長1人に責任がおわされ、事件が隠蔽されてしまったこと。
あげくには、艦長が自殺するという痛ましい事件まで引き起こしていることを考えると、艦長をはじめとするインディアナポリスの乗組員たちは、英雄というよりもむしろ被害者です。
歴史上、第2次大戦は、アメリカの完全勝利に終わり、第2次大戦に従軍した兵士は英雄として称賛されなければならないというアメリカ社会に根強い歴史観が影響しているのかもしれません。
しかし、愚かな作戦指導の犠牲者すらも英雄と持ち上げる戦争のとらえ方は、あまりに作品を浅薄なものにしてしまったのです。
むしろ、乗組員たちを冒涜する結果となってしまうのではないかと思えてしまいます。
まとめ
ニコラス・ケイジ主演映画『パシフィック・ウォー』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。