海外ドラマ『ブラインドスポット4 タトゥーの女』第11話【ミステリー作家殺人事件】(原題:Careless Whisper)のあらすじネタバレと感想をご紹介いたします。
前回の話はこちら
⇒ ブラインドスポット4第10話【よみがえる亡霊】
ブラインドスポット4第11話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン4第11話【ミステリー作家殺人事件】
今回は、ミステリー作家のウインストン・ペア(ニール・へレガース)が殺害されるシーンから始まります。彼の作風は、架空の人物が実在の事件を解決するという物で、このスタイルでベストセラー作家にのし上がりました。
ジェーン(ジェイミー・アレクサンダー)が気づいた時計の音をきっかけに彼の原稿が見つかるのですが、そのタイトルは『ジェーン・ドウの謎』”。そこには、おなじみのメンバーをモデルにした物語がつづられていたのです。
いつもはテロリストを相手にしているチームですけど、今回の敵は連続殺人鬼。しかし、最も大きな問題は、誰かがチームの情報を小説家に漏らしていたことでしょう。内部に潜んだスパイを見つけ、さらに殺人鬼の凶行も止めなくてはなりません。
ちなみに、ペアが殺人鬼に殺された理由は、いかにもサイコパスらしいものでした。彼は小説の中で、このドラマ最大の禁忌にも触れていたのです。
リード(ロブ・ブラウン)が「ピーターソンの上の名前も正しい」と言っていますよね。この小説が出版されれば、パターソン(アシュレイ・ジョンソン)のファーストネームが公表されてしまうのです。
彼女のファーストネームは父親にも呼ばせないほどの秘密であり、ファーストネームを呼ぶ間柄になった男は次々に死んでいます。ドラマ『ブラインドスポット』に働く謎の力が、ペアを死に追いやった・・・。いえ、そんな訳ないですよね。
さて、「チームは殺人ミステリーの中にいる」というセリフ通り、小説の再現シーンを挟みながらストーリーが進行します。かなりおふざけが入った小説シーンと、真剣そのものの現実シーンの対比を楽しみましょう。
例えば、パターソンをモデルにしたピーターソンと、リッチ・ドットコム(エニス・エスマー)をモデルにしたリッチ・ドットビズ。
ピーターソンはIT企業の社長でもあり、胸を強調したスーツと15センチのヒールで登場します。リッチ・ドットビズも派手なスーツをまとい、妻も子供もいるのにピーターソンと浮気中。
このシーンでは、リッチがピーターソンの唇に指を当てるのですが、口に指を突っ込むつもりかと思うほど強く押し当ててるんですよね。
ジェーンは髪をリーゼント風にされてますし、カートはゴリゴリのマッチョマン。持っている銃も巨大で、しゃべり方もかなり変えた演技になっています。とにかく何もかも派手で、かつ大げさになっているんですよ。
やりたい放題の小説シーンに対して、現実は深刻な状況。ジェーンの病状はかなり進んでおり、片頭痛と耳鳴り、そして、視力にも異常が出ています。これはZIPの毒素が頭頂葉に達した証拠で、彼女にはあまり時間がありません。
ラストシーンでは、カートの涙が印象的ですね。あまりにもやりすぎな小説シーンの演技は、このための準備だったのかもしれません。
次回、リッチがこだわっている”秘密の書”が、ジェーンを救うカギになってくれれば良いのですけれど。
気になる次回は
⇒ ブラインドスポット4第12話【「秘密の書」をめぐる冒険】
ブラインドスポットの動画を視聴する安全な方法【海外ドラマ】
現在、ブラインドスポットシーズン4は、WOWOWで毎週、オンエア中です。
また、VOD(ビデオオンデマンド)サービスで、海外ドラマ『ブラインドスポット タトゥーの女』シーズン1の全23話、シーズン2の全22話、シーズン3の全22話を動画配信しています。
詳しい動画情報は、以下に詳しくまとめました。
まとめ
海外ドラマ『ブラインドスポット4 タトゥーの女』の第11話【ミステリー作家殺人事件】のあらすじネタバレと感想をご紹介しました。
ひきつづき、シーズン4第12話【「秘密の書」をめぐる冒険】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。