映画『GODZILLA ゴジラ』【監督:ギャレス・エドワーズ|原題:Godzilla|上映時間:123分】(2014年)の動画フルを無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
GODZILLA ゴジラ 2014の動画フルを無料視聴する安全な方法【映画】
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GODZILLA ゴジラ 2014はパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの?【映画】
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GODZILLA ゴジラ 2014のネタバレ感想と評価【映画】
映画『GODZILLA ゴジラ』は、ハリウッドによるゴジラシリーズのリブートです。
ハリウッドが制作していることから、当然のことながら日本人や日本に関する描写には若干の違和感があります。
しかし、今日のアメリカ人の日本理解を投影したものと考えると、一昔前のアメリカによる日本理解のあり方がだいぶ進んできたことをうかがえました。
また、ゴジラが日本発祥の怪獣であることや、原発のメルトダウンという実際に日本で起きた事件を踏まえた世界観の設定に、かなり日本版のゴジラを意識した作品であることを感じます。
映画『GODZILLA ゴジラ』では核をエネルギー源とするムートー(M.U.T.O.)と呼ばれる怪獣2体をゴジラが追跡、打ち倒すというストーリーになっています。
※M.U.T.O.は、Massive Unidentified Terrestrial Organism(未確認巨大陸生生命体)の頭文字をとった略称です。
2体のうちの1体のムートーは、日本の原発からハワイ、アメリカ本土へ移動します。
そして、アメリカ本土のネヴァダに現れた、もう1体のムートーとサンフランシスコで合流しました。
ゴジラはハワイ以降、執拗にムートーを追跡し、サンフランシスコで2体を打倒することに成功します。
ここではゴジラの執拗な追跡が印象的なのですが、なぜゴジラがここまでムートーに執着するのかは最後まで明らかにされないまま物語は終わりました。
サンフランシスコでのムートーとの対決に見られるように、ゴジラは命がけでムートーを倒そうとします。
ゴジラの激しい怒りとそこから生じる残忍さと執念深さが存分に感じられました。
ムートーの破壊力の前に全くの無力である人間にとって、こうしたゴジラの姿は救いの神のように映ります。
また、怪獣間の掟を破ったムートーに対して激しい鉄拳制裁を下しているようにも見えました。
ゴジラの意図をめぐってはいくらでも解釈が可能です。
ゴジラを多用に解釈する余地を持たせるために、あえてゴジラの意図をぼかし、全く得体の知れない存在として描いたのかもしれません。
仮にゴジラを人類の救済者として描くと、物語全体がヒーローものとしての性格を帯びてしまいます。
しかし、あえてそうしないことにより、ゴジラが人類の救済者としてではなく、人類に対して怒れる警鐘を与える者としての性格も付与されるといえるでしょう。
映画『GODZILLA ゴジラ』における人間の存在は、核兵器によって怪獣を退治しようとする行動はあるものの、あくまでも傍観者という位置づけです。
人智によっては対抗し得ない力を持つ怪獣の前では、あまりに人間は無力です。
また、すでに述べたように、ゴジラの意図は明らかになりません。
ここに、テロや戦争といったものとは異質な脅威として怪獣をとらえることができます。
人類に大きな被害をもたらすものの、被害を与える側の意図がまったくわからない不気味な存在という意味で、怪獣は自然災害になぞらえることができるかもしれません。
作品序盤の原発跡地にムートーが隠れ住むという設定は、こうしたことを示唆しているように感じました。
また、災害大国日本からこうした怪獣が現れるというストーリーも、怪獣を自然災害になぞらえようとしていることをうかがわせます。
また、続編にあたる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(原題:Godzilla: King of the Monsters)が2019年5月31日(金)から公開予定です。
まとめ
映画『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。